番外編：静岡ホビーショー2015でMINIを探してみた

2015年5月14～17日に開催された、国内最大規模の模型祭り「第54回 静岡ホビーショー」に行ってきました。ほんのちょっとだけ、MINIネタがありましたので、イベントレポートと称して紹介します。

このイベントは、静岡市で毎年開催されていて、毎回7万人以上が来場するビッグイベントです。最初の2日間がバイヤー向けの招待日で、後ろの2日間（土/日）が一般公開日になります。

メーカーブースと世界最大級の模型作品展

主な内容は、新作のプラモデル・ラジコンカーの展示や、モデルガンなどの体験コーナーが用意されたメーカーブースと、全国の模型ファンが作品を持ち寄る合同作品展の2つです。

会場の半分以上を占めるのが、70社以上の国内メーカーによるブースです。とにかく凄い来場者数で、ぶつかりながら進む感じです。静岡市に本社をおくタミヤのブースがもっとも大きく、ラジコンカーのデモンストレーションや最新のミニ四駆が展示されていました。

世界から集まった作品は8700点以上

世界最大級の出品数をほこるモデラーズクラブ合同作品展が、メーカーブース以上に活気がありました。第26回目となる今年は、国内のクラブと台湾や韓国などの海外クラブを合わせて235クラブが参加して、8,700点以上の力作が展示されたそうです。本当に沢山の作品があって圧巻です。真面目に全部見るとクビが痛くなります。

これだけあれば「必ずMINIがあるはずだ！ いや、ないと困る（記事にならない）」と、宝探しのようにMINIを探してみました。結論から言えば、非常に少なかったのですが、MINIをテーマにした作品が2点だけありましたので、ご紹介します。

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やっぱり絵になるクラシックミニ！

細部まで作りこまれたミニ ピックアップの作品。映画のワンシーンを切り取ったような素晴らしい完成度でした。

写真を見て気が付いたのですが、地面にオイルが漏れていますね。実に「リアル」です。

時の流れを感じさせる、くすんだホワイトルーフ。

水しぶきを上げる WRC ミニクロスオーバー

こちらはWRC（世界ラリー選手権）に参戦するミニクロスオーバーのワンシーンを再現した作品。ワイルドに水しぶきをあげちゃってます。

ミニカーは、おそらくスパーク製の1/43スケールだと思います。ラリー仕様のミニカーは、風景がつくとグッと魅力が増していい感じですね。

関連：全日本ラリー参戦！ MINIクロスオーバー

その他

こちらはモデラーズクラブの作品ではなく、木合板と厚紙で作られたジオラマ組み立てキット（1/24 イギリスの紅茶屋さん）の作例。このオシャレなCafeの店先にミニがいました。絶妙な質感で「コレほしい！」と思いましたが、ミニは非売品のようです。

この超ゆるいミニも売り物ではなく、ミニカーなどを飾るコレクションケースに、サンプルとして飾ってありました。ゆるくても存在感はバツグンです。

MINIネタは以上です。

もしかしたら、見落としているものもあるかもしれませんが、思ったよりも少なくてMINIファンとしては残念でした。

あとは普通のホビーショーをお楽しみください。

1. 新製品が目白押し！メーカーブース

ガンダム

大人気のバンダイブースにある、壁一面のガンプラ。中央のデンドロビウムが巨大すぎるアピール。

ファーストガンダム。MINIオーナーは、この世代が一番多いのかな？

マクロス ゼロ

グレーホワイト＆グラファイトに、イエローアクセントがカッコイイ。ロボットのカラーリングは、MINIをカスタマイズするときの参考になりますね。

アクションふなっしー

学校のプラモデル

懐かしの学校をテーマにしたプラモデル。個人的に「理科室の机と椅子」がツボです。（ハセガワ フィギュア用アクセサリー）

ラジコンカー

ラジコンもデイライト化！？

JCWカラーの農業用トラクターに乗るくまモン。外側にサイドメンバーを備えて剛性がアップしているとのこと。あと、ウイリーできます。（タミヤ RCトラクター くまモンバージョン）

ミニカー

バスコレ走行システム

路線バスが道路を走るだけのシステムなのですが、バスの動きが妙にリアルで、なぜかしばらく見てしまう面白さがあります。ぜひ動画で。

ペーパークラフト

ジブリのペーパークラフトは大人気でした。原作のやさしいカラーリングや雰囲気が忠実に再現されています。（さんけい ジブリシリーズ）

円盤を積んでいくとトトロが完成。

紅の豚 ホテルアドリアーノ 14,040円

千と千尋の油屋は、64,800円！(；ﾟДﾟ)

スターウォーズ

ダースベイダー率いるストーム・トルーパー軍団。記念撮影的なフォーメーションで来場者の笑いをとっていました。

先生と生徒にしかみえない。よく見ると、1人だけ違うポーズの生徒がいます。なにか失敗したようです。

アメコミヒーロー

静岡のヒーロー

徳川家康公没後400年を記念して作成された1/6スケールの家康フィギュア。10万円で買えます。

2. モデラーズクラブ作品展からピックアップ

木製のガンダムとグフ

ジブリ

その他

3. ド迫力！自衛隊の車両展示

ホビーショーの入口には、自衛隊の広報コーナーが設けられています。普段、近くで見ることができない自衛隊の車両も展示されていて、お父さんと子どもに大人気です。

今年の主役は、写真の軽装甲機動車でした。機能性を最優先して、余分なものを徹底的にそぎ落としたデザインは、本当にカッコよくて迫力がありました。ちなみに、子どもはボンネットに乗って写真撮影OK。

軽装甲機動車は4人乗りで、車重は約4.5トン、最高速度は100km/hです。全長は4.4m、全幅は約2mです。クロスオーバー（R60）より25センチ長くて、21センチ幅広です。あえて、次期クラブマン（F54）と比べると、18センチ長く、16センチ幅広です。(；ﾟДﾟ)(；ﾟДﾟ)

最後の1枚は、足回りマニアな方へ。