ラッピングでMINIのルーフカラーをチェンジ! by クレイジーカラーズ

ミニクーパーのラッピング

MINIのカラーリングが楽しいのは、オーナーの好みに合わせてルーフカラーが選択できるから。明るいホワイトルーフはポップで軽快なイメージに、ブラックルーフは精悍かつ低重心のプロポーションに魅せます。

しかし、隣の芝生は青く見えるもの・・。例えばホワイトルーフのMINIに乗っていると「ブラックルーフもいいなぁ」、その逆にブラックルーフに乗っていると「ホワイトルーフもいいなぁ」という想いにかられることも少なくないでしょう。

もちろん、ボディカラーによっては迷うことなく「ブラック or ホワイト一択」ですが、ブレイジングレッドエレクトリックブルーなどの鮮やか系のカラーには、ブラックルーフとホワイトルーフのどちらも魅力的です。

そんな「ルーフカラーを変えたいかも!」と思ったときに検討したいのが「カーラッピング」です。カーラッピングならば、ルーフを塗り替えることなく気軽にルーフカラーを変更することができます。

カーラッピングとは?

ミニクラブマン ラッピング施工

photo credit:MINI Milano

カーラッピングは、耐久性の高い専用フィルムを使用して、車体全体や各種パーツを包み込み、カラーや質感を変更するドレスアップ技術です。写真は、チェック模様のラッピングフィルムをクラブマン(F54)に施工しているところです。

ラッピングは、塗装と違ってフィルムを剥がせば、完全に元の状態に戻すことができますので、気軽にカラーチェンジが行えます。オリジナルカラーでドレスアップしても、純正カラーに戻せば、売却時のマイナス査定も心配いりません。

そのため、塗装よりも思い切ったカラーを選ぶことができます。つまり、MINIを着せ替え感覚でカラーコーディネートOK!です。

MINIを自在にデザインするプロ「クレイジーカラーズ」

カーラッピング・ボディーコーティング専門店 クレイジーカラーズ

そこで、カーラッピングの黎明期から技術を磨いてきた東京都台東区にあるカーラッピング・ボディーコーティング専門店「クレイジーカラーズ」さんの施工例をご紹介します。

クレイジーカラーズさんは高い技術はもちろんのこと、MINIのラッピングやストライプの施工実績が豊富で、ハッチバックからクロスオーバー、クラブマンまでオリジナリティあふれるMINIを数多く手掛けています。つまり、MINIファンの好みを最も理解しているプロショップの1つといえるでしょう。

カーラッピングでルーフカラーチェンジ!

MINI5ドアのホワイトルーフをブラック化

F55 ミニクーパーS ルーフラッピング

写真は、MINI5ドア(F55)のルーフをラッピングして、ホワイトルーフからブラックルーフに変更した施工例です。ブラックルーフによって、クルマ全体のイメージが大きく変わっていますね。とくオプション装備のブラックホイール(JCWパッケージ)とブラックルーフのコラボによって、ブラック&レッドの2トーンカラーが鮮明になっています。ホワイトルーフの楽しいポップなイメージを手放して、精悍でスポーティなイメージを手に入れたカラーチェンジですね。

そして・・、ブラックルーフに飽きてしまっても、元のホワイトルーフに戻すことができます。これがラッピングの最大の魅力です。しかも、ラッピングフィルムはボディの保護にもなっているので、フィルムを剥がせば、施工前のカラーにキレイな状態で再会できます。

MINIはもともとカスタマイズを楽しめるクルマですが、カーラッピングの「後戻りできるメリット」は、「やっちゃおうかな」というカスタム魂を後押ししてくれますね。

美しい光沢を放つグロスブラックフィルム

F55 ミニクーパーS ルーフラッピング ブラック

グロスブラック(艶黒)のフィルムでラッピングしたルーフは、純正のブラックルーフと比べても見劣りしないデキ。MINI5ドアの特徴でもあるルーフ両サイドのキャラクターラインも消えていません。なお、ブラックルーフのMINIには、グロスホワイトのフィルムで同様にホワイトルーフ化ができます。さらに、マットブラック(艶なし黒)のフィルムも選べるので、純正とはひと味違うレーシーなブラックルーフも実現可能です。

ディテールまで完璧な仕上がり

F55 ミニクーパーS ルーフラッピング リアスポイラー

ラッピングといっても、単純に上から包み込んでいるだけではありません。クレイジーカラーズさんでは、塗装と変わらないクオリティーを実現するため、必要に応じて周辺のパーツを取り外し、奥の隅々まで施工しているとのこと。複雑な形状のJCWリアスポイラーやルーフとボディの境界も、ラッピングを感じさせない仕上がりです。

高い技術と経験、そしてなによりもMINIの施工実績がものを言うポイントでしょう。

ボンネットエアインテークもラッピング

F55 ミニクーパーS ボンネットエアインテークのラッピング

ボンネットのエアインテーク部分もラッピングでブラック化されています。このようなパーツレベルのカラーチェンジもラッピングが得意とするところです。パーツを取り外して施工しているので、エアダクトの内側まで完璧にラッピングされていますね。

ちなみに、エアインテークをカーボン化したい場合のドレスアップパーツとして、純正のJCWアクセサリーに「John Cooper Works Pro カーボンエアインテーク」が用意されていますが、定価で約6万円(8%税込)する高価なパーツとなっていますので、なかなか手が出ないこともあると思います。そんな時は、カーボン柄がデザインされたフィルムでラッピングすれば低コストで代用(簡易レベル)することができます。このように、カラーだけではなく質感も変えることができるのも、ラッピングのメリットの1つです。

このほか、ヘッドライトリングなどのクロームメッキパーツや、F系のクーパーSにおいてはフロントグリルのフィンが、定番のラッピングポイントになっています。

グリルフィンのカラーチェンジやブラックアウトについては「MINI F56/F55 フロントグリルフィンのカスタム」でカラーシミュレーションしているので、ぜひ参考にしてみてください。

約150種のカラーバリエーション

ルーフラッピング カラーバリエーション

ラッピングのフィルムは、約150種類(剥離可能フィルムの場合)のカラーバリエーションから選ぶことができます。レッド系からグリーン、ブルー系まで絵の具を選ぶように好きなカラーのフィルムを使用できます。とはいえ実際には、ブラックやホワイト、またはクラブマンなどのルーフカラーに設定されているシルバー系のチョイスになると思いますが、それらの基本カラーからちょっとだけズラすのも面白いかもしれませんね。

特別仕様車の専用ルーフカラーも再現可能

R55 R60 限定車のルーフカラー例

左ルーフ:クールシャンパン 右ルーフ:スペースグレー

レアケースかもしれませんが「どうせなら、みんなと違うルーフカラーにしてみたいけど、カスタムカーになり過ぎるのも避けたい・・」という方には、これまでに発売された特別仕様車の専用ルーフカラーが面白いと思います。ボディカラーとの組み合わせは慎重に検討する必要がありますが、MINIのデザインチーム(カラリスト)が生み出した限定カラーには、どこかMINIらしさが宿った安定感があります。

例えば、ブラックボディの場合は「クラブマン ボンドストリート」のルーフとミラーキャップに採用されている「クールシャンパン」や、あまり知られていませんが、英国250台限定の「MINI COUNTRYMAN RANGE」に採用されている「スペースグレー」などが、オリジナルかつ選びやすいルーフカラーだと思います。スペースグレーは、iPhone(スペースグレーモデル)の背面カラーとほぼ同じで、とくにブラックボディと合わせるとシックでサイバーな雰囲気が魅力です。

既存のカラーフィルムから選択することになりますので完全再現とは行きませんが、クレイジーカラーズさんではインクジェットプリンタで無限のカラーを作り出すことも可能ということですので、限りなくホンモノに近いイメージに仕上げることもできるでしょう。

カーラッピングのよくある質問

カーラッピングのよくある質問

クレイジーカラーズさんに、カーラッピングについて気になるポイントを質問してみました。ラッピングを真剣に検討したい方はもちろんのこと、ちょっとでも興味をもった方は、ぜひ参考にしてみてください。

Q1. カラーやデザインは、どうやって決めていくのですか?

回答:クレイジーカラーズ

カラーについて綿密な打ち合わせをおこない、ラッピングフィルムの特性など詳細をご説明した後、車をお預かりして施工します。ご希望のカラーが決まっていない場合は、お客様のお車に実際にカラーを合わせて検討していただきます。デカールなどを検討する際は、お客様の車を撮影して、ご希望のデザインを合成したイメージを作成(有料)します。ワンオフのデザインから、お客様の手書きラフスケッチ、ご用意いただいた写真からも制作することが可能です。

Q2. 青空駐車の場合、何年くらいで劣化してきますか?

回答:クレイジーカラーズ

フィルムメーカーはシート耐候年数7年としていますが、弊社では3年と設定させていただいております(理由はQ3の回答に続く)。フィルム表面は紫外線や酸性の雨が最大の敵で、経年劣化によりフィルム表面が割れていきます。ただし、3年後に確実にそうなるというわけではなく、気候などにも左右されます。そのため「3年間」は安心して楽しんでいただける目安になります。
なお、弊社で施工していただいたお客様限定でラッピングフィルムにコーティングを無料で施工しております。このコーティングは紫外線をカットしウォータスポットを防ぐことができる、撥水ではない親水のコーティングになります。ラッピングフィルム用メンテナンスキットも販売しております。

Q3. 剥がし痕のようなものは残りますか?

回答:クレイジーカラーズ

弊社で綺麗に剥がすことができる保証期間は3年以内となります。ラッピングシートは長期間貼っているとノリが硬化していく特性があります。ノリが硬化すると剥離するときにノリが塗装面に食いつきシートと分離します。安いフィルムは必ずノリが残ってしまいますので、高品質なフィルムを使用していないと、あとあと無駄な費用が発生してしまいます。

Q4. ハッチバックのルーフをラッピングした場合の費用目安は?

回答:クレイジーカラーズ

新車の状態でマット系、カーボン系フィルムは 10万円~」「グロスブラックフィルムは 15万円~」になります。
グロスブラックがマット/カーボン系よりも高額になっている理由は、施工の難易度が非常に高いためです。販売当初、国内最大のフィルムメーカーでも施工ができないため販売を取り止めようとしていたところ、弊社の綺麗な完成車両をみて販売を決行することになりました。ただ現在でも綺麗に貼れる施工店はなかなかありません。

Q5. 新車でない場合は、下地処理が必要ですか?

回答:クレイジーカラーズ

中古車などの経年劣化したルーフの下地処理は「綺麗に見える」ということを追求すると必要になります。特にグロスブラックフィルムは下地を綺麗な状態にしても塗装の下にある小さなゴミ(メーカーでの塗装の際入ったゴミ)でさえ拾ってしまうほど繊細です。新車の場合でも長期在庫車などの場合は同じです。

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まとめ

元に戻せるから、自由に楽しめる!

R60 ミニクロスオーバー マッドブラックラッピング

※海外事例:マットブラックでボディラッピング

カーラッピングで1番のメリットは「元に戻せる」ことです。「ホワイトルーフを気に入っているけど、一度はブラックルーフも試してみたい!」「ブラックホイールに変えたから、相性の良いブラックルーフにしたい!」「気分転換に思いきったオリジナルカラーにしてみたい!」「限定車の専用ルーフカラーが気になってしかたがない!」というようなときは、ベストチョイスとなるでしょう。

このほか、カーボンフィルムやマット系フィルムを使用すれば質感もチェンジできるので、ドレスアップの可能性は無限大です。とくに最近のドレスアップシーンでは、マット系カラーが流行していますね。

カーラッピングは、こんな人にお勧め

  • ホワイトルーフをブラックにしたい(またはその逆)
  • ルーフなどをオリジナルのカラーにしたい
  • クロームパーツなどをブラックアウトしたい
  • マットブラックやカーボンフィルムで質感を変えたい
  • でも、元に戻せる可能性を残しておきたい
  • 売却時は査定額が下がらないように純正に戻したい

ストライプやデカールはWebショップで購入可能

カラーチェンジ対応、初心者でも貼り付けOK!

クレイジーカラーズ オリジナルストライプ

クレイジーカラーズさんのオリジナル ストライプやデカールは、直営のオンラインストアで購入することができます。

「チェッカーフラッグのボンネットストライプ」や「マルティニカラーのスポーツストライプ」、海外のカスタムMINIでよく目にする「サイドフェンダーのデカール」、定番の「ユニオンジャックルーフ」まで、MINIファンの心をくすぐるアイテムがたくさんラインナップされています。

ソリッドカラーからメタリックカラーまで100種以上のカラーチェンジに対応していますので、ボディカラーやルーフカラーに合わせたカラーコーディネートができます。

さらに、質感を変えるカーボンやマット系、メタル系のフィルムも選ぶことができますので、既製品のストライプやデカールでは実現できなかったドレスアップが可能です。MINIに着せる服をネットでオーダーメイドする感覚ですね。

例えば、ブラックボディのサイドフェンダー用に「ブラッシュドアルミニウムのユニオンジャック」というオーダーが可能です。

純正と同じ形状のストライプも販売されていますので「純正のストライプと同じイメージで、カラーだけ変えたい」という場合にもお勧めです。

MINI 3ドアのムーンウォークグレーにお乗りの方は「ゴールドメタリックのスポーツストライプ」というオーダーで、フランス限定車の「メリルボーン」に近いイメージにできますね。

SHOP INFO

クレイジーカラーズ

クレイジーカラーズ (株)アド・イトー

東京都台東区にある輸入車、高級車のカーラッピング・ボディーコーティング専門店。

代表を務める伊藤氏は、ラッピングが定着する10年以上前から、いち早くラッピングに取り組んで技術を磨いてきた第一人者。ラッピングのほか、数百の施工実績をもつレーシングストライプは、間隔の誤差が1mm以内という精度を誇る。

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住所 〒111-0041 東京都台東区元浅草4−6−5 プラーズ元浅草1F
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text by minicooper-sketch.com