MINIカントリーマンに本格オフロード仕様「アンテイムドエディション」登場!

MINIブランド最大のモデルであるカントリーマン(U25)に、悪路やアウトドアでの使い勝手を高めた特別仕様車「カントリーマン アンテイムドエディション(MINI Countryman Untamed Edition)」が登場。
「アンテイムド(Untamed)」は「飼いならされていない」という意味。誰にも縛られないワイルドで開放的なキャラクターをまとったカントリーマンが、モデルラインアップに加わる。MINIに「本質的なオフロード性能」を求めていた方に待望のモデルとなる。

車高アップ(一部市場向け)、専用のオールテレーンタイヤ(未舗装路でも高い走行性能を発揮するタイヤ)、四輪駆動システム「ALL4」、力強さを強調した内外装を備え、舗装路の外へ踏み出したくなる一台に仕上げている。
あわせて、イタリアのオートホームと共同開発したルーフテントと、アウトドアブランドのヘリノックスとのキャンプ用品コレクションも用意する。

MINIブランドを率いるジャン=フィリップ・パラン氏は、毎日の足にも、思いつきの小旅行や長旅の相棒にもなるクルマが求められているとして、MINIらしい走りの楽しさに「新しい場所を見つける自由」を加えたのがこのモデルだと語っている。
アンテイムドエディションは、「カントリーマンC、カントリーマンS ALL4」、ディーゼルの「カントリーマンD」、BEVの「カントリーマンE、カントリーマンSE ALL4」に設定する。
ただし、モデル構成は市場によって異なるため、日本に導入されるモデルは未定(正式発表待ち)。
アンテイムドエディションの生産は、ドイツで2026年11月から開始。海外市場では、2027年初頭から納車を予定している。
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フロントグリルに縦基調の新デザインを採用

MINIのデザイン責任者を務めるホルガー・ハンプフ氏は、カントリーマンが元々持つ頑丈さや多用途性、探究心を目に見える形にしつつ、MINIらしさは変えないことを狙ったと説明している。


フロントグリルは「縦基調の新デザイン」で、角張ったインサートが直立した顔つきをつくる。
ちなみに、MINIのフロントグリル内のデザインは、伝統的に「横基調」が採用されていた。横長のルーバーや通気口をイメージさせる形状が、MINIのフロントフェイスにかかせない要素だった。「オフロードよりの顔に変える」ためとはいえ、当モデルで初めてMINIのグリルに縦長のデザインが採用されたことは、MINIファン(筆者)の1人として非常に驚いた。

グリルのフレームやエンブレム、カントリーマンのロゴ、アンダーガードなどには専用色の「ダークスチール」を採用し、メタリックな質感で技術的な印象を加えた。
通常モデルのグリルフレームは、標準で艶黒の「ピアノブラック」、オプションでシャンパンゴールド調の「ヴァイブラントシルバー」となる。それらに比べて、アンテイムドエディションの「ダークスチール」は、リッチな質感かつ落ち着いたトーンが魅力。



サイドシルや前後のアンダーガード、リアディフューザーの形状を変更。さらに、ホイールアーチ、サイドシル、パワードーム(ボンネットの盛り上がり)にはマットブラックの保護フィルムを貼り、飛び石からボディを守る実用性と、アウトドアスタイルを強調している。

足元は19インチの専用アルミホイール「アンテイムドエディション スポーク」。昔ながらのオフロード用スチールホイールの力強さをヒントに、5本スポークとボルト留め風のディテールで仕上げた。

Cピラーには山並みをモチーフにしたアンテイムドロゴが入る。
大自然をイメージした3つの専用ボディカラー
オフロードのキャラクターが際立つ、MINI量産車で初のマット塗装!

左:ハイドアウェイグレー 右:フローズンノマドブルー(マット塗装)

ボディカラーは自然や鉱物をイメージしたモデル専用色の「ノマドブルー」、「フローズンノマドブルー」、「ハイドアウェイグレー」を用意。
このほか、既存の人気色から「ナノクホワイト」と「ミッドナイトブラックII」も選択可能。


注目は専用色の「フローズンノマドブルー」。MINIの量産車で初めてのマット塗装(艶消し)となる。
ボディの抑揚が際立ち、重厚な存在感を放つ。汚れることを恐れない色味は、アンテイムドエディションのオフロードのイメージをいっそう引き立てる。
ルーフカラーは「グレーズドホワイト」、「ジェットブラック」を用意。
内装は、アウトドアギアから着想した素材を採用


主役はスポーツシートの「べスキン ナイトシェードブルー」。通気用の穴あきべスキン(MINI独自の合成素材)に、肩や頭部まわりのニット素材を組み合わせ、岩肌をイメージした編み柄にコーンフラワーブルーのパイピングとステッチを添えている。背もたれには山並みのアンテイムドロゴが入る。


ダッシュボードとドアトリムのニット表面は、濃いグレーに鮮やかな青を重ねた専用色の「ミレニアルメランジ」。

内装のアクセントは、シャンパンゴールド調の「ヴァイブラントシルバー」から「ダークスチール」に変わり、ステアリングのグリップ部分などにはコーンフラワーブルーが差し込まれる。

センターコンソールの小物入れは、ゴムバンド付きでリュックや登山用具のような頑丈な形状に。


ゴム製フロアマットとラゲッジマットは岩を思わせる立体的な模様で、泥や水を気にせず使える。
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リフトアップと専用タイヤで走行性能を向上


リフトアップサスペンションにより車高が15mmアップ。
アプローチアングル(前方の坂や段差に進入するときの余裕)やランプブレークオーバーアングル(山なりの路面をまたぐときの余裕)も改善され、険しい道でも車体の底が擦りにくくなっている。
最低地上高は市場や仕様によって最大で19mmアップ。この車高は米国とカナダでは全車に設定、欧州ではBEVのみとなる。


タイヤは新開発の「ピレリ スコーピオン オールテレーン プラス」。一般道の舗装路はもちろん、荒れた未舗装路でも高い走行性能を発揮する。
北米では標準装備、欧州ではオプション、そのほかの地域では特別なアクセサリー(ディーラーオプション)になる。


ABS、DSC(横滑り防止装置)、ステアリングは車高とタイヤに合わせて再調整され、四輪駆動システム「ALL4」との組み合わせで、さまざまな路面で安定した走行を実現する。
オプションの牽引バーを付ければ、最大2,000kgまで牽引ができる。ルーフの積載量は走行中が75kg、停車中が300kgまで対応。
ルーフテントとキャンプ用品

オートホーム製のルーフテントは、ガススプリングの力で数秒のうちに開く。防水性のある素材とパノラマ状の開口部を備え、室内の作りも工夫されている。ハードシェルとテントはイタリアで手作業により製造され、ガラス繊維強化素材によって強度と断熱性、形の保ちやすさを確保している。

ヘリノックスとの共同コレクションには、折りたたみ式のチェアとテーブルが並ぶ。軽くて持ち運びやすく、アンテイムドエディションに相応しいデザインとなっている。
価格と発売時期

生産は2026年11月、ドイツのBMWグループ・ライプツィヒ工場で開始。ドイツでの価格は通常モデルに追加で「4,700ユーロ(税込)」、欧州の市場投入は2027年初頭を予定している。
日本円では為替によって変わるが、目安として80万円前後の上乗せになる。日本での発売時期や仕様、価格については正式発表を待ちたい。
仮に国内の既存モデルの価格に、上記のドイツの価格をそのまま当てはめると、「カントリーマンD(526万円)」のアンテイムドエディションの価格は、現時点の為替で600万円前後。四駆のガソリンモデル「カントリーマンS ALL4(592万円)」では700万円後半となる。
それほど参考にならないが、アメリカでの価格は「カントリーマンS ALL4」が4万4000ドル(約694万円)、「カントリーマンSE ALL4」が5万ドル(約789万円)。
※当記事は、ドイツ本国のプレスリリースを元にしています。国内仕様車とは一部異なる場合があります(国内導入の有無、発売時期についてはMINI正規ディーラーへお問い合わせください)。
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専用色「フローズンノマドブルー」








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専用色「ハイドアウェイグレー」









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