MINI クーパーS(F56/F55)のブラックアウト
MINI定番カスタマイズの1つとなっているクロームメッキパーツのブラックアウト。MINIをクラシカルに彩るクロームパーツをブラックにチェンジして、エクステリアの雰囲気をガラッと変える効果の大きいカスタムです。
三代目となる新型MINI(F56/F55)も、クロームメッキパーツが沢山使われており、ブラックアウトによって大きな変化を期待できそうです。特に先代MINI(R56系)よりも存在感がアップしたヘッドライトやフロントグリルは、ブラックアウトすることにより、どのようなカスタム効果を発揮するのか? MINIのカスタマイズを楽しんでいる方には、興味深いところでしょう。
そこで、BMWのオフィシャルフォトを加工して「ブラックアウトの画像シミュレーション」を行ってみました。
F56/F55系でブラックアウトを検討しているオーナーの方や、これから購入してカスタムを楽しもうと計画している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
ブラックアウトの対象となるパーツ
※各パーツは正式名称ではなく、分かりやすい表現にしています。
クーパーSでブラックアウトの対象となるクロームメッキパーツは、次の通りです。
1. フロント
- ヘッドライトリング(ブラックの純正あり)
- フロントグリル フレーム(ブラックの純正あり)
- フロントグリル フィン
- ブレーキダクト(ブラックの純正あり)
- ボンネットエンブレム(ブラックの純正あり)
2. サイド
- ドアハンドル(ブラックの純正あり)
- フューエルキャップ(ブラックの純正あり)
3. リア
- テールライトリング(ブラックの純正あり)
- トランクグリップ(ブラックの純正あり)
- リアバンパーモール(ブラックの純正あり)
- リアエンブレム(ブラックの純正あり)
4. その他
- ベルトラインモール(社外品のブラックテープあり)
なお、「2015年8月の装備変更」からクーパーSは「クロームラインエクステリア」が標準からオプションに変更されたため、ブレーキダクトとトランクグリップ、リアバンパーモールが初めからブラック仕様となっています。これからクーパーSの中古車を購入してブラックアウトしたいと思っている方は、装備変更後の年式がお勧めです。
ボルカニックオレンジのブラックアウト
ではさっそく、クーパーSで人気のボルカニックオレンジから、ブラックアウトしたシミュレーション画像をチェックしていきましょう!
考察も加えてありますが、いちMINIファンとしての個人的な見解なので、あくまで参考程度にしてください。
標準(クーパーS/F56)
photo credit : BMW AG の写真を元に加工(以下同様)
まずは比較用に標準状態。写真は海外仕様車でクロームラインエクステリアが装備されていないため、ブレーキダクトが標準でピアノブラックになっています。オプションのブラックストライプを装着。
A-1 ヘッドライトリング ⇒ ブラック
標準の状態にブラックのヘッドライトリングを装着したイメージ。ボディーカラーとの相性もありますが、先代MINIに比べてリングの主張が強いように感じます。形状の違いのほか、アウトラインに沿って設置されたリング型のLEDライトが、ブラックリングをクッキリと浮かび上がらせているようです。(ブラックリングだけの装着は、十分に検討したほうがいいかも)
A-2 フロントグリルフレーム ⇒ ブラック
引き続き、フロントグリルのフレームをブラックにしたイメージ。フロントフェイスのイメージが大きく変わって、一種の落ち着き感が出ます。ブラックルーフやブラックストライプとの相乗効果で、ボディーカラーとブラックのツートンが強くなる印象。
A-3 フロントグリルフィン ⇒ ブラック
フレームのブラックに加えて、フロントグリルのフィン部分をブラックにしたイメージ。フロントまわりからクロームメッキパーツが消えて、ストイックでスポーティになった印象。グリル周りがブラックで統一されてカタマリ感が出た代わりに、メリハリが低下して少しボヤけたようにも感じます。完全に好みのレベルですが、フィンの部分は、クロームまたはボディ同色にして、グリル周りのアクセントとして残すのもよいでしょう。
A-4 フロントグリルフレーム ⇒ ボディ同色
グリルのフレームをボディ同色にしたイメージ。見慣れないせいか、なかなか個性的な顔になっています。グリルが一回り小さく見えるため、フロント全体が軽くなって迫力が抑えられた印象。面白いことに、錯覚でボンネットが低く見えて、全体的に車高が下がったようにも感じます。
B-1 フロントグリルフレーム ⇒ ブラック
ヘッドライトリングを標準のクロームに戻して、グリルフレームだけをブラックにしたイメージ。これはJCWのコンセプトモデルと同じ状態になります。全体的なバランスは悪くないように感じますが、ストライプが無い場合は、グリルフレームが孤立して強調されすぎてしまうかもしれません。
B-2 フロントグリルフィン ⇒ ブラック
フレームのブラックに加えて、グリルのフィンをブラックにしたイメージ。グリル周りのみがブラックで統一されて、ヘッドライトリングもブラックにした状態(A-3)よりも、軽快感を残しつつブラックアウトされた感じがします。ただし、その分ヘッドライトが目立つので、フロント全体のバランスを検討したいところです。
C-1 フロントグリルフィン ⇒ ブラック
標準の状態に戻り、フロントグリルのフィンのみをブラックに変更したイメージ。グリル周りにクロームメッキの魅力を残しつつ、ほんの少しだけスポーティになった印象。ブラックのブレーキダクトでバンパーのクセも軽減されて、全体的にバランスよくまとまっていると思います。ボディカラーによっては、グリルフレームが孤立して目立ってしまうかもしれませんが、少しだけイメージチェンジしたい場合に検討したい組み合わせです。
MINI純正&社外品 人気の「ブラックパーツ」
1. ヘッドライトリング
2. テールライトリング
3. エンブレム(ボンネット/リア)
4. ドアハンドル
5. フューエルキャップ
6. 社外品 ブラックアウト ベルトラインキット
この他のボディーカラー
ブラックアウトは、ベースとなるボディーカラーによって印象が大きく異なります。ボルカニックオレンジ以外のカラーも画像シミュレーションしましたので、参考にしてみてください。
それほど関心が無かったカラーも、ブラックアウトによって魅力的なカラーに生まれ変わる場合があります。これから購入される方は、カラー選びの参考にどうぞ。
text and photo by minicooper-sketch.com
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