ミニクーパーの限定車 / 特別仕様車 まとめ

INDEX

• 第2世代 MINI｜2007年2月～
  スピードゲート｜グリーンパーク＆ハイドパーク｜John Cooper Works GP｜ベイズウオーター｜ベーカーストリート｜コンバーチブル ハイゲート｜クリスタル｜サヴィルロー｜メイフェア｜カムデン｜

• 第1世代 MINI｜2002年3月～ （非掲載）

MINI スピードゲート

2代目ハッチバック最終モデルをベースとした日本限定車

「MINI Speedgate（スピードゲート）」は、日本のMINIファンのためだけに、英国オックスフォード工場で生産された特別限定車。信頼性が高く燃費に優れた2代目MINIハッチバック（R56）後期型のクーパーをベースに、スポーティーなデザインの専用ステッカーや人気のオプションを標準装備。

MINIならではのチェッカーフラッグをデザインしたMINI Speedgate専用のサイドステッカーとリアステッカー、インテリアを飾る専用プレート、アクセルレスポンスなどが向上してスポーツドライブが楽しめるスポーツボタン、ホールド性の高いスポーツシートなど、トータル約45万円相当のオプションをプラス約15万円で備えるお得モデル。

グリーンパーク＆ハイドパーク

ロンドンの公園をイメージした2つのデザインパッケージ

内装写真はGreen Park

「Green Park（グリーンパーク）」と「Hyde Park（ハイドパーク）」は、2代目MINIハッチバック（R56）とクラブマン（R55）に対応したデザインパッケージ。人気カラーのペッパーホワイトをベースに、ワンランク上のオシャレなイメージに仕立て上げることができる。

Green Parkはロンドンにある公園の名称で、MINIの伝統色であるブリティッシュレーシンググリーンを、ルーフカラー（屋根の色）とサイドミラーキャップ、ボンネットおよびボディサイドのストライプに特別採用している。

Hyde Parkはロンドンにある王立公園の名称で、シックなダークゴールドのクールシャンパンを、ルーフカラー（屋根の色）とサイドミラーキャップ、ボンネットおよびボディサイドのストライプに特別採用している。

MINI John Cooper Works GP

国内200台限定！ 2代目MINIの最速モデル

「MINI John Cooper Works GP（ジョンクーパーワークス ジーピー）」は、2代目MINIハッチバック（R56）のハイパフォーマンスモデルであるジョンクーパーワークス（通称：JCW）をベースに、エンジンパフォーマンスを7馬力アップした最速モデル。全世界で限定2,000台が生産され、そのうちの200台が日本に導入された。

ボディカラーは、GP専用色となるサンダーグレー メタリック。このカラーは、のちに3代目MINIハッチバック（F56/F55）のクーパーS専用色としても採用されている。ジョンクーパーワークスを象徴するレッドカラーであるチリレッドを、サイドミラーやボンネットのエアインテーク、フロントバンパーのブレーキダクトに特別採用してスペシャル感を演出。

リアにはカーボン製の大型ウイング、後付けオプションとして人気のGP用ディフューザーを装備。さらに、リアシートを取り払いインナーバーを装備することによって、軽量化とボディ剛性を高めている。

MINI ベイズウオーター

専用色カイトブルーが人気のデザインパッケージ

「Bayswater（ベイズウオーター）」は、2代目ハッチバック用のデザインパッケージ。名称のBayswaterは、ロンドンの西側に位置するウエストミニスターにある地域をさす。

専用色のカイトブルーとグラデーションが印象的なボンネットストライプが特徴。シートには、ブルーのステッチが丁寧に施されたレザーシートが標準装備される。サイドミラーのキャップは、運転席側と助手席側でカラーが異るアシンメトリーなコーディネートを採用。17インチの個性的なブラックホイールと相まってスペシャル感の高いパッケージとなっている。

MINI ベーカーストリート

内装が印象的なクーパー専用デザインパッケージ

「Baker Street（ベーカー・ストリート）」は、2代目ハッチバックのクーパー専用デザインパッケージ。名称のBaker Streetは、ロンドン市内で有名な通りの一つで、小説の中でシャーロックホームズが住んでいることでも有名。

ベーカーストリート専用のボディカラーであるルーフトップグレーは、内装のアクセントカラーにも使用されており、内外装で独特な大人の雰囲気を演出している。また、シートやインテリパネルにクロスチェック（斜線のクロスライン）がデザインされており、インテリアのスペシャル感は極めて高い。ブラックルーフと相性の良いブラックホイールも標準装備。

MINI コンバーチブル ハイゲート

コンバーチブル専用のデザインパッケージ

「Highgate（ハイゲート）」は、2代目コンバーチブル（R57）専用のデザインパッケージ。名称のHighgateは、ロンドンの北西部にある、緑が豊かで落ち着きのある地域をさす。

ボディカラーには新色のアイスドチョコレートを採用（3代目MINIにも設定あり）。ホールド性の高いレザーシートにもボディカラーと同系色のダークトリュフ仕様が採用されており、大人の世界観を巧みに表現したパッケージとなっている。シートとボンネットストライプには、ブルーのラインがさり気なく加飾され、MINIらしい遊び心を感じさせる。

MINI クリスタル

洗練されたデザインが光る特別仕様車

「MINI CRYSTAL(ミニ クリスタル)」は、2代目ハッチバック（R56）の後期型をベースに、専用デザインの装備を満載した特別仕様車。水晶をモチーフとしたデザインが随所に施されており、洗練された印象の1台に仕上がっている。

ボディカラーは、特別な塗装仕上げを施した専用色「ハイクラスグレー メタリック」にブラックルーフが組み合わされる。クリスタル専用のボンネットストライプやインテリアパネルには、水晶の屈折を表現した斜線のグラフィックが加飾される。また、室内のメインカラーを担うサテライトグレーは、シートはもちろんのこと、レザーステアリングにも施される。モノトーンカラーで上品にまとめられた内外装は、シックかつエレガントなイメージを演出する。

クーパーは約90万円、クーパーSは約80万円分に相当するオプションを備えているが、クーパーSのATの場合、標準価格に対して39万円アップというお得な価格設定となっている。（中古車で購入する場合は、お得感はさらに高いだろう）

MINI サヴィルロー

ブラック＆クロームの圧倒的なオーラを放つ限定車

「MINI SAVILE ROW（ミニ サヴィルロー）」は、2代目ハッチバック（R56）のクーパーをベースに、ブラックボディとクロームメッキでトータルコーディネートした100台限定のレアモデル。サヴィルローとは、高級なテーラーが軒を連ねるロンドンにあるストリートの名称。

カラーは、人気のミッドナイトブラックにブラックルーフを組み合わせたオールブラック仕様。このブラックボディに、17インチのクローム仕様（鏡面）ホイールを標準装備。さらに、サイドミラーキャップやフューエルキャップ（給油口）にもクロームパーツが備わり、ブラックボディとのコントラストでスタイリッシュなイメージを演出。プライバシーガラスやクーパーで人気オプションのバイキセノンヘッドライトも備わり、デザイン性だけではなく実用性も高い。

オプションの合計金額は約75万円ながら、クーパーの標準価格に対して40万円の価格アップとなっており、お得感も高い。

MINI メイフェア

クラシカルなデザインの50周年特別記念車

「MINI 50 Mayfair（フィフティ メイフェア）」は、MINIブランドの生誕50周年を記念して期間限定で生産された特別モデル。2代目ハッチバック（R56）の前期型をベースに、「過去」をテーマにブラウンカラーでクラシカルなイメージにデザインされている。2010年の4月以降は、燃費性能が向上した後期型のエンジンを搭載（内外装は前期型と全く同じ）。

ボディカラーは、ホットチョコレート、ペッパーホワイト、ミッドナイトブラックの3色から選択できるが、ホットチョコレートが圧倒的に人気で、メイファを象徴するカラーとなっている。また、フロントグリルに備わる2つの丸いランプ（アディショナルヘッドランプ）が印象的なトレードマークになっており、ボディカラーと相まってクラシカルでオシャレなイメージを最大限に演出している。室内は、トフィーと呼ばれるブラウンカラーのシートやインテリパネルでコーディネートされており、標準モデルとは全く違う世界観を楽しむことができる。

MINI カムデン

ブラックライトを備える人気の50周年特別記念車

「MINI 50 Camden（フィフティ カムデン）」は、MINIブランドの生誕50周年を記念して期間限定生産された特別モデル。2代目ハッチバック（R56）の前期型をベースに、「未来」をテーマに、スポーティでモダンなデザインに仕上げられている。2010年の4月以降は、燃費性能が向上した後期型のエンジンを搭載（内外装は前期型と全く同じ）。

ボディカラーは、ホワイトシルバー、ホライゾンブルー、ミッドナイトブラックの3色から選択可能。カムデンで最も特徴的な装備は、インナーがブラック仕様になったバイキセノンヘッドライト。カムデンではじめて採用されたことから、カムデンヘッドライトとも呼ばれている。標準のヘッドライトにくらべ、精悍なフロントフェイスになり、ホワイトシルバーのボディと組み合わせると、モダンでオシャレな印象を与え、ブラックボディならばオールブラックのコーディネートを実現することができる。このほか、高価なオプションのハーマンカードン製 Hi-Fiシステムオーディオが標準装備されいるのも見逃せない。

関連：ミニクーパーの燃費（全モデル、年式別一覧）