MINIのナンバープレートをスタイリッシュに変える「ナンバースモーラー」
クルマのエクステリアで妥協せざるを得ないのがナンバープレート。フロントとリアの最も目立つ場所に飾られる、この白くて味気ないプレートは、美しくスタイリッシュなクルマをちょっと残念なデザインにしてしまう。とりわけデザインにコダワリの強いMINIオーナーにとっては、できるものなら解決したい課題だろう。
そんな悩みを解決してくれるカスタムパーツが、カーナビ関連のアフターパーツでお馴染みの「ナビ男くん」から新登場。その名は「ナンバー・スモーラー」。ナンバープレートの余白を覆い隠す新発想のフレームで、ナンバープレートを目立たなくすることができる優れモノだ。
ナンバースモーラーの価格は、1,980~9,600円(税込)。
新発想フレームでナンバープレートが「25%」小さく見える!
平成28の新基準に適合済みで、車検もOK
ナンバースモーラーは、ナンバープレートの表示スペースを平成28年に改正された新基準で許される限界まで縮小することによって、面積を「25%」も削減。ひと回り小さくなったナンバープレートは、以前よりも目立たなくなり、ボディとの一体感も強くなる。
市販されている多くのナンバーフレームは、クロームメッキやカーボン調、ブランドロゴなどで装飾され「ナンバープレートをリッチにする」アイテムだが、ナンバースモーラーは、その逆で「ナンバープレートの存在感を消す」という狙いで開発された。独創的なデザインが魅力のMINIにとっては、後者の発想は非常に相性がいい。
前用ナンバーのフレームと、後ろ用ナンバーのフレームは、一部が異なる形状となっているため別々の商品となる。素材は高品質な耐熱性樹脂を使用しているため、歪みや経年劣化にも強い。
取り付け方法は、標準のナンバープレートを固定しているボルトで友締めするだけなので、誰でも簡単に装着ができる。
MINI専用ボディカラーでオーダー塗装可能!
「ボディ同色/マットブラック/ピアノブラック」から選択
ナンバースモーラーのカラーは、完成品の「マットブラック(艶消し黒)」と「ピアノブラック(艶黒)」の2つに加えて、MINI専用のボディカラーでフルオーダー塗装ができる「PROセット」が用意されている。受注生産となるため、納期は7から10日ほど必要だが、自動車塗装の職人が仕上げるため、クオリティに不安はない。
注文方法は「オンラインショップ」の「PROセット」オーダーフォームで、車のメーカー「MINI」を選択して、注文時の要望欄に「ボディカラー名」と「色番号」を入力するだけでOK。「ペッパーホワイト」や「ボルカニックオレンジ」、メタリックの「エレクトリックブルー」や「サンダーグレー」など、MINIでお馴染みのカラーで塗装されたフレームを購入することができる。
F系MINIの場合、前用のナンバーフレームはフロントバンパーのブラックパーツに合わせて「マットブラックかピアノブラック」、後ろ用のナンバーフレームは「ボディ同色」とするのがベーシックな選択となる。ただし、クロスオーバーはフロントのデザインが異なるため、標準フロントバンパーには「ボディ同色」、ピアノブラックのALL4エクステリア バンパーには「マットブラックかピアノブラック」という選択になりそうだ。
装着イメージ
前用ナンバーフレーム/ピアノブラック
- 装着前
- 装着後
- 装着前
- 装着後
写真は、クラブマン(F54)のフロントナンバープレートに、「ピアノブラック」のナンバースモーラーを装着したイメージ。ナンバープレートの面積が25%削減されている効果はハッキリと認識できる。プレートの白い領域がひと回り小さくなったことによって、存在感が低下し、なおかつピアノブラックのフロントバンパーと一体感が生まれている。装着後の写真をしばらく見た後に、装着前の写真に目を戻すと、従来のナンバーが妙に大きく見えるのが面白い。とくにブラック系のディープカラーでは、その効果が大きいと感じる。
ただし、ピアノブラックのフレームの場合、フロントバンパーとの一体感は強いものの、光沢のあるフレームはかえって目立ってしまうかもしれない。フロントの最前面という位置もそうさせる。純粋にナンバープレートを目立ちにくくしたい場合は、「マットブラック」のほうが効果的かもしれない。
また、フロントバンパーが未塗装のマットブラックとなる、3ドア/5ドアのワンや、クラブマンのワンの場合も、バンパーカラーに合わせてマットブラックを選択したい。
後ろ用ナンバーフレーム/ボディ同色
- 装着前
- 装着後
- 装着前
- 装着後
写真は、ミニ5ドア(F55)のリアナンバープレートに、「ボディ同色:エレクトリックブルー メタリック」のナンバースモーラーを装着したイメージ。こちらもナンバープレートの白い領域が小さくなり、目立ちにくくなっているのが認識できる。
装着前は、「左テールランプ、ナンバープレート、右テールランプ」の3つが、同等の存在感を放っているが、装着後は、左右のテールランプが主役となり、ナンバープレートは一歩さがった印象となっている。余談だが、ナンバープレートのフレームひとつで、リアフェイスのバランスを変化させることができる点に、ドレスアップの奥深さを改めて痛感。
前用&後ろ用ナンバーフレーム/ボディ同色
写真は、ミニクロスオーバー(F60)のフロントとリアのナンバープレートに、「ボディ同色:アイランドブルー メタリック」のナンバースモーラーを装着したイメージ。狙い通り、ボディとの一体感が高まっている。フレーム形状がシンプルなデザインのため、純正のナンバープレートかと思うくらい自然だ。
車高の高いクロスオーバーのリアナンバーは、他のモデルよりも高い位置にあって目立つため、効果は一段と大きい。「クロスオーバーのリアには、ボディ同色フレームがマストアイテム!」と言いたくなるほど、筆者にはベストマッチに映っている。
カラーラインナップと価格
ボディカラーのオーダー塗装は、9,600円
気になるオーダー塗装の価格は、ナンバースモーラー本体込みで「1個 9,600円」。未塗装が「1,980円」となるため、オーダー塗装費用は実質「約7,600円」となる。オーダーの手軽さを加味すれば、なかなか良心的な価格だ。
ナンバー スモーラー |
カラー | 価格(税込) フレーム1個分 |
---|---|---|
前用フレーム 後ろ用フレーム |
マットブラック(艶消し黒) | 3,300円 |
ピアノブラック(艶黒) | 4,100円 | |
MINI専用ボディカラーでオーダー塗装 (MINI PROセット) |
9,600円 | |
未塗装 | 1,980円 |
例えば、前用フレームを完成品の「マットブラック」、後ろ用フレームを「ボルカニックオレンジ」でオーダー塗装すると、合計「12,900円+送料」となる。自分で取り付けができるため工賃が不要な点や、ドレスアップ効果を考えるとコストパフォーマンスはなかなか高い。
※注意:価格は2017年6月時点のものです。
追記:2021年7月に商品リニューアル!
ネジ隠しの部分をホワイト化してスマートなルックスに進化
ネジを隠す爪がナンバーと同色の仕様に変更。ナンバー領域がホワイトで統一され、さらにスマートな印象になった。
進化した「ナンバー・スモーラーIII」の装着イメージ
スマッシュヒット作の「ナンバー・スモーラー」が、2021年7月にモデルチェンジを果たし「ナンバー・スモーラーIII」に進化。
従来の利点はそのままに、ネジを隠す爪の部分をナンバーと同じホワイト仕様に変更。これによって、ナンバー領域に無駄な出っ張りが無くなり、よりスマートなルックスに改善した。
もちろん、平成28年に規定された「ナンバープレート表示の新基準」や、2021年10月から適用のナンバープレートの表示に関わる新基準にも適合する。
公式オンラインショップ
ナンバース・モーラーIII
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