お勧め!ピッタリサイズのMINI純正 サンシェード
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MINI純正アクセサリーのフロントウィンドー用サンシェード。MINIハッチバックの3ドア/5ドア用、ミニクラブマン用、ミニクロスオーバー用まで、各モデルのフロントウィンドにジャストフィットする専用サイズが用意されている。
サンシェードは夏の暑さ対策にかかせないアイテムだ。炎天下の直射日光を和らげて、車内の温度上昇を低減し、ダッシュボードやインテリアを守る。特に真夏はハンドルが握れないほど高温になるので、本格的な夏を迎える前に準備をしておきたい。
屋根のない駐車場を利用している方は、インテリアやフロントシートの日焼けを防止するために、通年で使用するのもお勧めだ。
価格帯は、約6,000円~7,000円。
専用サイズだから抜群のフィット感
純正サンシェードは、モデルに合わせて設計されているため、ピッタリサイズでフィット感は文句なし。写真は実際の使用感が伝わるように、あえて雑に取付けてみた。もう少し綺麗に取り付けることも出来るのだが、サンシェードは頻繁に取り外しするため、その都度丁寧に設置するのは現実的でない。それでも、専用サイズなので大きく崩れない安定感がある。※サンシェード上側と天井に隙間がありますが、説明書通りの方法で設置すればピッタリフィットします。
光がモレやすい角の部分も、ピッタリ覆うことができる。
紫外線を90%以上カットするポリエステルの布地には、防炎加工も施されている。2つの弾力性のあるスチール製ワイヤーが骨となって、全体を支える。
ワイヤーはフロントウィンドーよりも一回り小さいサイズになっており、その外側にヒラヒラの羽が付いている。この羽がウインドーとAピラー(柱)の隙間を隠して遮光してくれる。
助手席側に「I DON’T HEAT UP!」の文字とMINIのウイングマークがプリントされている。このちょっとした遊びがMINI純正アクセサリーの証になっていて嬉しい。
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サンシェードの取り付け方法
取付けは3ステップ。以下、説明書通りの取付け方法。
- ダッシュボードとフロントガラスの間に、サンシェードの下側を差し込む。
- フロントガラスと天井の境目に、サンシェードの上側を入れ込んで固定する。
- 運転席と助手席のサンバイザーを下げてサンシェードを押さえつける。
「取付けは簡単だ!」と言いたいところだが、手順(2)が正直めんどくさい。骨組となるワイヤーの弾力性を利用して、天井との境目に入れ込むのだが、ある程度の力とコツが必要になる。ミニクロスオーバーなど車種によって異なるかもしれないが、筆者のMINI(R56)では、強めに押し込まないと取付けできない。しかもウィンドーに貼り付けてあるETCセンサーなどが微妙に邪魔をする。そのぶん、布地がピンっと張って綺麗に取り付けられるのだが、車を駐車するたびに行う作業としては面倒だ。
5秒で取り付け可能!?
筆者は、手順(2)をショートカットしてサンバイザーのみで固定している。この方法だと5秒で簡単に取付けが可能だ。サンシェードをダッシュボードとフロントガラスの境目に押し当てて、サンバイザーを下げるだけ。サンシェードはワイヤーで丸く囲われているので、手早く扱っても内装に傷が付く心配がない。天井との間に隙間ができてしまうが、特に問題なし。
車種により異なるかもしれないが、サンシェードはルームミラーにひっかかるため、運転席側のサンバイザーは下げなくてもOK。
折り畳むとグローブボックスに収納できる
折り畳むときは、二つ折りにしてワイヤーを8の字にねじるように畳んで収納袋にいれる。ワイヤーを押さえつける力とコツが必要で、ジャバラに折り畳む一般的なサンシェードに比べて時間がかかる。そのかわり、かなりコンパクトになるので一長一短だ。
左の写真は二つ折りにした状態で右が畳んだ状態。MINIロゴが付いた収納袋が付属されている。
コンパクトに畳めるおかげで、ドアポケットやCABANA(シートカバー)の裏ポケット、グローブボックスに収納できる。写真はMINIハッチバック(R56)なので、サイズ感は参考程度に。なお、ワイヤーの収縮性を利用して畳んでいるので、収納袋に入れないとバラけやすい。
筆者は折り畳むのが面倒なので、二つ折りの状態で助手席のフットスペースかシート裏に置いている。シーズンオフを除いて、実際はこのように扱っている方が多いのではないだろうか。
購入前の注意点
純正サンシェードは間違いなくお勧めなのだが、ウィークポイントもあるので包み隠さず伝えておこう。
1. 遮光性能は低い
光を通す素材のため遮光・断熱性能は高くない。上の写真は日差しが強い日に撮影しているが、サンシェードを付けていてもダッシュボードは日陰にならず明るい状態だ。※写真は実際よりも少し明るく映っています。
一般的な銀色(アルミニウム)のサンシェードは、断熱構造になっており太陽光を99%以上反射することが出来る。遮光性能や断熱性能を重視したい場合には、社外品も含めて検討したほうがいいだろう。とはいえ、ハンドルが握れないほど高温になったことはないので、通常使用の範囲では特に問題ない。真夏においては、どんな高性能なサンシェードでも車内温度の上昇は防げない。
2. ジャバラ式に比べて折り畳みが少し面倒
ジャバラに折り畳める一般的なサンシェードと比べると不便に感じる時がある。紹介したように二つ折りにして助手席や後席に置いておける場合はよいが、スペースがとれない場合は折り畳んで収納袋に収める必要がある。ジャバラ式の物は一瞬で折り畳めるので、それに比べると面倒に感じる。その代わり、収納袋に入れた状態は非常にコンパクトなため、一長一短と言えるだろう。
3. 汎用品よりも高価
MINI純正アクセサリーのため、どうしても高価(約6,000円)になる。ホームセンター等で売っているジャバラ式の汎用品ならば、1,000円以下で購入が可能だ。純正と同じようにワイヤー式の物も2,000円程度で購入できるだろう。
筆者も当初は汎用品にしようと思っていたのだが、ピッタリサイズであることを優先して純正品を購入した。写真のサンシェードは5年ほど使っているが、ほつれ等もなく丈夫だ。使用年数を考えるとコストパフォーマンスは悪くない。純正品のためMINIの一部といった感覚で所有でき満足度も高いので良かったと思っている。なによりも「ダサく見えない」ことがMINIにとっては、大きなメリットだ。
追記:第2世代MINI用は、第3世代MINIでも使える!
※写真はR56用サンシェードをF56に設置した状態
純正サンシェードは、MINIの世代やモデル別にそれぞれ対応するサイズが用意されている(詳しくは次項で紹介)。筆者は、第2世代MINIのハッチバック(R56)から第3世代MINIハッチバック 3ドア(F56)乗り換えたため、試しにこれまで使っていたR56用のサンシェードをF56に設置してみた。さすがにジャストフィットとはいかないが、ほぼ違和感なく設置することができた。
ただし、第3世代はルームミラーがフロントウィンドウに設置されているため、サンシェードはその上に覆いかぶさるようなカタチになる。そのため、サンシェードを固定するには、運転席と助手席のサンバイザーを下げることが必須だ。上の方が浮き上がるようになるが、左右のサイズ感は、ほぼピッタリ。なお、F56用(F系)のサンシェードは、センターの上部に切れ目が入っているため、ルームミラーを跨いで設置することができる。
これは、第2世代MINIハッチバックから第3世代MINIハッチバック 3ドア/5ドアへの例になるが、ボディサイズがアップしてもフロントウィンドウのサイズが2倍になるわけではないので、新しい世代になっても使い続けることが可能だ。「いまは第2世代に乗っているけど、いずれは第3世代へ」と考えている方は、ぜひ参考にしてほしい。そういった意味では、コストパフォーマンスは非常に高い。
適合モデルに注意!
MINI純正フロントウィンドーサンシェードは、各モデルのフロントウィンドサイズに合わせて用意されているため、オンラインショップで購入する際は注意が必要だ。
2014年にフルモデルチェンジした第3世代MINIの3ドア(F56)と5ドア(F55)、コンバーチブル(F57)の3モデルは共通サイズ、ボディがひとまわり大きいクラブマン(F54)とクロスオーバー(F60)が、同じく共通サイズとなる。
同様に第2世代MINIのハッチバック/クラブマン/コンバーチブルの3車種は共通だが、フロントウィンドの傾斜が浅いクーペやSUVスタイルのクロスオーバーは専用サイズとなる。
純正サンシェードの適合モデル
▼第3世代MINI用(F系)
モデル | 商品詳細 |
---|---|
ミニ3ドア(F56) ミニ5ドア(F55) コンバーチブル(F57) |
|
クラブマン(F54) クロスオーバー(F60) |
▼第2世代MINI用(R56/60系)
モデル | 商品詳細 |
---|---|
ハッチバック(R56) クラブマン(R55) コンバーチブル(R57) |
|
クーペ(R58) ロードスター(R59) |
|
クロスオーバー(R60) ペースマン(R61) |
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