値引きゼロって本当? ミニクーパーの値引きについて

MINIディーラーのショールーム

ミニクーパー(以後MINI)の値引きに関するネット上の口コミでは、「値引きはゼロ!」「1円も値引きなし」「20万の値引きだった」「値引きの代わりにオプションを無料で付けてくれた」など、様々な情報が飛び交っています。自動車購入の専門誌でも「5~10万円」などと報じられており、これから初めて新車のMINIを購入される方は「値引きがあるのか?ないのか?」をハッキリと知りたいところだと思います。

そこで、私がMINIを購入した際の体験を踏まえて、MINIの値引きについての実態を整理してみたいと思います。値引きは商談事ですので、時期的なタイミングやMINIディーラー個々の事情で、様々なケースがあることは当然ですが、MINI専門サイトとして、できる限りありのままを述べたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

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Contents

  1. MINIの値引きは「オーダー車」か「在庫車」で異なる
  2. ディーラーオプションの値引きは期待大
  3. 下取り車の査定額で、実質の値引き?
  4. まとめ:「値引きゼロ」の心構えも必要
  5. 参考:MINIは「未使用車・新古車」が断然お得
  6. 参考:全国の「未使用車・新古車」をチェック!

MINIの値引きは「オーダー車」か「在庫車」で異なる

お台場 MINIディーラーのショールーム BMW GROUP Tokyo Bay

※写真はお台場にある国内最大のショールーム「BMW GROUP Tokyo Bay

オーダー車は、値引きゼロ!

オーダー車の値引きは「基本的にゼロ」です。原則として車両本体価格からは、1円も負けてくれません。

オーダー車とは、購入したい仕様のMINIがディーラーやメーカーが持っている国内在庫に無い場合、新規に発注(製造)する車両のことです。高額かつ特殊なメーカーオプションを付けたい場合は、在庫車から見つけることが難しいので、オーダー車になる可能性が高くなります。多くのメーカーオプションは、生産工場で取り付ける必要があるため、在庫車に後付けすることはできません。

モデルにより多少異なりますが「レザーシート、シートヒーター、サンルーフ、ダイナミックダンパー、アダプティブLEDヘッドライト、内装トリムの不人気カラー」などのメーカーオプションが付いた車両は、高い確率でオーダー車になります。さらに、これらのオプションに加えて、人気や定番ではないボディカラーを選択した場合は、ほぼオーダー車です。MINIはグレーやシルバーなどの中間色が比較的不人気です。ちなみに、オーダー車は発注後に英国のオックスフォード工場などで生産が開始され、完成後に船で日本へ運ばれてきますので、納車までに3~4か月かかります。在庫車の場合は、2~4週間です。

BMWや国産車ならば、何も言わなくても「数万円」は値引きしてくれますが、MINIは原則として値引きしてくれません。高い買い物ですので、値引きはあって当然だと思って商談すると、ショックを受けると思います。中には、営業さんに対してフラストレーションを感じてしまう方もいるでしょう。MINIは「どうしてもMINIが欲しい」という指名買いの方が多いので、競合モデルの見積もりを持ち出して交渉しても、あまり良い結果は期待できません。憧れのプレミアムブランドという位置づけなので「求めている方に、定価(適正価格)でお売りする。」というのが基本スタンスです。

このようにオーダー車は本体値引きがゼロで、納期もかかるというデメリットがあります。しかし、メーカーオプションが自由に選べるため、自分専用に製造されたMINIに乗れるというオーダーメイド的な満足感を得ることができます。MINIが大好きで何台も乗り継いでいる方にオーダー車が多い印象があります。

在庫車は、値引きの可能性あり!?

いっぽう、在庫車は値引きしてくれる可能性がグンと高くなります。あくまで「可能性が高い」というだけで、必ず値引きしてくれるわけではありませんが、交渉やタイミングによっては、車両本体価格からの値引きをゲットできます

値引き率はケースバイケースですが、フルモデルチェンジ前などの特別なタイミングを除くと、「5~15万円」くらいです。「車両本体価格+メーカーオプション」の総額が高いモデルは、もう少し上が狙えると思います。とはいえ、原則として値引きはありませんので、「目指せ15万円の値引き!」ではなく、「5万円でも値引きしてもらえたら、ラッキー!」という心構えでいてください。在庫車でも一切の値引きなして購入されている方が大勢いらっしゃいますので、たとえ値引きがゼロだったとしても、自分だけ損をしてしまったと思わないようにしましょう。

では、「どのようなタイミングで交渉すると、値引きしてもらえる可能性が高いのか?」を知りたいところだと思います。それは「ディーラーが、どうしても売りたい時です」。これはMINIディーラーに限った話ではありませんが、「売り手が売りたい時が、もっとも買い時」です。

例えば、「月の売り上げ目標にあと数台届かない」「マイナーチェンジ(年次改良)前に、在庫車が沢山ある」などのタイミングです。車に限らず、一般的に「決算月は値引きが多い」というのは聞いたことがあると思いますが、基本的にそれも当てはまります。ただし、「値引き無しが原則」ですので、それらのタイミングで商談に行っても、いきなり大きな値引きが提示されることは少ないと思います。価格に難色を示すと、まずは「残価設定型ローン(MINIフューチャーバリューローン)」を熱心に勧めてくるでしょう。そもそも、このようなタイミングは外部からは分かりませんので、実際には「運」まかせです。なお、ディーラー側の裏事情は、ディーラーの系列によっても異なりますので、近隣に運営会社の違うディーラーがある場合は、ダメ元でそちらでも商談することをお勧めします。

私の経験からぶっちゃけると、それほど積極的な売り込みのなかったディーラーの営業さんが、ある日突然必死になって電話をかけてきたらチャンスです! 購入までに時間の余裕がある場合は、とりあえず最寄りのディーラーに行って、試乗と見積もりをして「買いたいアピール」をしておきましょう。次の車検で乗り換えたいなど、具体的な購入時期を伝えておくのも有効です。

あともう一つ、こちらも時間に余裕がある場合限定ですが、最寄りのディーラーのブログやfacebookをマメにチェックしておくと、お得な情報をゲットできることが稀にあります。ダイレクトに値引きという言葉は使いませんが、「いまショールームに飾ってあるMINIがお得に買えます」や、商業施設などで行う出張イベントで「展示車が特別価格で買えます」的な表現があったらチャンスです。つまり、これは「在庫車を早く売りたい」というサインかもしれません。

在庫車は、欲しいメーカーオプションが付いていなかったり、希望のボディカラーがないなど、妥協しなければならないことがあります。その代わり、タイミング次第で本体値引きが期待できて、納期が早いというメリットがあります。

後付け可能なメーカーオプションもある

メーカーオプションの中には、MINIに精通した「カスタムショップ」に依頼すれば後付けできるものもあります。マルチファンクションステアリングやパドルシフト、「MINIドライビングモード」などが人気です。カスタマイズに詳しい営業さんにあたれば、そのあたりも臨機応変に案内してくれると思います。

ディーラーオプションの値引きは期待大

MINIディーラーのアクセサリーコーナー

前項までは「車両本体価格からの値引き」について語りましたが、それとは別にディーラーオプションからの値引きがあります。この値引きは、オーダー車にもチャンスがありますので、「実質の値引き」にすることができます。だいたい「3~15万円」くらいが期待できます。

ディーラーオプションとは、ディーラーで取り付けることができるMINI純正のオプションやアクセサリーです。代表的なものは「バックカメラ、地デジチューナー、ドライブレコーダー、ETC、ボンネットストライプ、ホイール、ライト周りのブラックリング、ドアバイザー、ドアミラーキャップ、フロアマット」などです。製造工程で取り付けるメーカーオプションに比べて、比較的簡単なものになります。

ディーラーオプションからの値引きも必ずゲットできるものではありませんが、車両本体の値引きよりは可能性が高いので、期待を込めて交渉してみましょう。見積もりの中のディーラーオプション分から値引きしてくれる場合や、「ディーラーオプション10万円分プレゼント」というクーポン的なサービスになる場合もあります。フルモデルチェンジが目前に迫ったモデル末期になると、クーポンの額はもっと大きくなる傾向があります。

このほか、ディーラーオプション以外では、ボディコーティングやスモークフィルムなどの付帯品や、諸経費などから値引きしてくれる場合もあります。

下取り車の査定額アップで、実質の値引き?

ディーラーオプションの値引きに少し似ていますが、下取り車の査定額(買い取り額)を上乗せして、実質の値引きとして提案してくれる場合があります。「MINIは値引きができないので、そのぶん下取りの査定額を頑張ります!」といった感じです。これはMINIの商談に限ったことではありませんが、車両本体からの値引きが厳しいMINIの場合は、この下取り車の査定額がより重要な意味をもちます。※下取り車とは、新車に乗り換える前の車です。

例えば、下取り車の査定額が50万円だった場合、そこに10万円を上乗せして60万円とします。これで実質10万円の値引きになります。

ただし、これには落とし穴があります。そもそもディーラーの査定額は車の買取専門店より安いので、上乗せした価格くらいが本来の適正価格という場合があります。そのため、ちょっと面倒ですが、買取専門店にも査定してもらって、ディーラーの「査定額+上乗せ分」とどちらが本当に得かを比べるのがベストです。中古車市場で人気の車種ほど、買取専門店の方が高く査定してくれます。最低でも2つの業者に査定してもらいましょう。

ネットからの車買取・査定サービスについて

昨今はインターネットから複数の買取店に一括で査定を依頼できるサービスが人気ですが、申し込みをした直後から各業者の電話が次々とかかってきますので、軽い気持ちで申し込むと応対が面倒なことになります。

買取する側は「できるだけ安く買いたい」→「ライバルの買取業者と競いたくない」→「1番先にアポをとって、即決させたい!」という理由からです。それでも、ディーラーの査定額よりは確実にアップするので、高く売りたい方には利用価値のあるサービスだと思います。

交渉のコツは「今決めてくれれば特別にXX万アップで買い取る」とか「これを欲しい方がいるので他社よりも高く買える」などの即決を促す言葉に騙されないことです。前の業者の査定額と競わせるようにして、絶対に最後の業者までは即決しないようにしましょう。なお、買取業者の中には、やや強引な営業さんもいますので、押しに弱くて交渉が苦手な方は、家族や友人に立ち会ってもらうのがお勧めです。こちら側の人数が多ければ、その場の空気に流されずに冷静な判断ができます。

一括査定のサイトは大手が運営しているものから、ちょっと怪しげな雰囲気のところまで様々です。サービス内容はほとんど同じですので、リクルート社が運営している「カーセンサー簡単ネット車査定」が安心です。

「業者を相手に交渉なんてムリ」という方には、次に紹介する査定サービスを利用してみてください。概算の査定額を元に、高値を付けた2社だけを相手にすればよいので、心理的負担が少ないうえに、そこそこ高く売れます。

まとめ:値引きはあるが「値引きゼロ」の心構えも必要

MINI プライスリスト イメージ

MINIの値引きについての実態を率直にまとめてみました。「原則として車両本体の値引きはゼロ」ですが、在庫車ならばタイミングや交渉次第で値引きが期待できます。このほか、ディーラーオプションや下取り車の査定額などで、実質の値引きを引き出すことも可能です。

ただし、何度も繰り返しますが、値引きをしないのがMINIのブランド戦略ですので、商談に挑む前提として「値引きゼロが普通」という心構えが必要です。在庫車でも、最初は値引きがまったくない見積もりを提示されることの方が多いと思います。

少しでも安く買いたいという考えは自然なことですが、MINIの新車を検討されている方は、他メーカーの競合車の見積もりとにらめっこして、お得な方を選ぶという方は少ないと思います。「MINIが欲しい! でも、値引き無しで買って、自分だけ損をしたくない。」というのが本心ではないでしょうか? しかし、たとえ値引きがゼロだったとしても、MINIにおいては普通のことですので、損をしてしまったと思う必要はありません。「値引きがあったらラッキー!」くらいのノリで商談に挑んでください。

値引き額の目安(参考程度に…)

車両本体 ディーラーオプション
その他
納期
オーダー車 0円 0~15万円 3~4ヵ月
在庫車 0~15万円 2~4週間

ミニクラブマンやミニクロスオーバーなどの上位グレードは、もともとの車両本体価格が高いため、これらよりもワンステップ上(20~30万円)の値引きが期待できます。

ちなみに、値引きゼロで契約した後に、モヤモヤした気持ちが収まらず、当記事を読まれている方がいらっしゃいましたら一言贈りたいと思います。「MINIのある生活は本当に楽しいので、納車後は値引きがあったか無かったなんて、どーでもよくなります!」

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参考:MINIは「未使用車・新古車」が断然お得

MINI モデルラインナップ

1. 新車商談の前に未使用車も要チェック!

「絶対に新車がいい!」というコダワリがない場合は、「未使用車」あるいは「新古車」と呼ばれる中古車が断然お得です。未使用車とは、簡単に言うと、ディーラーが販売台数達成などの大人の事情で、在庫車を登録(いったん売れたことになる)して、中古車として販売している車両です。主にMINIディーラーの中古車販売部門「MINI NEXT」で販売されており、走行距離無制限の保証が付くなどアフターサポートも充実しています。遠方の店舗で購入しても、保証対応や車検・整備は最寄りのMINIディーラーで受けることができます。

数か月間、ディーラーで保管していた車両がメインとなるため、外装に微小のキズや劣化がみられる場合もありますが、実質的に新車と同等の状態です。走行距離も数kmから100km以内が多く、内装も新車同様にピカピカです。

それでいて、販売価格は新車時の価格よりも数十万円の大幅ダウンに設定されています。未使用車を値引きして販売することは他のメーカーも同様ですが、MINIは新車の値引きが厳しいため、圧倒的にお得感があります

未使用車のデメリットは、台数がそれほど多くないため、希望のボディカラーやオプションが付いた車両を見つけにくいことや、完全な新車は初回の車検までの期間が「3年」ありますが、未使用車はすでに登録されていますので、登録した月から経過している分だけ車検が早く来ることです。このほか、新車を購入&登録するタイミングでしか入れない新車保証の延長サービスやメンテナンスサポートに加入できないこともあります。なお、標準で付帯されている新車保証(初回車検までの3年間)は未使用車にも継承されますので安心してください。※規約は変更される場合がありますので、詳しくは販売店に確認してください。

とはいえ、これらのデメリットよりも新車同然のMINIが確実に数十万円安く買えるメリットのほうが大きいので、希望する仕様の未使用車があれば断然お得です。MINIを乗り継いでいる私は、まず未使用車をチェックします。それで希望の仕様がしばらく出てこなかった場合は新車に焦点を切り換えます。実際に私が現在乗っているMINIは新車(在庫車)で購入しましたが、当初は未使用車で探していました。

では実際に未使用車は新車と比べてどれくらい安いのか調べてみましたので、次項の表をご覧ください。

2. 未使用車は新車より「30~80万円」も安い!

2017年6月時点で「グーネット(中古車情報サイト)」に登録されているMINIの中古車の中から未使用車(走行距離で判断)をピックアップして、メーカーオプションを含む新車時の価格と中古車価格の差額を算出。

※スマホの方は、表を横方向にスクロールしてください。

2017年6月時点の中古車データ by グーネット
モデル 年式 走行距離 中古本体価格 新車時の価格
メーカーオプション含む
新車との差額
ミニ3ドア
ワン
2017 15km 230万 271万
(オプション27万含む)
-41万
ミニ3ドア
クーパー
2017 20km 286万 326万
(オプション40万含む)
-40万
ミニ3ドア セブン
クーパーSD
2017 6km 363万 354万
人気の特別仕様車
-30万
ミニ5ドア
クーパー
2017 6km 304万 393万
(オプション50万含む)
-89万
ミニ5ドア
クーパーD
2017 8km 324万 357万
(オプション33万含む)
-33万
ミニ5ドア
クーパーS
2017 9km 310万 384万
(オプション10万含む)
-74万
ミニクラブマン
クーパーD
2017 9km 327万 412万
(オプション41万含む)
-85万
ミニクラブマン
クーパーSD
2017 7km 455万 483万
(オプション66万含む)
-28万

未使用車は新車に比べると、だいたい「30~80万円」ほど安くなっています。無作為に数台をピックアップしたので、サンプルに偏りもありますが、50万円分のメーカーオプションが付いたミニ5ドアのクーパーが、新車にくらべると89万円安いのは驚きです。これは「オプション全てが無料で、なおかつ車両本体価格から約40万円引き」という内訳になります。

このほか、ミニ5ドアのクーパーSは74万円安くなっているため、下位グレードとなるクーパーの新車価格に近くなっています。つまり、未使用車ならば新車のクーパーを買う予算で、上位グレードのクーパーSが買える可能性があります。

新車との差額の平均を「40万円」とすると、これは車検2回分の費用に相当します。MINIの車検は高額なパーツや消耗品の交換がなければ「15~20万円」ほどですので、5年目にくる2回目の車検までの費用が浮くという見通しができます。仮にガソリン代が月に1万円だとすると、約3年半分の燃料代が40万円です。このように新車との差額をリアルな維持費に置き換えて考えてみると、現実的な判断ができると思います。

例外もありますが、基本的にメーカーオプションが沢山ついている車両ほど新車との差額が大きい傾向があります。MINIは魅力的なオプションが数多く用意されているので、欲しいオプションをポンポン付けていくと驚きの金額になってしまいます。そんな時は未使用車がいっそうお得に見えるでしょう。半年も乗れば、購入時が新車だったか未使用車だったかなんて、まったく意識しなくなるので、長期的な視野で考えると未使用車は本当にお得です。

3. MINIの据置型ローンが使える!

あまり知られていませんが、ディーラーで販売している未使用車・新古車はMINIの認定中古車になりますので「MINIバリューローン」という据置型のローンが使えます。据置額を定められた範囲内で変更できるので、月々の支払い額を柔軟に調整できます。

ただし、据え置いた金額が保証される「MINIフューチャーバリューローン(残価設定型ローン)」は新車で購入しないと利用できませんので注意が必要です。

4. MINIの未使用車は、こんな人にお勧め

まとめると、未使用車・新古車は「新車にこだわらない」ことを前提として、次のような方にお勧めです。

  • 新車にこだわらないが、使用感のある中古は嫌だ
  • 賢く安く買いたい(実利主義!)
  • 新車の値引きがゼロだった…
  • 未使用車に希望の仕様があった
  • 新車に欲しいオプションを付けたら予算オーバー
  • クーパーの予算でクーパーSに乗りたい

全国の「未使用車・新古車」をチェック!

第三世代 MINI(F56/F55/F57/F54/F60)モデル一覧

ワンポイントアドバイス

ミニ3ドアと5ドアのワンまたはクーパー、クーパーDを選ぶ場合は「純正ナビ」と「LEDヘッドライト(LEDテールライトとLEDフォグライトもセットになっている)」が装備されている車両を選びましょう。この2つだけで「28万円相当のメーカーオプション」です(追記:2018年5月のマイナーチェンジで、ワンを除く全モデルで「ナビ」と「自動ブレーキ」が標準化されました)。お得なだけではなく、現行MINIの特長である機能性とモダンなフロントフェイスにかかせません。付いていないと、あとあと後悔する可能性が高いオプションです。クーパーSやクーパーSD、ジョンクーパーワークスには標準で装備されています。

「未使用車・新古車」と「新車」を検討する場合に理想的な方法は、最初に全国のMINIディーラーにある未使用車・新古車をチェックして希望の仕様(オプションやボディカラー)またはそれに近い車両の見積もりをとります。遠方の販売店から購入する場合は、車両をその店舗から自宅まで運ぶ「陸送費用」がかかりますので、実際の総費用を知るためには見積もりが必要です。ちなみに、陸送費用は無料キャンペーンをやっている時があります。

次に最寄りのディーラーへ行って、見積もりをとった未使用車と同じ仕様の新車の見積もりを出してもらいます。

商談の早い段階で「他店の未使用車と新車を比較検討している」と正直に伝えてもいいでしょう。当然ですがディーラーの営業さんは新車が売りたいので、新車のメリットをいろいろと訴求してくると思います。もしかしたら、未使用車とそれほど変わらない好条件を提示してくれるかもしれません(「実際にありました^^」)。

このように双方の検討材料が出そろったところで、未使用車を買うのか新車を買うのかを判断すれば、あとあと購入金額で後悔することはありません。参考まで!

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text by minicooper-sketch.com