新型MINIクロスオーバー発表!EV時代へ向けてフルモデルチェンジ
2023年9月1日、MINIは三代目となる新型MINIカントリーマン(国内旧名:クロスオーバー)を発表。約7年ぶりのフルモデルチェンジで、内外装の大幅なデザイン変更をはじめ、新たに「EV(BEV)」モデルを設定した。なお、当モデルはドイツで初めて生産される記念すべきMINIとなる。
※これまで国内では「MINIクロスオーバー」という名で販売されていたが、当モデルからは本来の名である「MINIカントリーマン」に変更される。
MINIカントリーマンは、MINIブランドで最大のボディをもつコンパクトSUV。2011年に初代(R60)が登場して以降「家族でも使える大きなMINI」として人気モデルに成長。より大きくなった先代モデル(F60)では、ディーゼルモデルが販売の中心となり、MINIのモデルラインアップで無くてはならない存在となっている。
MINIカントリーマンSE ALL4(BEV/306ps)
BMW X1と兄弟車となる新型カントリーマン(U25)は、2017年2月に発売(国内)した「先代モデル(F60)」よりも、全長が13cm、全高は6cmも拡大。MINI史上最大のボディサイズに成長し、これまで以上にデザイン性と実用性を兼ね備えたSUVへと進化した。
世界初公開となった今回の発表では、MINIの新世代を強調するため新登場の「EV(BEV)」のみとなっているが、先代と同様にBMW製のガソリンエンジン(1.5L/3気筒と2.0L/4気筒)とディーゼルエンジン(2.0L/4気筒)も用意する。
エンジンは新開発ではなく先代の改良版にとどまるが、MINI初となる48Vのマイルドハイブリッドシステム(追記:国内仕様車は非搭載)を搭載するため、ストップ&ゴーを多用する街乗りでの燃費の向上が期待できる。
MINIカントリーマン ジョンクーパーワークス(2Lガソリン/316ps)
追記:当EVモデルの発表から二か月後に、ガソリンエンジンのハイパフォーマンスモデル「ジョンクーパーワークス(詳細)」が正式発表された。
新型MINIカントリーマンは、ドイツのライプツィヒにあるBMWグループの工場で、2024年11月から生産を開始。BMWの1シリーズや2シリーズと同じ組立ラインで生産される(ガソリン、ディーゼルも同工場で生産)。
MINI正規ディーラーへのデリバリーは、欧州市場において2024年2月17日を予定。
追記:国内の発売日は2024年3月1日、納車は同年7月から9月以降を予定。
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スタイリッシュなオールラウンダー
EVの上位グレード「カントリーマンSE」は300馬力オーバー
左:初代クロスオーバー(R60/国内発売:2011年1月)中央:二代目クロスオーバー(F60/国内発売:2017年2月)
新型MINIカントリーマン(国内旧名:クロスオーバー)は、スタイリッシュなオールラウンダーであると同時に、広々とした室内や荷室をもつ日常の相棒となる。
先代より拡大したボディサイズ「全長4433mm、全幅1843mm、全高1656mm」と、ホイールベースが2692mm(先代:2670mm)に伸びたことによって、実用性と快適性がさらに向上している。この立派なボディで、先代より広い室内と大きな荷室を獲得。乗り味は、ワンランク上へ進化した。
※先代サイズ:「全長4315mm、全幅1820、全高1595mm」
急速充電器を使えば、30分弱でバッテリーを10%から80%まで充電することができる
新世代の主役となるEV(電気自動車)のMINIカントリーマンは、動力性能の違う2つのグレードを用意。
標準グレードとなる「カントリーマンE(593万円)」は、「150kW/204ps」の最高出力と「250Nm」のトルクを発揮。航続距離は「462km(WLTP)」を確保。0km/hから100km/hまでの加速は8.6秒(欧州仕様車)で、日常使に十分な航続距離と動力性能をもつ。
上位グレードで4輪駆動となる「カントリーマンSE ALL4(662万円)」は、「225kW/306ps」で、トルクは「494Nm」、航続距離は少し減って「433km(WLTP)」となる。この動力性能は、先代のハイパフォーマンスモデルである「ジョンクーパーワークス(306ps/450Nm)」と同等。
0km/hから100km/hまでの加速は5.6秒(欧州仕様車)で、こちらも先代のプラグインハイブリッド「クーパーSE ALL4(PHEV:224ps)」より1秒以上も速い。EVであってもMINIならではのスポーティな走りが楽しめるスペックとなっている。
参考:EV専用ではなく汎用プラットフォームを使用
左:MINI3ドアのEV(中国で生産)は、EV専用のプラットフォームを使用
余談だが、カントリーマンのEVモデルに採用されているプラットフォーム(車体の骨格)は、先代(内燃機関)モデルに使用されていたFAARプラットフォームを改良したもので、ガソリンモデルとディーゼルモデルも使用する汎用型となる。
EV用に開発されたプラットフォームではないため、残念ながら搭載できるバッテリーの量に制限がある。そのため、発売から4年後の2028年にEV専用のプラットフォームへ変更してバッテリー搭載量を増やし、航続距離やパフォーマンスを向上させる計画があると、一部の海外メディアが報じている。
新しいMINIデザイン言語
MINIならではの魅力とシンプルさの追求
新世代のMINIデザインは、モダンでデジタル的で、他とは一線を画すものとなっている。2030年までに、EVのみを販売するブランドとなるMINIは、電動化の先進的なテクノロジーだけではなく、クラシックminiから始まるブランドの伝統的な要素も取り入れたデザインを採用している。
MINIのデザイン責任者、オリバー・ハイルマー氏のコメント
「新しいMINIカントリーマンは、家族全員の車です。最新世代では、高さ、長さ、室内空間が大きくなっただけではなく、キャラクターやエクステリアも著しく向上しました。存在感がさらに増し、広々として安定しました。直立したプロポーションと垂直方向のデザイン言語により、その存在感はフロントフェイスで明らかです。その堅実で安定した性格は、より印象的なラジエターグリル、際立ったヘッドライト、非常に彫刻的なボンネットを通じてすぐに認識できます。」
エクステリア
個性的で表現力に富んだミニマリズム
左:新型カントリーマンと同時に発表された「新型MINI3ドア(詳細解説)」
新型MINIカントリーマン は、直立したミニマルなシルエットで、コンパクトSUVの冒険心、多用途性、信頼性を体現している。表情豊かなオフロードキャラクターは、一目でMINIと分かる独自のプロポーションを持っている。
短いオーバーハング、短いボンネット、大きなホイールを備えた長いホイールベース(前輪軸から後輪軸まで)は、クラシックminiの特徴とスポーティなスタイルを組み合わせたもの。
さらに、新しいエクステリアデザインは、空気抵抗を改善することによって、環境にやさしい省エネ性能も向上している。先代モデルの空気抵抗係数が「0.31」であったのに対し、新型のEVモデルでは、空気抵抗係数「0.26」という驚異的な値を達成。これは競合他社と比較して新記録となる。
フロントグリルとヘッドライト
走り出す前からMINIへの期待が高まる
左:先代モデルの二代目クロスオーバー(F60/国内発売:2017年2月)
EVのフロントフェイスは、新しい八角形のフロントグリルの表情豊かな輪郭が特徴。装備に応じてフロントフェイスのデザインは変わる。例えば「フェイバリット トリム」では、新しいアクセントカラーのバイブラントシルバーとなる。
新型MINIカントリーマンは、半自動運転を可能にする「レベル 2 支援システム」を搭載した最初のモデルとなる。小型のレーダーセンサー(先代はセンサー無し)がフロントグリルに組み込まれており、運転支援システムの機能向上をサポートする。
LEDヘッドライトのデイタイムランニングライト(デイライト)は、ユニークな光で印象的なルックスを表現。さらに、すべてのライトモードは、「ようこそ」または「さよなら」を意味するアニメーションの演出を持っている。この対話的なインタラクションにより、走り出す前からMINIへの期待が高まる。
存在感と躍動感を高めるデザイン
ヘッドライトのクロームを削除して、先鋭なルックスに
フロントのヘッドライトは、MINIでお馴染みのクロームメッキのフレームで囲まれていない。これにより、ヘッドライトよりもフロントエンドが目立つルックスを実現している。刺激的な曲線を描くボンネット、わずかに広がったトレッド幅、背が高めのボディと相まって、SUV的な自信に満ちた頑丈さを醸し出しだす。
横から見ると存在感のあるミニマリストに見える。周囲の黒い帯(窓の領域)は以前のものより狭くなった。Cピラー(前から3つ目の柱)の特徴的なデザインは、車両後部のルーフラインを支えると同時に、ルーフラインを短く見せる。これにより、車体全体がより直立して見え、新型MINIカントリーマンの個性が強調される。
多くのデザインが用意された最大20インチのホイールは、頑丈でワイルドなルックスに貢献。ボディカラーをより強調し、エレガントな外観を実現。
リアはクリアな表面とフラッシュリアライトを備えた新しいMINIの美学によって、一体感を生んでいる。垂直型のライトによって、リアのワイド感が強調され、同時にボディワークがハイクオリティで直立した印象を与える。
ヘッドライトと同様に、リアライトにも様々なモードが搭載されており、モデルのキャラクターを際立たせる。
ボディのショルダー部分は、新型MINIカントリーマンの力強いエクステリアを強調している。モデルレター(文字)の下は先細りになっており、視覚的に上下で2つの領域に分割されたように見える。
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インテリア
ダッシュボードにリサイクル素材を初採用
新型MINIカントリーマンでは、先代のようにステアリングホイールの後ろにディスプレイ(メーター類)は搭載されていない。必要な情報は、オプションのヘッドアップディスプレイに投影される。従来のディスプレイを取り払うことによって、前方の視界が広がり、広々としたインテリア空間が生まれた。
「クラシックトリム、フェイバリットトリム、JCWトリム」では、広く湾曲したダッシュボードの表面に繊維を初採用。新しく家庭的な雰囲気は、暖かく心地よい素材によって醸し出されている。
繊維素材は、リサイクルしたポリエステル使って特別な編み方で製造したもの。手入れが簡単で様々な用途に活用できる。ダッシュボードのほか、ドアの内側や室内のフロア、足元のフロアマットにも用いられている。従来のプラスチックなどの素材に比べて、CO2排出量を削減し、生産段階での水の使用量も大幅に減らすことができる。
ダッシュボードは、中央の新しい円形ディスプレイの下で、内装全体が水平線に沿って上下に分かれている。エアコン吹き出し口やドアハンドルなどのデザイン要素を、縦長の形にすることで、他のMINIとは異なるカントリーマン独自の個性を強調している(先代も同じ方法で差別化されていた)。
運転席の形状と前席スペースの増加により、先代よりもモダンで広々とした印象になっている。先代に比べ、肩と肘の部分の幅が約3センチ広くなり、ドライバーと助手席の快適性が大幅に向上。後部座席も肩幅が2.5センチ拡大している。
オプションのパノラミックガラスルーフは、前半分を開くことができ、室内を明るくフレンドリーにする。
スポーツシートはベーシックバージョンとJCWバージョンがあり、オプションでメモリー機能付きの電動調整シートも選択が可能。さらに、先代には無かったマッサージ機能もオプションで用意している。
ガソリンエンジン(カントリーマンC/S/JCW)またはディーゼルエンジン(カントリーマンD)では、後部座席の前後位置を最大で13cmスライドさせることができる(先代も可能)。後ろに調整すれば快適な足元スペースが生まれ、前方に調整すれば荷室のスペースが拡大する。
背もたれは、最大で12度ずつ6つの固定位置に調整できる。背もたれに寄りかかることや、直立した座り姿勢をサポートすることも可能となっている。
荷室容量は、先代の「450~1390リットル」から「460~1450リットル」に増加。後部座席を倒せば、かさばる荷物も容易に積み込むことができる。
カントリーマンの実用性をさらに高める新オプション「トレーラーヒッチ(トレーラーけん引するための後部パーツ)」を用意。電動で伸縮が可能で、トレーラーの積載量は1200kgまで対応する。
MINIインタラクションユニット
大注目!円形の「OLEDディスプレイ」を採用
クラシックminiから受け継がれてきた伝統のセンターサークルは、円形の高解像度OLEDディスプレイ(有機EL)へと劇的に進化した。
「MINIインタラクションユニット」と呼ばれるこのディスプレイは、インストルメントクラスターとして、エクスペリエンスと快適さを同時に提供する。
自社で新開発したAndroidベースの「MINIオペレーティングシステム9」により、車両のすべての機能をタッチまたは音声で直感的に操作が可能。高品質のガラスエッジを備えた直径240mmの薄型タッチディスプレイは、誰もが慣れ親しんでいるスマートフォンと同様の操作感を実現している。
コンテンツのグラフィック表現はモダンで、実用性を重視したものとなっている。速度やバッテリー残量などの車両関連情報を上部領域に表示。速度計を押すと画面に速度計が大きく表示される。
ホームメニューでは、ウィジェット(各機能)がサムネイルで表示される。スマートフォンのように、それらを水平にスワイプして選択する。
下部には、ナビゲーション、メディア、電話、エアコンのメニューがあり、いつでも直接選択できる。その他の機能はすべてスマートフォンと同じようにメニューから操作可能。
MINIエクスペリエンスモード
照明やサウンドの演出で没入型の運転体験
オプションの「MINIエクスペリエンスモード」は、円形ディスプレイの後ろにあるプロジェクターユニットを使用して様々な室内体験を演出する。オプションを含め最大で8つのモードを用意している。
選択したエクスペリエンスモードに応じて、ダッシュボードが様々なパターンと色のグラフィックで照らされる。さらに、インテリアの間接照明も、選択されたモードに連動して変化し、モード別に異なるムードを演出する。
「パーソナル モード」では、MINIアプリを使用してディスプレイの背景に好きな画像を設定できる。さらに、その画像から主要な色を自動的に抜き出して、ダッシュボードに投影。間接照明の色も、それに連動する。
「ゴーカートモード」では、MINIのレーシングDNAを非常にダイナミックな方法で表現。インテリアはダークグレーとレッドで照らされて、ドライビングダイナミクス用のスポーティなデザインメーターが、ディスプレイに大きく表示される。
「ビビッドモード」の間接照明は、現在再生されている音楽のアルバムのジャケットの色が反映される。例えば、海の写真が使われたアルバムを再生している時は、ブルー系の照明に変わる。
さらに「コアモード、グリーンモード、タイムレスモード」、気分や個人のニーズに応じて「バランスモード」と「パーソナルモード」が選択できる。
再設計したトグルスイッチ
ギアセレクターの移行で収納スペースが拡大
MINIならではのクラシカルなトグルスイッチは、重要な運転機能である「パーキングブレーキ、ギアセレクター、エンジンのスタート/ストップ、エクスペリエンスモードの切り替え、音量コントロール」 に対応している。
ギアセレクターがセンタコンソールからトグルスイッチに移行したことによって、センターコンソール領域が拡大。
その結果、カップホルダーの直径が大きくなり、トグルスイッチの下に新しく広々とした収納エリアも追加された。収納エリアは、スマートフォンのワイヤレス充電にも対応している。
さらに、オプションでダッシュボードと同色のニットカバーが付いた収納ボックスも装備される。
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先進的な運転支援システム
MINI初の機能が満載、自動運転化へ一歩近づく
先代で導入された先行車との距離を一定に保つ「アクティブクルーズコントロール(ACC)」をはじめ、走行レーンのはみ出しを未然に防ぐ「ステアリング&レーンアシスタント」も新たに装備。作動中はアクセルワークやハンドリングに必要以上に集中する必要が無いため、単調になりがちな長距離移動のシーンでも快適でリラックスしたドライブができる。
オプションの「ドライビングアシスタント プロフェッショナル」では、レベル2の半自動運転を実現。車両センサーやその他の支援システムに基づいて、車線を変更するために必要な隙間を検出し、最適な車速に自動で調整する。
高速道路のようなルートでは、最高「60km/h」まで半自動運転が可能となった。この速度までは交通に細心の注意を払い続けながら、ドライバーはステアリングから手を放すことができる。ただし、ドライバーは常にステアリングの操作や、ブレーキをかける準備ができていなければならない。
先進運転支援システムの動作状況は、円形ディスプレイにリアルタイムで視覚化される。
さらに、自動駐車機能や360度のパーキングビューに加えて、12個の超音波センサーと4台のサラウンドビューカメラを使用して、駐車可能なスペースを正確に識別することもできる。
オプションの「パーキングアシスタントプラス」では、スマートフォンを使用して遠隔から駐車が可能。例えば、ドアが開くことができない狭い駐車スペースの場合に、車外からの指示で自動で駐車を行うことができる。
ドライビングダイナミクスの進化
MINIならではの楽しいドライビングフィールは継承
左:初代クロスオーバー(R60/国内発売:2011年1月)中央:二代目クロスオーバー(F60/国内発売:2017年2月)
先代より少し広がったトレッド幅(左右のタイヤ間の長さ)と、拡大したホイールベース(前輪から後輪の長さ)により、ドライビングダイナミクスも進化した。
大型化したボディでも、MINIならではのキビキビした運転が楽しめる「ゴーカートフィーリング」は健在。ステアリングはダイレクトなハンドリングを実現するギア比を採用し、SUVでありながらもスポーティなステアリングフィールが楽しめる仕様となっている。
新しいブレーキシステムは、ブレーキをかけてから停止するまでの制動距離を短縮。ブレーキ性能の強化により、運転支援システムで衝突を回避するシーンなどで、安全性が向上した。
新オプションの「アダプティブ サスペンション」を選択すると、15mmのローダウン化と、凹凸のある路面でもマイルドな乗り心地を実現する周波数選択式のダンパーが装備される。さらに、19インチまたは20インチの軽合金ホイールとスポーツタイヤを組み合わせることで、車両の横方向と縦方向の挙動を最適化することが可能。
なお、空気抵抗を低減するデザインを採用した17インチホイールを装着すると、EVモデルの電動航続距離を伸ばすことができる。
タイヤ径は30mm拡大して710mmに成長。ルックスに迫力が増すだけではなく、ドライビングの挙動と快適性も向上した。オプションの19インチホイールと20インチホイールのタイヤ幅は、20mm拡大して245mmになり、ゴーカートフィーリングがより一層楽しめるようになっている。
フォトギャラリー
ブリティッシュレーシンググリーン
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モデルラインアップ
「EV/ガソリン/ディーゼル」を設定
今回のフルモデルチェンジに伴い、モデル名が「クロスオーバー(CROSSOVER)」から「カントリーマン(COUNTRYMAN)」に変更される。先代までは諸事情により国内では「クロスオーバー」という名に変更されていたが、ついに本来の名前に回帰することとなった。
先代ではディーゼルモデルが販売の大部分を占めていたが、新型ではEVモデルとガソリンモデルが推しの扱いになりそうだ。
とはいえ、EVは航続距離や国内の充電インフラ事情、発展途上のバッテリー性能を考慮すると、「自宅で充電が可能&長距離はほとんど走らない&10年後の売却価格は気にしない&寒冷地に住んでいない」という方のみに適するモデルになる。つまり、新型でも大多数の方は「ガソリン or ディーゼル」という二択になるだろう。
追記:国内導入モデルとスペック、価格が正式発表(⇒詳細記事)
追記:ジョンクーパーワークス(JCW)発表!
動画
海外メディアによるファーストレビュー
トップグレード「ジョンクーパーワークス」
ガソリンエンジンで最速のハイパフォーマンスモデルとなる「カントリーマン ジョンクーパーワークス(JCW)ALL4」。メッシュ領域が拡大したフロントグリルをはじめ、フロントとリアのスポイラーが速さを感じさせるスポーティなデザインとなっている。
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