GIOMICがスポーツボタンの後付けを実現
BMW MINI専用パーツブランドのGIOMIC(ジオミック)が、スポーツボタンの後付けを可能にした。
スポーツボタンとは、新車購入時にのみ取り付けることができるMINIの走りを楽しくするためのメーカーオプション。ライン(製造工場)での取り付けになるため、本来ならば後付けができない希少なオプションだ。
※「SPEEDGATE(R56最後の限定車)」や「BLACK EYE PACKAGE 」など一部の限定車では標準装備
スポーツボタンの効果
photo credit : GIOMIC BLOG
スポーツボタンを押すと、ステアリングが少し重くなりアクセルレスポンスが向上。クーパーSの場合は、アフターファイヤーが頻発してドライビングの気分を盛り上げてくれる。(走行中いつでも解除することが可能)
ガレージピットハウスのBLOGから一部抜粋
- スロットルレスポンス(アクセル開度変更)
電子制御のアクセルペタルは踏み込み開度におけるスロットル開度の設定値をよりワイド化させ小気味良いエンジンレスポンスを実現します。 合せて点火タイミングなどの変更によりエグゾーストサウンドの変化も感じる事が出来ます。- パワーステアリング制御(操作力変更)
電子制御パワーステアリグはアシスト反応力を適正化しハイスピードレンジに合わせた適切な操舵力をドライバーに与えます。- AT車のシフトプロプログラム変更
AT車のシフトタイミングをよりスポーティに演出させるべくオートマチックモードでのシフトポイントが高回転型にりセッティングされます。これはシフトダウン時での変化も同様でMINI本来のパフォーマンスを発揮させてくれます。
燃費は犠牲になるが、全体的に高回転のスポーツフィーリングを楽しむことができる効果”大”のオプションだ。AT車のスポーツモード(DSモード)と似ているが、それをさらにスポーティーにした位置づけになるだろう。
特にクーパーSのオーナーは、ぜひとも付けておきたいオプションだが、新車購入時に付けなかった場合や、購入した中古車のMINIに付いていなかった場合など、断念せざるを得なかった。実際にGIOMICでも相談が多いという。
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取付け費用と適応車種
左:純正スイッチ 右:外部スイッチ
費用は「純正スイッチ仕様」と、操作性とコスト重視のGIOMICオリジナル「外部スイッチ仕様」によって異なる。ショップの施工例を見ると、「純正スイッチ仕様」を選んでいる方が多いようだ。詳細はGIOMICのBLOGで解説されている。
適用車種は、MINIハッチバックからクロスオーバーの全グレード。オートマ車とマニュアル車の両方に対応する。
MINIハッチバック/クラブマン用
適応モデル:R56/55/57/58/59
グレード:ワン、クーパー、クーパーS
- 純正スイッチ仕様 48,000円(税別)
- 外部スイッチ仕様 38,000円(税別)
※部品代、工賃及びプログラミング代を含む
MINIクロスオーバー/ペースマン用
適応モデル:R60/61
グレード:ワン、クーパー、クーパーS
※ディーゼルモデルについては未検証(12/8時点)
- 純正スイッチ仕様 68,000円(税別)
- 外部スイッチ仕様 (なし)
※部品代、工賃及びプログラミング代を含む
※ミニクロスオーバー(R60)の対応について詳細はこちら
取付け対応ショップ
「GIOMIC 後付けスポーツボタン」の施工は専用機材が必要になるため、以下の「Gツール設備ショップ」のみで対応が可能だ。
Gツール設備ショップ
- 愛知県岡崎市:ジオミック・テクニカル・ファクトリー
- 静岡県焼津市:ガレージピットハウス
- 京都府久世郡:Ms+Factory
- 兵庫県西宮市:Revive co.
- 神奈川県横浜市:コクピット戸塚
- 福岡県福岡市:グランドスラム パステル
関連リンク
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