RJC カーオブザイヤー・インポート に新型MINIクラブマン選出!

第25回(2016年次)RJC カーオブザイヤー ミニクラブマン

2015年11月10日、第25回(2016年次)RJC カーオブザイヤーの最終選考が行われ、インポート部門のイヤーカーに新型MINIクラブマン(F54)が選出された。

クラブマンが選ばれた理由(個人的見解)について、RJCカーオブザイヤー選考委員の吉田直志氏は、ブログで次のように述べている。

個人的には、と前置きをしておいて(一部省略)、MINI CLUBMANは、たんなる異端モデルではなく、Cセグハッチバックモデルに仕立てて、MINIというブランド、世界観をさらに広げたことに、価値があります。

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2016年次|RJCカーオブザイヤー・インポート

MINI クラブマン(F54)

RJCカーオブザイヤー・インポート MINIクラブマン F54

RJCの公式サイトでは、クラブマンについて次の様に述べられている。

伝統のデザインツールを巧みにアップデートさせながら世代交替してきたMINIシリーズ。 なかでも観音開きのテールゲートを持つクラブマンは、MINIの長所と特徴を捨てることなくボディを大きく膨らませた。それゆえにユーティリティの高さは飛躍的に向上。しかも、他車にはない上質・快適・俊敏な移動空間を実現している。大人のMINI、確かなMINI。替っても変わらず。

新型クラブマンのラインアップと価格

モデル スペック 価格(税込)
MINI クラブマン
ミニクーパー
ガソリンエンジン|ターボ|1.5L 直列3気筒|136ps 220Nm|6速AT|燃費 17.1km/L 344万円
MINI クラブマン
ミニクーパーS
ガソリンエンジン|ターボ|2.0L 直列4気筒|192ps 280Nm|8速AT|燃費 16.6km/L 384万円

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RJCカーオブザイヤー・インポート 6ベスト

Audi TT とBMW2シリーズ

カーオブザイヤー・インポート部門のベスト6台に選ばれたモデルは「MINIクラブマン」「ジャガーXE」「ボルボV40/V40クロスカントリーD4」「アウディTT」「プジョー308/308SW」「BMW2シリーズ・アクティブツアラー/グランツアラー」。

これらのモデルを対象に最終選考会が行われ、RJCの会員52名による投票の結果、MINIクラブマンが今回のベストワンとして選ばれた。選考は、栃木県の「ツインリンクもてぎ」で確認走行を経て決定されたため、コンセプトやデザインだけではなく、走行性能も高く評価されたことになる。

最終選考結果

順位 得点 車名
1 250 BMW MINIクラブマン(F54)
2 212 ジャガーXE
3 171 ボルボV40/V40クロスカントリーD4
4 167 アウディTT
5 153 プジョー308/308SW
6 118 BMW2シリーズ・アクティブツアラー/グランツアラー

ちなみに、上記のベスト6を選出する第一次投票においても、クラブマンはジャガーXEと同票数の第1位を獲得している。この2台は、次点のボルボV40/V40に対して、約20票近い大差をつけての圧勝となった。

最後の確認走行が行われる最終選考において、クラブマンは一次投票で同票数だったジャガーXEを約40票近く引き離したことになる。これは、クラブマンの走行性能におけるポテンシャルを示す結果といえるだろう。

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text by minicooper-sketch.com