新型ミニクーパー 3ドア(F56) ボディカラーまとめ
3代目となる新型MINI 3ドア(F56/2014年発売)のボディカラーは、モデル専用色も含めると全部で14色(発売時点)。MINIを楽しくする元気なカラーから、シックなセンスが光るダーク系のカラーまで、期待を裏切らない魅力的なラインアップとなっている。
さらに、MINIはルーフカラー(屋根の色)が選べるため、実際には驚くほどのカラーパターンが存在する。ルーフカラーによってボディカラーの印象も変わるため、慎重に検討したいところだ。
当記事では、MINI3ドアのカラーバリエーションとルーフカラーの選び方について紹介しよう。
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Contents
- カラーバリエーション
- 標準カラーとオプションカラー
- ルーフカラーのバリエーション
- 写真ギャラリー
ソラリスオレンジ|エメラルドグレー|ルーフトップグレー|スターライトブルー|アイランドブルー|ゼスティーイエロー|ボルカニックオレンジ|ペッパーホワイト|ナノクホワイト|ブレイジングレッド|ムーンウォークグレー|アイスドチョコレート|サンダーグレー|エレクトリックブルー|ディープブルー|エニグマティックブラック|ラピスラグジュアリーブルー|ブリティッシュレーシンググリーン|ホワイトシルバー|ミッドナイトブラック|チリレッド|レベルグリーン| - 特別仕様車 限定カラー
カラーバリエーション(3ドア/5ドア共通)
以下の画像は、MINI 3ドア クーパーSのブラックルーフをベースにしたカラーバリエーション。「クリーンディーゼルエンジン」を搭載したクーパーSDやクーパーDも同じカラーが用意されている。
なお、MINI 3ドアの全長を伸ばして後席ドアを追加したMINI 5ドアも、同じカラーバリエーションとなる。
2018年のマイナーチェンジで3つの新カラーを追加
2018年5月の「マイナーチェンジ(詳細解説)」で、「ソラリスオレンジ」、「エメラルドグレー」、「スターライトブルー」を追加(各色71,000円のオプション)。
注意:現在は全てのカラーが生産終了
「エメラルドグレー」は、人気色であったが2020年6月で生産終了。「ソラリスオレンジ」と「スターライトブルー」は、2021年5月のマイナーチェンジで生産終了。
2019年に新カラーを追加
2019年7月生産分から「MINI Yours エニグマティックブラック メタリック」を追加。素材や製法にこだわった「MINI Yours」ブランドのカラーとなるため、通常のオプションカラーよりも高価な119,000円(2019年時点)となる。
2021年のマイナーチェンジで2つの新カラーを追加
2021年5月の「マイナーチェンジ(詳細解説)」で、当世代のMINIでは初設定となる新カラー「ルーフトップグレー メタリック」、MINIクロスオーバーを象徴する専用色であった「アイランドブルー メタリック」を追加。
2022年3月生産から新カラーを追加
2022年3月生産分から「ゼスティーイエロー」を追加。ゼスティーイエローは2021年5月にマイナーチェンジしたMINIコンバーチブルの専用色であったが、MINI3ドアと5ドアでも選択が可能となった。
同じく2022年3月生産分から既存色の「ミッドナイトブラック」が廃止され、新色の「ミッドナイトブラックII」を追加。
2022年11月生産から新カラーを追加
2022年11月生産分から新カラー「ナノクホワイト」と「メルティングシルバーIII」を追加。
メルティングシルバーは2020年6月生産分まで「コンバーチブル、クラブマン、クロスオーバー」に設定されていた人気カラーの1つ。色味に若干の変更が入り、MINI3ドアや5ドアでも選択できるカラーとして復活した。
ナノクホワイトの追加に伴い、長年1番人気だった「ペッパーホワイト」が惜しまれながら廃止となった。
その他のカラー(廃止されたカラーを含む)
source : MINI Japan configurator
「ペッパーホワイト」は初代MINI(R50)から続く定番の人気色で、暖か味のあるクリームホワイト。大胆でMINIらしい元気いっぱいの「ボルカニックオレンジ」や「ブレイジングレッド」は、ブラックルーフと組み合わせると精悍で落ち着きを持つカラーにかわる。女性に人気の「アイスドチョコレート」は、MINIならではのビターなオシャレ感が魅力的だ。
「サンダーグレー」は、ブラックルーフが似合う男性的でストイックなカラー。年配の方にも人気の「ブリティッシュグレーシンググリーン」はホワイトルーフが定番だが、シックな魅力が増すブラックルーフも検討したい。「ホワイトシルバー」は、ホワイト系のシンプルモダンでクリーンな印象のオシャレカラーだ(ワンは選択不可)。
「MINI YOURS ラピスラグジュアリーブルー」は、2016年4月に追加されたハイグレードなオプションシリーズ「MINI YOURS(ミニユアーズ)」の特別なカラー。「ディープブルー」よりも、シックで深みのある青紫系の表情が魅力。
サンダーグレーとチリレッドはスポーツグレードの専用色
MINIはグレードやオプションパッケージによって専用色が用意されている。最下段の「チリレッド」は、JCWパッケージ装備したクーパーSとクーパーSD、ハイパフォーマンスモデルのジョンクーパーワークス(JCW)だけが選択可能。さらに、ジョンクーパーワークスには、新色の「レベルグリーン(ソリッド)」も専用色として設定されている。
同様に、サンダーグレーは、ジョンクーパーワークスとクーパーS、クーパーSDのみ選択することが可能だ。
追記:チリレッドは標準色に変更
2018年5月の「マイナーチェンジ」で、ブレイジングレッドが廃止されたため、チリレッドが全てのモデルで選択できるようになった。
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標準カラーとオプションカラー
左:ソリッドカラー 右:メタリックカラー
ボディカラーには、標準カラーと追加料金が必要なオプションカラーの2つがある。標準カラーは単色のソリッドカラー、オプションカラーは光の加減によってキラキラ輝くメタリックカラーとなる。
ただし、例外として、ソリッドカラーに属する「MINI YOURS ラピスラグジュアリーブルー」とジョンクーパーワークス専用の「レベルグリーン」は、オプションカラーとなる。この2つは、特別な素材や製法を使用しているため、通常のオプションカラーよりも高額な設定となっている。
基本的に、ストレートで濃い色味を楽しめるのがソリッドカラー、日光や照明によって様々なグラデーションや表情を楽しめるのがメタリックカラーとなる。とくに、夜のドライブが多い方、洗車でピカピカにするのが好きな方は、メタリックカラーのほうがボディの輝きを堪能できる機会が多い。
オプションカラーは有料となるが、MINIに限らず「クルマにとってカラー選びは最も大事」といっても過言ではないので、費用を気にせずに本当に気に入ったカラーを選ぼう。
ルーフカラーのバリエーション
基本は「ボディ同色/ブラック/ホワイト」の3パターン
上から「ボディカラー同色ルーフ」「ブラックルーフ」「ホワイトルーフ」、イメージの車両は2021年5月に「マイナーチェンジ(詳細)」したMINI5ドアのクーパー
MINIのカラーバリエーションは、一般的な車に比べて多いほうだが、MINIはそれだけではない。ルーフのカラーをボディカラー同色、ブラック、ホワイト、の3パターンから選択できるため、実際にはベースとなるボディカラーに3つのバリエーションが存在するのだ。
ルーフだけの違いとはいえ、印象は大きくかわる。レッドのボディカラーにブラックルーフをチョイスすれば、カタマリ感がでて落ち着いたMINIに、ホワイトルーフにするとポップでカワイイMINIになる。MINIは2トーンカラーが代名詞となっているため、ボディカラー同色を選択する方は少ない。実際には「ブラック」か「ホワイト」の二択になる。
さらにドアミラーキャップのカラーもルーフカラーとお揃いになる。ブラックルーフにはブラックキャップ、ホワイトルーフにはホワイトキャップが備わり、全体的に2トーンの魅力が一層引き立つ。
ワンのルーフはボディ同色のみ
エントリーモデルのMINI ONE(ワン)は、ルーフカラーが選べないため、ルーフとボディは必ず同色になる。ドアミラーキャップは標準で艶消しブラックになるが、オプションでボディと同色にすることができる。
追記:2021年のマイナーチェンジから、ONEのドアミラーキャップは標準でボディ同色となる
ジョンクーパーワークスはレッドルーフも選択可能
ジョンクーパーワークス専用色「レベルグリーン」にレッドルーフ
例外として、ハイパフォーマンスモデルのジョンクーパーワークスだけは、ボディ同色/ブラック/ホワイトの3パターンに加えて、レッドルーフを選ぶことができる。レッドルーフはジョンクーパーワークス専用色ということもあり、ブラックボディとの組み合わせが人気となっている。
各グレードで選択できるルーフカラーは以下のとおり。
グレード | ルーフカラー |
---|---|
ワン | ボディと同色 |
クーパー / クーパーD クーパーS / クーパーSD |
ボディと同色 / ブラック / ホワイト |
ジョンクーパーワークス | ボディと同色 / ブラック / ホワイト / レッド |
2021年のマイチェンでマルチトーンルーフが追加!
2021年5月の「マイナーチェンジ(詳細)」で、ルーフがブルーのグラデーションになる「マルチトーンルーフ」が追加。エントリーモデルのONEを除く、すべてグレードで選択が可能。オプション価格は96,000円となる。なお、MINIクラブマンにも用意されているが、MINIクロスオーバーでは選択できない。
マルチトーンルーフは、フロント部の鮮やかな「ソールブルー」から始まり、爽やかな「パーリーアクア」を経て、リアの「ジェットブラック」へ変化するグラデーションカラー。塗料を塗り重ねていく特殊な製法のため、1台1台が微妙に異なるという性質をもつ。個性派のMINIならではのオプションカラーだ。
なお、カラーの組み合わせでミスマッチになってしまうチリレッドとブリティッシュレーシンググリーンのルーフには選択できないようになっている。
特別仕様車には専用のルーフカラーを設定
MINIの特別仕様車や限定車には、通常のモデルでは選択することができないルーフカラーが特別に採用されている(一部を除く)。
2016年8月に発売したMINI3ドアとMINI5ドアの特別仕様車「MINI セブン」のルーフカラーには、本来「クラブマン」でしか選ぶことができないシルバー(メルティングシルバー)を特別採用。シルバールーフは、ブラックルーフやホワイトルーフよりも全体的にモダンなイメージを与える。「ブラックルーフは重たい、ホワイトルーフはポップ過ぎる」といった場合にもお勧めのカラーだ。
Check! シルバールーフの特別仕様車「MINI セブン」
カラー選びのポイント
最終的には実車を見て決めることになるだろう。次項ではMINI3ドアの写真をボディカラー別にまとめている。
同じボディカラーでもルーフカラーやボンネットストライプの有無によって印象が異なるのがMINIの面白いところ。フロントグリルがスポーティなハニカムメッシュのクーパーS、クロームメッキが光るクラシカルなクーパーかによっても違いを感じられる。ショールームの写真よりも屋外で撮られた写真のほうが、実際の印象に近いことも付け加えておこう。
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ソラリスオレンジ メタリック
2021年のマイナーチェンジで廃止
2018年のマイナーチェンジで追加された新色。3ドア、5ドア、コンバーチブルの専用色であったが、2021年5月のマイナーチェンジで生産終了となった。
エメラルドグレー メタリック
2020年7月生産から廃止
2018年のマイナーチェンジで追加された新色。国内ではトップクラスの人気色であったが、2020年6月で生産終了となった。代わりに「ルーフトップグレー メタリック」が追加された。
ルーフトップグレー メタリック
2021年のマイナーチェンジで追加
スターライトブルー メタリック
2021年のマイナーチェンジで廃止
2018年のマイナーチェンジで追加された新色。2021年5月のマイナーチェンジで生産終了となった。代わりに「アイランドブルー メタリック」が追加された。
アイランドブルー メタリック
2021年のマイナーチェンジで追加
ゼスティーイエロー
2022年3月生産から追加
ボルカニックオレンジ
2018年のマイナーチェンジで廃止
ペッパーホワイト
2022年11月生産から廃止
ナノクホワイト(メタリック)
2022年11月生産から追加
ブレイジングレッド メタリック
2018年のマイナーチェンジで廃止
ムーンウォークグレー メタリック
2022年11月生産から廃止
アイスドチョコレート メタリック
2016年3月生産から廃止
※アイスドチョコレートは生産期間が短かったため、中古車市場で希少なカラーとなっている。
サンダーグレー メタリック
2021年のマイナーチェンジで廃止
サンダーグレー(メタリック)は、スポーツグレード「クーパーS、クーパーSD、ジョンクーパーワークス」のみ選択できる専用色。長らく人気色の1つであったが、2021年5月のマイナーチェンジで生産終了となった。
エレクトリックブルー メタリック
2019年7月生産から廃止
ディープブルー メタリック
2018年のマイナーチェンジで廃止
MINI YOURS エニグマティックブラック メタリック
2019年7月生産から追加
※写真のルーフは2021年5月のマイナーチェンジで追加された「マルチトーンルーフ」
※写真はMINIクラブマン
MINI YOURS ラピスラグジュアリーブルー メタリック
2019年7月生産から廃止
ブリティッシュレーシンググリーン メタリック
新バージョン:2020年5月から追加
新バージョンの「ブリティッシュレーシンググリーン メタリック」は、従来の「ブリティッシュレーシンググリーン メタリック」を明るい色味にリニューアルしたカラー。ダークグリーンからポップな印象をあたえる鮮やかなグリーンに生まれ変わった。
当初は、MINI生誕60周年を記念した特別仕様車「MINI 60 Years Edition」の専用カラーとなっていたが、2020年5月(3月生産以降)から全てのMINIで選択できるオプションカラーとなった。
旧バージョン:2019年3月生産から廃止
ホワイトシルバー メタリック
2021年のマイナーチェンジで廃止
ミッドナイトブラック メタリック
2022年3月生産から廃止(ミッドナイトブラックIIに変更)
チリレッド
定番の人気色!
※写真はジョンクーパーワークス(JCW)
レベルグリーン
JCW専用色
特別仕様車 限定カラー
新しいブリティッシュレーシンググリーンを特別採用「MINI 60 Years Edition」
クラブマン専用色を特別採用「バーガンディーエディション」
400台限定!人気色「アイスブルー」を復刻
新型MINIの人気カラーは?
これだけ個性豊かなカラーバリエーションがあると、カラー選びに迷ってしまうところだろう。そこで、MINIディーラーBLOGの情報を元に人気カラーを調査した。ワンが発売される前の限定的な調査になるが、大まかな人気の傾向はつかめるようになっているので、ぜひ参考にしてほしい。
記事はこちら「新型MINI(F56)人気色ランキング発表!!」
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