MINIクラブマンに入門モデルONEを追加！1.5Lターボで290万円

MINIクラブマン（F54）に、1.5リッター3気筒ターボの「ONE（ワン）」を追加。2016年4月18日より全国のMINIディーラーで販売を開始する。

クラブマンは、2014年11月に発売したステーションワゴンタイプの大型MINI。広い室内と観音開きのテールゲートによって、ファミリーユースとオリジナリティを両立したモデルとなっている。

今回追加された新グレードのワンは、従来から設定されていた「クーパー」「クーパーS」に対して、エンジン出力や装備を変更して、価格を抑えたエントリーモデル（入門モデル）となる。

廉価モデルながら、8個のエアバッグや4輪ディスクブレーキ等の充実した安全装備を標準で備える。このほか、オートライト、レインセンサー、ヒーテッドドアミラー、USBオーディオインターフェースといった、快適で便利な装備も加わる。

価格は、6速オートマチックトランスミッションのみの設定で、290万円（8%税込）。

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エクステリア

※写真はオプション装備を含む（ミッドナイトブラック）

インテリア

※写真はオプション装備を含む

基本スペックと販売価格

クーパーと同じ1.5L 3気筒ターボを搭載

クラブマン ワンに搭載されるエンジンは、上位グレードの「クーパー」と同じく、BMWのバルブトロニックとターボチャージャーを組み合わせた高効率な「1.5リッター3気筒ターボ」のガソリンエンジンとなる。（MINI5ドアのワンは、1.2リッター3気筒ターボ）

スペックはクーパーより抑えられており、出力は「クーパーの136psに対してワンでは102ps」、トルクは「クーパーの220Nmに対してワンは180Nm」となる。だが、クーパーよりも低い回転領域で性能が発揮されるチューニングになっているため、低速走行がメインとなる街乗りの軽快感には期待がもてる。

ワンの価格は290万円。装備が充実しているクーパーとの価格差は54万円、2.0リッター4気筒ターボを搭載するクーパーSとの価格差は94万円。ワンは「必要十分な装備で、クラブマンの広い室内や荷室を手軽に楽しめるMINI」となる。

追記 2017年10月：価格改定によりワンが299万円、クーパーが358万円にアップ。文中や表は発売当初の価格。

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エコカー減税

クラブマン ワンは、「平成27年度燃費基準+10%達成」および「平成17年排出ガス基準75%低減レベル（★★★★低排出ガス車）」を達成し、エコカー減税対象モデルとなる。エコカー減税率は、自動車取得税が40%、自動車重量税が25%。

なお、クリーンディーゼルエンジンを搭載したクーパーDとクーパーSDは、自動車取得税と自動車重量税の両方が免税となる。

※自動車取得税は2017年3月31日まで、自動車重量税は同年の4月30日までに新車登録した車両が対象。

ワンの標準装備（クーパーとの違い）

※写真のホイールはオプションのベントスポーク

ワン専用 クールパッケージ

左：標準　右：クールパッケージ装着

クールパッケージ（COOL PACKAGE）は、ワンのエクステリアを上位グレードのクーパーとほぼ同じ仕様にドレスアップすることができるワン専用のオプションパッケージ。価格は97,000円（税込）。

ホイールはワン標準の16インチからクーパー標準の17インチ ベントスポーク（シルバー）にインチアップ。ドアミラーキャップは、ワン標準の艶消し黒（素地）からボディーカラーと同色に変更。これは些細な違いに感じるかもしれないが、標準のキャップが簡素な質感のため、見た目のアップグレード感は大きい。ちなみに、クーパーやクーパーSのミラーキャップは、選択したルーフカラーと同色になる。（ワンのルーフカラーはボディーカラーと同色のみ）

さらに、クーパー標準のクロームラインエクステリアが備わるため、フロントグリルのバーがブラックからクロームメッキに変更される。このほかにも、フロントバンパー下のダクトやランプまわりにもクロームメッキパーツが加飾される。

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text by minicooper-sketch.com