輸入車初!BMW&MINIが救急自動通報システム「D-Call Net」に対応
ビー・エム・ダブリュー株式会社は、日本国内で新車として販売する全てのBMWモデルおよびMINIモデルが、救急自動通報システム「D-Call Net(ディーコールネット)」に、2024年11月1日から対応すると発表。
さらに、最新モデルだけではなく、一部のモデルを除いて過去に販売した約40万台のBMWモデルおよびMINIモデルも対応する。
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救命活動の迅速化で救命率が向上
ドクターヘリやドクターカーが必要となる万が一の事故の際、従来は、救急隊が現地へ赴き状況を確認してからドクターヘリやドクターカーを要請していたが、今後は、事故が起きた際に自動でドクターヘリやドクターカーの必要性を判断することができる。
救命活動の迅速化で、治療を開始するまでの時間が短縮し、救命率が向上して後遺症の軽減が期待できる。
当システムは国内メーカーに導入済みのものとなるが、輸入車ブランドとしてはBMWとMINIが初となる。
「D-Call Net」ってなに?
「D-Call Net」は、一般的にAACN(Advanced Automatic Collision Notification)と呼ばれる、車両のコネクティッド技術を活用した救急自動通報システムの一つである。
交通事故発生時に車両のデータを国内の事故データ約280万件をベースとしたアルゴリズムに基づき自動で分析、死亡重症率を推定し、全国約720か所の全消防本部と、全国のドクターヘリ基地病院のほぼすべて(46道府県、55機、64病院)に通報(2024年10月現在)。ドクターヘリやドクターカーの早期出動判断につなげ、交通事故での救命率向上を目指すものである。
参考動画
「D-Call Net」実働訓練
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