ミニクーパー 5ドア(F55) カラー まとめ
MINI 5ドア(ミニファイブドア / F55)には、10色以上のカラーバリエーションが用意されている。選べるカラーは、MINI3ドアと同じで、標準のソリッドカラーをはじめ、豊富なメタリックカラーから選ぶことができる。
さらに、MINIはルーフ(屋根)のカラーをブラックやホワイトから選択できるため、実際のカラーパターンは驚くほど沢山ある。カラー選びの楽しさもMINIの魅力のひとつ、後悔しないように十分に検討しよう。
スポンサーリンク
Contents
- カラーバリエーション
- 標準カラーとオプションカラー
- ルーフカラーのバリエーション
- 写真ギャラリー
ソラリスオレンジ|エメラルドグレー|ルーフトップグレー|スターライトブルー|アイランドブルー|ゼスティーイエロー|ボルカニックオレンジ|ペッパーホワイト|ナノクホワイト|エレクトリックブルー|ディープブルー|エニグマティックブラック|ラピスラグジュアリーブルー|ムーンウォークグレー|ホワイトシルバー|ブレイジングレッド|ブリティッシュレーシンググリーン|アイスドチョコレート|ミッドナイトブラック|サンダーグレー| - 特別仕様車の限定カラー
カラーバリエーション(3ドア/5ドア共通)
2018年のマイナーチェンジで3つの新カラーを追加
2018年5月の「マイナーチェンジ(詳細解説)」で、「ソラリスオレンジ」、「エメラルドグレー」、「スターライトブルー」を追加(各色71,000円のオプション)。
注意:現在は全てのカラーが生産終了
「エメラルドグレー」は、人気色であったが2020年6月で生産終了。「ソラリスオレンジ」と「スターライトブルー」は、2021年5月のマイナーチェンジで生産終了。
2019年に新カラーを追加
2019年7月生産分から「MINI Yours エニグマティックブラック メタリック」を追加。素材や製法にこだわった「MINI Yours」ブランドのカラーとなるため、通常のオプションカラーよりも高価な119,000円(2019年時点)となる。
2021年のマイナーチェンジで2つの新カラーを追加
2021年5月の「マイナーチェンジ(詳細解説)」で、当世代のMINIでは初設定となる新カラー「ルーフトップグレー メタリック」、MINIクロスオーバーを象徴する専用色であった「アイランドブルー メタリック」を追加。
2022年3月生産から新カラーを追加
2022年3月生産分から「ゼスティーイエロー」を追加。ゼスティーイエローは2021年5月にマイナーチェンジしたMINIコンバーチブルの専用色であったが、MINI3ドアと5ドアでも選択が可能となった。
同じく2022年3月生産分から既存色の「ミッドナイトブラック」が廃止され、新色の「ミッドナイトブラックII」を追加。
2022年11月生産から新カラーを追加
2022年11月生産分から新カラー「ナノクホワイト」と「メルティングシルバーIII」を追加。
メルティングシルバーは2020年6月生産分まで「コンバーチブル、クラブマン、クロスオーバー」に設定されていた人気カラーの1つ。色味に若干の変更が入り、MINI3ドアや5ドアでも選択できるカラーとして復活した。
ナノクホワイトの追加に伴い、長年1番人気だった「ペッパーホワイト」が惜しまれながら廃止となった。
その他のカラー(廃止されたカラーを含む)
上記の画像は、MINI 5ドア クーパーをベースにしたカラーバリエーション。ルーフカラーは定番の組み合わせをチョイス。「クリーンディーゼルエンジン」を搭載したクーパーDとクーパーSDにも同じカラーが用意されている。
ポップで鮮やかなカラーから、シックでオシャレなカラーまで、MINIならではの魅力的なカラーがうれしい。テレビCMやカタログに登場する5ドアには、フレッシュで元気な印象の「エレクトリックブルーメタリック」が採用されている。
なお、MINI 5ドアとMINI 3ドアはまったく同じカラーバリエーションとなる。ちなみに、このカラーバリエーションをベースに各モデルの特徴をあらわした専用色も用意されている。オープンカーの「MINIコンバーチブル(F57)」には爽快な「カリビアンアクア」、ステーションワゴンタイプの「MINIクラブマン(F54)」にはシックで高級感のある「ピュアバーガンディ」が人気だ。
スポーツグレードには専用色を用意
サンダーグレーは、スポーツグレードのクーパーSとクーパーSDのみ選択できる専用色となる。このほか、クーパーS/SD用の「JCWパッケージ」を選択すると、刺激的なソリッドのレッドカラー「チリレッド」が選択できる。
なお、JCWパッケージを選択すると、ディープブルー、ブレイジングレッド、アイスドチョコレート(生産終了)は選択できない。
追記:チリレッドは標準色に変更
2018年5月の「マイナーチェンジ」で、ブレイジングレッドが廃止されたため、チリレッドが全てのモデルで選択できるようになった。
スポンサーリンク
標準カラーとオプションカラー
左:ソリッドカラー 右:メタリックカラー
ボディカラーには、標準カラーと追加料金が必要なオプションカラーの2つがある。標準カラーは単色のソリッドカラー、オプションカラーは光の加減によってキラキラ輝くメタリックカラーとなる。
例外として、ソリッドカラーに属する「MINI YOURS ラピスラグジュアリーブルー」は、特別な素材と製法を使用しているためオプションカラーとなる。
単色のソリッドカラーは、近距離で見るとストレートな「濃い色」を味わうことができる。特にボルカニックオレンジの力強さは印象的だ。補修がメタリックに比べて安価に施工できるメリットもある。いっぽう、メタリックカラーは光の反射によって様々な表情を楽しむことができる。MINI特有のクロームメッキパーツとの相性もよく、全体的に高級感のある雰囲気になる。
ルーフカラーのバリエーション
「ボディ同色/ブラック/ホワイト」の3パターン
冒頭で述べたように、MINIのボディーカラーのパターンはルーフカラーとの組み合わせで倍増する。
ルーフカラーは、追加料金なしで「ボディと同色」「ブラック」「ホワイト」の3パターンから選ぶことができる。さらに、サイドミラーのキャップにもルーフカラーが適用されるのがMINIの面白いところ。例えば、ブラックルーフにはブラックのミラーキャップがセットになる。
なお、ミラーキャップは純正アクセサリーに豊富なバリエーションが用意されているので、人とちょっと違うMINIにしたい場合のワンポイントとしてお勧めだ。
各グレードで選択できるルーフカラーは以下のとおり。
グレード | ルーフカラー |
---|---|
ワン | ボディと同色 |
クーパー / クーパーD クーパーS / クーパーSD |
ボディと同色 / ブラック / ホワイト |
ブラックルーフとホワイトルーフの特長
ブラックルーフは鮮やかなボディーカラーを精悍に引き締めて、スポーティなMINIのイメージを創る。いっぽうダーク系のカラーと組み合わせると、シックで落ち着きのあるMINIになる。
ホワイトルーフは、ボディー全体を明るく魅せる効果があり、ツートンカラーならではのポップな楽しさを演出する。「ミニクーパー≒ツートンカラー」のイメージが好まれているため、一般的にボディ同色ルーフを選ぶことは少ない。
カワイイMINIにしたい場合は、エレクトリックブルーやブレイジングレッドなどの元気なカラーにホワイトルーフを組み合わせるのがお勧め。シックでオシャレにしたい場合は、ブリティッシュレーシンググリーンやアイスドチョコレートにブラックルーフの組み合わせが筆者のイチオシだ。
選択できないルーフカラーの組み合わせ
ボディーカラーと同系色のルーフカラーは、選択できないようになっている。例外として、ホワイトシルバーはボディ同色ルーフを選択できない点に注意。
- ペッパーホワイト ⇒ ホワイトルーフ選択不可
- ホワイトシルバー ⇒ ボディ同色ルーフ選択不可
ルーフカラーとスタイリング
ルーフカラーはスタイリング全体の印象に影響することを付け加えておきたい。同じボディーカラーでもブラックルーフとホワイトルーフでは、予想した以上に違って見える。
上記の画像は、ボルカニックオレンジのブラックルーフとホワイトルーフ。一目瞭然だが、ブラックの方がルーフが低く見えて、全体的に車高が低くカタマリ感のあるイメージになる。いっぽうホワイトの場合は、膨張色の白がトップにくるため、ボディ全体が少し腰高で大きく見える。
ルーフカラーを選ぶときは色の好みだけではなく、スタイリング全体のイメージも想定しておくといいだろう。ちなみに、どちらも汚れが目立つ色だが、埃をかぶった状態で雨に濡れるとブラックの方がより目立ちやすい(斑点のようになる)。屋根のない駐車場を使用する場合は、その点も考慮しておきたいところだ。
2021年のマイチェンでマルチトーンルーフが追加!
2021年5月の「マイナーチェンジ(詳細)」で、ルーフがブルーのグラデーションになる「マルチトーンルーフ」が追加。エントリーモデルのONEを除く、すべてグレードで選択が可能。オプション価格は96,000円となる。なお、MINIクラブマンにも用意されているが、MINIクロスオーバーでは選択できない。
マルチトーンルーフは、フロント部の鮮やかな「ソールブルー」から始まり、爽やかな「パーリーアクア」を経て、リアの「ジェットブラック」へ変化するグラデーションカラー。塗料を塗り重ねていく特殊な製法のため、1台1台が微妙に異なるという性質をもつ。個性派のMINIならではのオプションカラーだ。
なお、カラーの組み合わせでミスマッチになってしまうチリレッドとブリティッシュレーシンググリーンのルーフには選択できないようになっている。
特別仕様車には専用のルーフカラーを設定
MINIの特別仕様車や限定車には、通常のモデルでは選択することができないルーフカラーが特別に採用されている(一部を除く)。
2016年8月に発売したMINI3ドアとMINI5ドアの特別仕様車「MINI セブン」のルーフカラーには、本来「クラブマン」でしか選ぶことができないシルバー(メルティングシルバー)を特別採用。シルバールーフは、ブラックルーフやホワイトルーフよりも全体的にモダンなイメージを与える。「ブラックルーフは重たい、ホワイトルーフはポップ過ぎる」といった場合にもお勧めのカラーだ。
Check! シルバールーフの特別仕様車「MINI セブン」
スポンサーリンク
ソラリスオレンジ メタリック
2021年のマイナーチェンジで廃止
2018年のマイナーチェンジで追加された新色。3ドア、5ドア、コンバーチブルの専用色であったが、2021年5月のマイナーチェンジで生産終了となった。
エメラルドグレー メタリック
2020年7月生産から廃止
2018年のマイナーチェンジで追加された新色。国内ではトップクラスの人気色であったが、2020年6月で生産終了となった。代わりに「ルーフトップグレー メタリック」が追加された。
ルーフトップグレー メタリック
2021年のマイナーチェンジで追加
スターライトブルー メタリック
2021年のマイナーチェンジで廃止
2018年のマイナーチェンジで追加された新色。2021年5月のマイナーチェンジで生産終了となった。代わりに「アイランドブルー メタリック」が追加された。
アイランドブルー メタリック
2021年のマイナーチェンジで追加
ゼスティーイエロー
2022年3月生産から追加
ボルカニックオレンジ
2018年のマイナーチェンジで廃止
ボルカニックオレンジ(ソリッド)は、MINIらしい元気いっぱいのポップなカラー。MINI3ドアのイメージカラーに採用されており、3ドアのクーパーSにおいて人気色となっている。
光の加減にもよるが、オレンジよりもイエローに近い印象。ソリッドカラーのため、色そのものの強さが際立っている。ペンキで塗ったような色味を想像していただくと近い。写真写りも抜群だが、実車のインパクトもMINIらしさ全開で楽しい。
ルーフカラーはブラックが定番となるが、カワイイMINIにしたい場合はホワイトもお勧めだ。
ペッパーホワイト
2022年11月生産から廃止
ナノクホワイト(メタリック)
2022年11月生産から追加
エレクトリックブルー メタリック
2019年7月生産から廃止
エレクトリックブルー(メタリック)は、MINI5ドアを代表するイメージカラーに使われている。元々は初代MINIで設定されていた人気カラーで、2世代目に設定はなく、3世代目となる5ドアで復活を果たした。ブルーハワイのような爽やかで強い蛍光ブルーで、初代MINIのエレクトリックブルーを街で見かけると、つい目で追ってしまうほど色あせない魅力がある。
ホワイトルーフに組み合わせると、男性でも女性でも似合いそうな爽快感と可愛さを合わせ持つMINIになる。ブラックルーフの場合は、一転して男性的で力強い印象になる。ホワイトルーフが人気になると予想されるが、カッコイイMINIにしたい場合はブラックルーフも検討しておきたい。
ディープブルー メタリック
2018年のマイナーチェンジで廃止
※写真はMINI3ドア
MINI YOURS エニグマティックブラック メタリック
2019年7月生産から追加
※写真のルーフは2021年5月のマイナーチェンジで追加された「マルチトーンルーフ」
※写真はMINIクラブマン
MINI YOURS ラピスラグジュアリーブルー
2019年7月生産から廃止
ムーンウォークグレー メタリック
2022年11月生産から廃止
ムーンウォークグレー(メタリック)は、月面の岩肌を連想させる個性的なカラー。マイナーカラーに属するため、実車を見る機会も少ない。だが、5ドアのデビューフェア用に展示されているクーパーは、このムーンウォークグレーが多く選ばれているので、気になる方は早めにディーラーに足を運ぶことをお勧めする。
ホワイトルーフとの組み合わせは、ボディーカラーとのコントラストが低くくなってしまい弱い印象になる。そのため、全体が引き締まった雰囲気になるブラックルーフが定番となる。写真のクーパーは、ブラックルーフとの相性が良いブラックホイール(オプション:16インチ ビクトリースポーク)を装着している。
ホワイトシルバー メタリック
2021年のマイナーチェンジで廃止
ホワイトシルバー(メタリック)は、ホワイトとシルバーの中間的なカラー。落ち着いたグレーよりのホワイトで、綺麗でクールな印象。一般的なホワイトよりも、明るさが抑えられており、無駄に主張しないシンプルモダンな魅力がある。男女共にオーナーの気品をアップしてくれる安定のカラーだろう。なお、残念ながらエントリーモデルのワンでは選択できない。
ブラックルーフとの組み合わせが定番となる。明るさが抑えられたホワイトのため、ブラックとのコントラスに適度な柔らかさが生まれ、オシャレなモノトーンカラーになる印象だ。写真のホイールは、オプションの17インチ テンタクルスポーク。
ブレイジングレッド メタリック
2018年のマイナーチェンジで廃止
ブレイジングレッド(メタリック)は、幅広く支持を集める人気カラー。当サイトが調査した「3ドアの人気色ランキング」では、クーパーS、クーパー共に上位に位置する。
ソリッドの印象に近いメタリックで、日中に見ると輝く元気なレッドカラー、日が暮れるとシックな落ち着きを放つ。嬉しいことに、日本製の顔料を使用しているそうだ。
エレクトリックブルーと同様に、ホワイトルーフはカワイイMINI、ブラックルーフはスポーティで力強いMINIになる。特にブレイジングレッドの場合は、ブラックルーフとの組み合わせによって「赤」が格段に強い印象になる。
ブリティッシュレーシンググリーン メタリック
新バージョン:2020年5月から追加
新バージョンの「ブリティッシュレーシンググリーン メタリック」は、従来の「ブリティッシュレーシンググリーン メタリック」を明るい色味にリニューアルしたカラー。ダークグリーンからポップな印象をあたえる鮮やかなグリーンに生まれ変わった。
当初は、MINI生誕60周年を記念した特別仕様車「MINI 60 Years Edition」の専用カラーとなっていたが、2020年5月(3月生産以降)から全てのMINIで選択できるオプションカラーとなった。
旧バージョン:2019年3月生産から廃止
アイスドチョコレート メタリック
2016年3月生産から廃止
ミッドナイトブラック メタリック
2022年3月生産から廃止(ミッドナイトブラックIIに変更)
ミッドナイトブラック(メタリック)は、その名の通り、ストレートなブラックカラー。特に目立った特長はないが、MINIのエクステリアに多用されているクロームメッキパーツとの相性が良いカラーといえる。引き締まったブラックと煌びやかなクロームパーツのコラボは、ラグジュアリー感を高める。汚れが目立つカラーだが、ピカピカに洗車した後の存在感は抜群だ。
ルーフカラーは、ホワイルーフが大多数を占める。写真のようにホワイトストライプを装着すると、ブラック&ホワイトの”強い”ツートンカラーになる。これは筆者の好みだが、サイドミラーカバーのオプションに用意されているクロームミラーキャップは、ミッドナイトブラックが一番似合うと思う。
サンダーグレー メタリック
2021年のマイナーチェンジで廃止
サンダーグレー(メタリック)は、スポーツグレード「クーパーS、クーパーSD」のみ選択できる専用色。長らく人気色の1つであったが、2021年5月のマイナーチェンジで生産終了となった。
ルーフカラーは、シックでスポーティなイメージになるブラックルーフが人気となる。クーパーSのオーナーはカスタマイズを楽しむ方が多い。サンダーグレーはエクステリアのクロームメッキパーツをブラックアウトするMINI定番カスタムと相性が良さそうだ。
チリレッド
定番の人気色!
※写真はジョンクーパーワークス(JCW)
スポンサーリンク
特別仕様車の限定カラー
限定200台!インディアンサマーレッド「ローズウッドエディション」
限定320台!ピュアバーガンディー「バーガンディーエディション」
限定400台!人気色「アイスブルー」を復刻
厳選!ミニクーパーの中古車専門店 全国一覧
スポンサーリンク