新型MINIワンが販売開始！1.2Lの3気筒ターボで226万円から

新型MINI 3ドア（F56/2014年発売）のラインナップにONE（ワン）が追加。7月1日から販売を開始する。

MINIワンは、新型MINIハッチバックの中でもっとも排気量の小さいエントリーモデルとなる。エンジンは、1.2リットル直列3気筒MINIツインパワーターボを搭載し、燃費はラインナップ最高の20.2km/L（6MT）を実現。最高出力は102PSとなり、1.5リットル（136PS）のクーパーよりも20～30%のパワーダウンになるが、新型MINIのエンジンはトルクフルなため必要十分だ。

追記：2018年のマイナーチェンジで、上位モデルのクーパーと同じ「1.5リットル直列3気筒エンジン」に変更。

価格はMTが226万円、ATは240万円。上位モデルのクーパーとの価格差は40万円、クーパーSとは92万円となる。エコカー減税対象モデルとなりAT車において自動車取得税が80%、自動車重量税が75%、自動車税が50%の減税となる。

MINI ONEの標準装備

ワンはコストパフォーマンスを優先したグレードのため、一部の装備は簡易なものになっている。

ハロゲンヘッドライト、ホイールカバー付きの15インチスチールホイール（クーパーとクーパーSはアルミホイール）、マニュアルエアコンなどが標準装備となる。先代MINIワン（R56）と同様にルーフカラーはボディ同色となり、ワン特有のキャラクターは新型MINIにも受け継がれている。フロントバンパーの一部（フロントグリルの下）は、上位モデルでは艶ありブラックになるが、ワンは樹脂素材のザラザラした艶なしブラックになる。

オプションのクロームラインエクステリアを装着すると、フロントグリルのルーバーが上位モデルのクーパーと同じクロームメッキになる。そのため、ルーフが同色であること以外は、ほとんどクーパーと同じ外観にすることが可能だ。

上位モデルとの標準装備の違いについては、こちらで「標準装備品の比較表」まとめている。

text by minicooper-sketch.com

MINI ONE（1.2L 3気筒ターボ 102PS）

ブラックのフロントグリルとボディ同色のルーフが、ONEデザインのキーポイント。クーパーやクーパーSに標準装備されるクロームラインエクステリア（外装のクロームパーツ一式）が装着されないため、全体的に素朴でカワイイ印象。写真のボディーカラーは人気のペッパーホワイト（ソリッド）。

ワンとクーパーのヘッドライトは、標準でハロゲン仕様になる。クーパーSはLEDヘッドライトが標準装備。ちなみに、LEDヘッドライトはクーパーの人気オプションとなっている。フロントフォグランプ（ハロゲン）もオプション。

ONE専用のホイールカバーを装着した15インチのスチールホイールが標準装備。※写真はクーパー標準の15インチアルミホイールを装備

標準装備のハロゲンヘッドライト。オプションのLEDヘッドライトを装着すると、顔つきがガラッと変わる。

クロームラインエクステリアを装着していないため、テールゲートのバックドアハンドルはブラック（艶なし）になる。クーパーとクーパーSはクローム仕様。

サイドウインカーを内蔵したサイドスカットルはクーパーと同じ。ドアミラーキャップは標準でブラック（艶なし）になるが、オプションでボディ同色にすることも可能。

※日本仕様車は右ハンドルになります

車速に応じてパワステのアシスト量を増減するサーボトロニックやマニュアルエアコン、USBオーディオインターフェースを標準で備える。円形のセンターパネルには、オプションで用意されるナビゲーションシステム（詳細）を埋め込むことが可能だ。

カラーバリエーションはこちら「新型ミニクーパー（F56） ボディカラーまとめ」

MINI ONEのスペックと価格

基本スペック

関連：MINI 現行モデルの価格一覧

詳細スペック

追記：2018年のマイナーチェンジで、上位モデルのクーパーと同じ「1.5リットル直列3気筒エンジン」に変更。最高出力は変わらず、最大トルクは10Nmアップ。トランスミッションは6速ATから7速DCTに変更。

標準装備

特別仕様車

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