待望！EX-FORMオリジナル MINIエンブレムの補修ステッカー発売

プロショップのEX-FORM（エックスフォルム）から、BMW MINIのエンブレムを補修する「純正エンブレム リペアステッカーセット」が新発売。

これまではエンブレム中央のステッカーが剥がれ落ちてしまった場合、エンブレム本体の交換が必要だった。だが、このリペアステッカーを使えば、ステッカー部分のみを補修することができる。エンブレムを交換するよりも圧倒的な低コストで補修が可能だ。

価格は、1,800円（税別）。

MINIのエンブレムは消耗品！？

MINI初心者の方は驚くかもしれないが、MINIやBMWのエンブレムは、経年劣化によって上記写真のように中央部分が剥がれ落ちてしまう。

筆者が最初に所有したMINIは、5年目でフロントのエンブレムが剥がれ、その2か月後にリアのエンブレムも剥がれた。円のフチの部分が微妙に浮き上がってきたら剥がれるサイン。いっけん、コレはコレで面白いかなとも思えるが、エンブレム中央にステッカーが無いと思いのほかクルマが古く見えてしまう。

これはレアケースではなく、例えば中古車店に並ぶ古い年式のMINIのエンブレムも剥がれていることが多い。MINIの駐車環境にも左右されると思うが、エンブレムは「いつかは剥がれる消耗品」と思っていたほうがショックは少ない。

剥がれてしまっても安価に補修できれば問題ないのだが、純正パーツでステッカー部分のみは販売されていないため、約6,000円するエンブレム本体の交換が必要になる。ディーラーに「真ん中の部分だけ売ってないんですか?」と聞いたのは筆者だけではないはず。

そんな背景があってのリペアステッカー登場は、まさに待望の商品といえる。エンブレム交換はお金がかかるので、とりあえずそのままにしていた方にも朗報だ。

純正エンブレムとの比較

左：リペアステッカー　右：純正

気になるのはリペアステッカーの再現性。左の写真はリペアステッカー、右の写真は新品の純正エンブレム。

リペアステッカーは純正に比べて、ロゴや外周のラインが若干太めに見えるが、全体的な再現性は必要十分なレベル。大きな違いはシルバー部分の質感だろう。純正はベースのクロームメッキを透過しているため、ロゴと外周ラインは艶のある輝きを放っている。この点だけは、あらかじめ理解しておきたい。

エンブレム交換の半値以下で補修が可能

リペアステッカーのメリットは、安価で補修ができる点にある。そこで、純正エンブレムと交換した場合と比べて、どれくらいのコストカットができるのかまとめてみた。

以下の表は「R56において、ディーラーでフロントとリアのエンブレムを交換してもらう場合と、リペアステッカーをオンラインショップで購入して自分で張り付けた場合」を想定した費用。

リペアステッカーは、エンブレム交換に比べて約三分の一の費用で補修することができる。完全に元通りになるわけではないが、お得感は十分に高い。

なお、純正エンブレムの工賃はあくまで目安となるが、エンブレムの付け替えは難しくないので自分で行えば節約も可能だ。純正エンブレムの交換方法は「簡単DIY！MINIエンブレムの交換方法」で詳しく紹介している。

リペアステッカーの耐久性は未知数だが、次の車検で乗り換えを予定しているようなタイミングでは、それまでのつなぎとしてベストチョイスではないかと思う。

製品詳細

ブラックベース（純正タイプ）

レッド＆ブラック

EX.FORM オンラインショップ

• リペアステッカーセット 純正タイプ
• リペアステッカーセット「レッド/ブルー/グリーン」