MINIクロスオーバーの特別仕様車「アンテイムド・エディション」登場!
MINIクロスオーバーの特別仕様車「アンテイムド・エディション(Untamed Edition)」が登場。2022年6月16日より全国のMINI正規ディーラーで販売を開始する。納車は6月以降を予定。
クロスオーバーは2011年に4番目のMINIとして登場したプレミアムコンパクトSUV。2017年のフルモデルチェンジでボディを大型化して実用性を向上。2020年9月の「マイナーチェンジ(詳細解説)」で、エクステリアデザインの小変更と機能を拡充。プラグインハイブリッドも用意するが、国内ではディーゼルモデルが売れ筋となっている。
アンテイムドエディションは「飼い慣らせない遊び心」をテーマに、MINIならではのクリエイティブな世界を感じさせる1台となっている。通常モデルでは選択できない専用のボディカラーや独自のデザインパーツ、シートや内装のカラーに自然からインスパイアされた専用のブルーとグリーンを採用するなど、オリジナリティが光る多くの装備が与えられている。
モデルラインアップは、人気のクリーンディーゼルエンジンを搭載した「クーパーD(494万円)」と、そのスポーツグレードの4WD仕様となる「クーパーSD ALL4(553万円)」。さらに、MINI初の「プラグインハイブリッド(詳細解説)」である「クーパーSE ALL4(553万円)」も用意。
通常モデルに比べて、クーパーDが57万円高、クーパーSD ALL4とクーパーSE ALL4が共に37万円高となる。
追記:アンテイムドエディションは、2023年10月で生産終了
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モデル専用カラー「モメンタム・グレー」
クリーンディーゼルの人気グレード「クーパーD」
自宅充電できるプラグインハイブリッド「クーパーSE ALL4」
アンテイムドエディションのエクステリアは、専用のボディカラーとなる「モメンタム・グレー」をまとう。既存のカラーには無い知的でモダンな印象を与えるライトグレーにブラックルーフを組み合わせ、独自のコントラストを創り出している。
さらに、ヘッドライトやリアコンビランプ、フロントグリルのフレーム、エンブレム、テールパイプなどの鏡面パーツがブラック仕様となる「ピアノブラックエクステリア」も標準装備。ボディカラーをより際立たせ、各部が引き締まったスポーティなルックスを実現している。
専用カラーを活かした独自のモノトーンコーデ
加飾パーツをボディと同じカラーに統一
エクステリアのキーアイテムとなっている加飾パーツはボディカラーと同色化し、ボディ全体をモダンで落ち着いた印象を与えるモノトーンに統一。
通常ではブラックベースとなるMINIエンブレムや、ALL4エクステリア(フロントバンパー両脇のエアインテーク、アンダーガード)も、標準のマットシルバーからボディカラーと同じ「モメンタムグレー」に変更。
さらにはプラグインハイブリッドモデルのコアとも言える充電ポートも、電動化モデルのテーマカラーであるイエローを排除してモメンタムグレー化するなど、徹底してモノトーンのカラーコーデになるように仕上げられている。
モデル専用デザインの豪華装備
18インチホイール「Untamedスポーク2トーン」
アンテイムドエディションのために開発された18インチホイール「Untamedスポーク2トーン」。幾何学模様にブラック&シルバーが織りなす独自のデザインが特別仕様車ならではの魅力を演出する。
なお、通常モデルのクーパーDは、17インチホイールが標準装備されているため、当モデルでは1インチアップとなる。
サイドストライプ
ボディサイドには、躍動感や遊び心を感じさせる専用デザインのサイドストライプを装備。ボディカラーと調和するカラー「フローズン・ブルー・ストーン」を採用して、プレミアム感を損なわずに大胆なグラフィックを与えている。
サイドスカットル
手書き風の「untamed」の文字がデザインされた専用のサイドスカットル。MINIの特別仕様車では、サイドスカットルに独自のデザインを施すことがお決まりとなっている。
リアウインドステッカー
インテリアサーフェス「Untamedイルミネーテッド」
アンテイムドエディションのインテリアは、自然からインスパイアされたブルーとグリーンの特別装備で彩られている。専用のインテリアサーフェスは、フローズンブルーの塗装に「Untamed」のロゴが浮かび上がる特別仕様で、カスタマイズ可能なアンビエントライトを備えている。
センターディスプレイは8.8インチのタッチスクリーン仕様。iPhoneを接続することで、カーナビアプリやメッセージの送受信などがセンターディスプレイで可能になる「Apple CarPlay」を標準で装備している。
内装に専用カラー「ハイランドグリーン」
レザーシートとドアのアームレストは、専用カラーとなる「ハイランドグリーン」を採用。落ち着きと暖かみのあるグリーンで統一された内装は、通常モデルとは一線を画すプレミアム感あふれる印象となっている。
この「MINI Yoursレザーラウンジシート」はルックスだけではなく、電動の調整機能と3段階の温度調整ができるシートヒーターを備えている。
ドアシルプレート
MINIディーラーによる解説動画
MINI宝塚
MINI宝塚(兵庫県宝塚市)
MINI Crossover Untamed Edition
基本スペック
特別仕様車 | MINI CROSSOVER UNTAMED EDITION |
|||
---|---|---|---|---|
クーパーD | クーパーSD ALL4 | クーパーSE ALL4 | ||
国内発売日 | 2022年6月16日 | |||
価格(10%税込) | 494万円 | 553万円 | 553万円 | |
通常モデルとの価格差 | 57万円 高 | 37万円 高 | 37万円 高 | |
エコカー減税 | 免税:重量税 ※2023年4月30日までに新車登録した車両 |
|||
定員 | 5名 | |||
駆動方式 | 前輪駆動 | 4輪駆動 | 4輪駆動 | |
変速機 | 8速AT パドルシフト無し |
6速AT パドルシフト無し |
||
エンジン BMW製 |
ディーゼル | ガソリン | ||
2.0L 直列4気筒 ターボ | 1.5L 直列3気筒 ターボ | |||
最高出力 | 150ps(110kW) 4000rpm |
190ps(140kW) 4000rpm |
136ps(100kW) 4400rpm |
|
最大トルク | 350Nm 1750-2500rpm |
400Nm 1750-2500rpm |
220Nm 1300-4300rpm |
|
モーター | – | – | 88ps(65kW) 4000rpm |
|
燃費 JC08 |
20.5km/L | 18.8km/L | 17.6km/L | |
燃費 WLTC |
WLTC | 16.9km/L | 15.7km/L | 14.8km/L |
市街地 | 14.5km/L | 13.3km/L | 11.9km/L | |
郊外 | 15.9km/L | 15.0km/L | 15.8km/L | |
高速道路 | 19.0km/L | 17.7km/L | 15.7km/L | |
EV走行距離 WLTC |
– | – | 53km | |
燃料 | 軽油 | ハイオク | ||
燃料タンク | 61L | 36L | ||
サイズ(mm) | 4315 | |||
1820 | ||||
1595 | ||||
ホイールベース(mm) | 2670 | |||
最小回転半径(m) | 5.4 | |||
荷室容量(L) | 450-1390 | 405-1275 |
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モデル専用の装備
アンテイムドエディション専用カラー「ハイランドグリーン」のレザーシート
- Untamed専用 ボディカラー:モメンタム・グレー
- Untamed専用 18インチ アロイホイール Untamedスポーク2トーン
- Untamed専用 サイドスカットル
- Untamed専用 サイドストライプ
- Untamed専用 リアウインドステッカー
- Untamed専用 フロアマット
- Untamed専用 ドアシルプレート
- Untamed専用 ベロアフロアマット
- MINI Yours レザーラウンジ ハイランドグリーン
- インテリアサーフェス Untamedイルミネーテッド
特別装備
- ブラックルーフ&ミラーキャップ
- ハイグロスブラックルーフレール/1.4万円相当
※通常モデルのクーパーDではオプション選択不可 - MINI ALL4エクステリア
フロントとリアにオフロード走行をイメージさせるアンダーガード風の加飾パーツが備わる、フロントバンパー両脇のエアインテーク部、リアバンパー両脇のランプ部にも加飾パーツが追加される - ピアノブラックエクステリア/4.1万円相当
以下の外装メッキパーツがピアノブラック仕様となる
ヘッドライト/リアコンビランプ/ラジエーターグリル/サイドスカットルのフレーム、MINIエンブレム(フロント&リア)、リアのエンブレム「CROSSOVER」、リアのモデルバッジ「COOPER」、ドアハンドル、エキゾーストテールパイプ(マフラー) - ナッパレザーステアリングホイール(Untamedエンブレム付)
- 電動フロントシート(運転席メモリー機能付)
- シートヒーター(フロント/左右)/4.8万円相当
- ヘッドライナーアンスラサイト/3.4万円相当
内装の天井とピラー(柱)がダークグレー仕様となる - ドライビングアシストパッケージ/7万円相当
リアビューカメラ、パーキングアシストパッケージ(縦列駐車時にステアリング操作を自動制御)、PDCフロント&リア(障害物警告機能)
※クーパーSD ALL4とクーパーSE ALL4は、通常モデルでも標準装備
標準装備
iPhoneをワイヤレスで接続すると車載のディスプレイで地図(カーナビ)等のアプリが使える「Apple CarPlay」。ワイヤレスチャージング機能によりフロントのアームレストの中でスマートフォンの無線充電が可能(写真のシートは別モデルのもの)。
ドライビングアシストは、単眼カメラで危険を検知すると約60km/h以下で自動ブレーキを作動させて被害を軽減する。前車接近警告機能は歩行者検知機能付き。レーンディパーチャーウォーニング機能は、車線からはみ出る危険が高まるとステアリングを振動させて注意を促す。右の写真はステアリング前方のディスプレイに車速やタコメーター、ナビやオーディオなどの様々な情報を表示する「マルチディスプレイメーターパネル」。
- LEDヘッドライト(コーナリングライト付)
- LEDフロントフォグランプ
- LEDリアコンビランプ(ユニオンジャックデザイン)
- マルチディスプレイメーターパネル(デジタルメーター)
- 8.8インチディスプレイ タッチスクリーン
- スマートフォンインテグレーション(Apple CarPlay)
- MINI Connected
スマホアプリ「MINI App(詳細解説)」、リモートサービス、MINIオンライン(有効期間:3年間) - ITSスポット対応ETC車載器システム
- ドライビングアシスト
前車接近警告機能、被害軽減ブレーキ、レーンディパーチャーウォーニング機能(車線逸脱警告)
※ミリ波レーダーを使用しない単眼カメラ方式のため視界の悪い悪天候等では機能しない場合がある - MINI SOSコール(緊急時等の外部連絡機能)
- MINIドライビングモード(詳細解説)
- クルーズコントロール(前走車追従機能無し)
- オートマチックテールゲートオペレーション
リアバンパー下に足を入れるとバックドアが自動オープン
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