2018年以来となる2度目のマイナーチェンジを果たした「MINI3ドア」「MINI5ドア」「MINIコンバーチブル」の3モデルが、本日(2021年5月25日)より全国のMINI正規ディーラーで販売を開始。
最終型となる今回のマイナーチェンジでは、アイコニックな六角形グリルを拡大してフロントマスクのデザインをリフレッシュ。クラブマンやクロスオーバーに導入されていたストップ&ゴー機能付きの「アクティブ・クルーズ・コントロール」を当モデルで初搭載。さらに、MINIブランド初となるステアリングを振動させて車線逸脱を予防する「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」も追加して運転支援機能を最新レベルに前進させた。このほか、LEDヘッドライトや液晶メーター「マルチ・ディスプレイ・メーター・パネル(ONEを除く)」も全モデルで標準装備となり、基本装備も拡充している。
また、オプションパッケージが「トリム」という4つのテーマに分けられた。選択したトリムをベースに、必要に応じてその他のオプションを追加していく流れとなる。ベーシックな「エッセンシャル・トリム(標準装備)」、伝統のMINIらしさが際立つ「クラシック・トリム」、スポーティな「ジョンクーパーワークス・トリム」、シックで上質な装備の「ミニユアーズ・トリム」が用意されている。
モデルラインナップからは、MINI3ドアのクリーンディーゼルのスポーツグレードである「クーパーSD」が姿を消した(5ドアは有り)。また朗報として、本国では欧州の排出ガス規制の影響で「クーパーS」の最高出力が192psから178psにダウンしているが、国内仕様車では従来通り192psとなっている。エンジンバリエーションにも変更はなく、1.5リッター3気筒と2リッター4気筒のガソリンエンジン/ディーゼルエンジンが選択できる。
車両本体価格は、マイナーチェンジ前と比べて各モデルで4~12万円のアップ。例外としてコンバーチブルのジョンクーパーワークスだけは4万円のダウンとなっている。全てのモデルラインナップと価格は次の通り。
モデルラインナップと価格
MINI 3ドア
MINI 3ドア クーパー(チリレッド&ホワイトルーフ)
MINI 3ドア (F56) |
モデル |
スペック (燃費はWLTC) |
価格 |
マイチェン前 |
ワン |
1.5L 3気筒 102ps/190Nm 7速DCT 燃費 16.2km/L |
273万円 |
267万円 |
クーパー |
1.5L 3気筒 136ps/220Nm 7速DCT 燃費 15.6km/L |
329万円 |
323万円 |
クーパーD |
1.5L 3気筒 116ps/270Nm 7速DCT 燃費 19.5km/L |
342万円 |
336万円 |
クーパーS |
2.0L 4気筒 192ps/280Nm 7速DCT 燃費 15.0km/L |
397万円 |
390万円 |
ジョンクーパーワークス |
2.0L 4気筒 231ps/320Nm 8速AT 燃費 14.5km/L |
482万円 |
470万円 |
MINI 5ドア
MINI 5ドア クーパーS(ルーフトップグレー&ブラックルーフ)
MINI 5ドア (F55) |
モデル |
スペック (燃費はWLTC) |
価格 |
マイチェン前 |
ワン |
1.5L 3気筒 102ps/190Nm 7速DCT 燃費 16.2km/L |
290万円 |
284万円 |
クーパー |
1.5L 3気筒 136ps/220Nm 7速DCT 燃費 15.6km/L |
346万円 |
340万円 |
クーパーD |
1.5L 3気筒 116ps/270Nm 7速DCT 燃費 19.5km/L |
359万円 |
353万円 |
クーパーS |
2.0L 4気筒 192ps/280Nm 7速DCT 燃費 15.0km/L |
414万円 |
407万円 |
クーパーSD |
2.0L 4気筒 170ps/360Nm 8速AT 燃費 18.9km/L |
427万円 |
420万円 |
MINI コンバーチブル
MINI コンバーチブル ジョンクーパーワークス(ゼスティイエロー)
MINI コンバーチブル (F57) |
モデル |
スペック (燃費はWLTC) |
価格 |
マイチェン前 |
クーパー |
1.5L 3気筒 136ps/220Nm 7速DCT 燃費 15.6km/L |
385万円 |
381万円 |
クーパーS |
2.0L 4気筒 192ps/280Nm 7速DCT 燃費 14.8km/L |
453万円 |
448万円 |
ジョンクーパーワークス |
2.0L 4気筒 231ps/320Nm 8速AT 燃費(未定) |
538万円 |
542万円 |
関連記事
2021年マイナーチェンジの注目ポイントまとめ
速報:MINI 2021年のマイナーチェンジを発表!フロントを一新!
text by minicooper-sketch.com
関連記事 Related Posts
-
MINIが初のインポートカーオブザイヤー(2024-2025)を受賞!
日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会主催の「2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー」において、新型MINIクーパーが「2024-2025インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。 個性的で…
タグ: MINI 3door(J01), MINI COOPER 3door(F66), 第4世代 MINI(2024年~)
-
MINIの腕時計に新モデル「オートマティックウォッチ MA-3」登場!
※記事中にアフィリエイト広告が含まれています。 「MINIスイスウォッチ(MINI SWISS WATCHES)」の日本総代理店 株式会社グローバルブランディングが、新モデル「MINI オートマティッ…
-
輸入車初!BMW&MINIが救急自動通報システム「D-Call Net」に対応
ビー・エム・ダブリュー株式会社は、日本国内で新車として販売する全てのBMWモデルおよびMINIモデルが、救急自動通報システム「D-Call Net(ディーコールネット)」に、2024年11月1日から対…
タグ: 第4世代 MINI(2024年~)
-
注目の新型「MINIクーパー 5ドア」走行シーンの写真が初公開!
新型「MINIクーパー 5ドア(F65)」の新しい公式写真が公開された。これまではスタジオで撮影した静止状態の写真のみが公開されており、屋外で走る実際のイメージを早く見たいと思っていた方も多いだろう。…
タグ: MINI COOPER 5door(F65), 第4世代 MINI(2024年~)
-
-
新型MINIクーパーSのオプション「ジョンクーパーワークス トリム」
2024年夏から国内導入が始まる第4世代「MINIクーパー(旧名:3ドア)」の新たなオフィシャルフォトが公開された。 モデルはガソリンエンジンのスポーツグレード「MINIクーパーS」に「ジョンクーパー…
タグ: JCW, MINI COOPER 3door(F66), 第4世代 MINI(2024年~)
-
速報【写真のみ】BEV専用MINI「エースマン」が世界初公開!
BEV専用「MINIエースマン」 エースマンSE インテリア 同世代MINIとのサイズ比較 左:クーパー(3ドア) 右:カントリーマン オフィシャル動画 エクステリア&インテリア text by mi…
タグ: MINI ACEMAN(J05), MINI EV(電気自動車), 第4世代 MINI(2024年~)
-
BEVのエントリーモデル 新型MINI「クーパーE」の新着フォト!
2024年から市場投入する新型MINIの新しいオフィシャルフォトが公開された。モデルは、3ドアのBEV(バッテリー式電気自動車)となる「MINIクーパーE」。 3ドアのBEVは、動力性能と航続距離が異…
タグ: MINI 3door(J01), MINI EV(電気自動車), 第4世代 MINI(2024年~)
-
オックスフォード工場でクラブマン最後の生産車両がラインオフ
2024年2月5日(月曜日) 、英国のオックスフォード工場で、MINIクラブマン(F54)の生産が終了した。現行型の完了ではなく「クラブマン」そのものが廃止となる。 つまり、2024年からデリバリーが…
タグ: MINI CLUBMAN(F54)
-
デビュー目前の新型MINI「エースマン」が最終テストをクリア!
MINIのモデルラインアップに、新時代を象徴するまったく新しいモデルが加わる。その名は、MINI初のBEV(バッテリー式電気自動車)専用モデルとなる新星「MINIエースマン」。 2024年4月に量産モ…
タグ: MINI ACEMAN(J05), MINI EV(電気自動車), 第4世代 MINI(2024年~)
-
雪上を駆ける!今春発売の新型MINI「カントリーマンS ALL4」
約7年ぶりのフルモデルチェンジを果たし、今春に国内販売が開始される新型MINIカントリーマン(国内旧名:MINIクロスオーバー)。その期待膨らむニューモデルの新たなオフィシャルフォトが公開された。 今…
タグ: MINI COUNTRYMAN(U25), 第4世代 MINI(2024年~)
-
-
新型MINI3ドア注目のBEVは、オールシーズン楽しい!
MINIの基幹モデルである「MIN3ドア」は、2024年に販売を開始する最新世代でもドライビングの楽しさや効率性を備えている。 MINI3ドアのBEV(バッテリー式電気自動車)である「MINIクーパー…
タグ: MINI 3door(J01), MINI EV(電気自動車), 第4世代 MINI(2024年~)
-
MINI 2023年の世界販売で好調を記録!電動化モデルはシェア拡大
自動車業界における多くの変化と課題に見舞われた2023年に、MINIは世界で販売台数を伸ばすことができた。この中で、新たに導入されたEV(電気自動車)である「MINI3ドア クーパーSE(国内販売無し…
-
新型MINIクーパーSE「ジョンクーパーワークストリム」の全貌
新型MINIをスポーティにドレスアップするオプション「ジョンクーパーワークス トリム(JCW Trim)」の全貌が正式に公開された。 写真のモデルは、2024年から国内導入される新型MINI3ドアのE…
タグ: JCW, MINI 3door(J01), MINI EV(電気自動車), 第4世代 MINI(2024年~)
-
ルーマニアで新型MINI「カントリーマン&クーパー」発表イベント
第4世代目となる新型MINIは、2024年から販売を開始する。それに先駆けて、ルーマニアで発表イベントが開催された。 展示されたモデルは、MINIブランドで最も大きい「カントリーマン」と、最も小さな3…
タグ: 第4世代 MINI(2024年~)
-
ガソリン派の大本命!?新型MINI「カントリーマンS ALL4」
先日、国内導入モデルと価格が正式発表「詳細記事」された新型MINIカントリーマン(U25)。 そのカントリーマンでガソリンエンジンを搭載したスポーツグレードにあたる「カントリーマンS ALL4」のオフ…
タグ: MINI COUNTRYMAN(U25), 第4世代 MINI(2024年~)