走り好きの大本命！新型MINI「ジョンクーパーワークス」発売

MINIが「MINIクーパー（3ドア）」と「MINIクーパー コンバーチブル」のハイパフォーマンスモデルとなる新型「ジョンクーパーワークス（JCW）」を同時発表。

英国オックスフォード工場で生産が行われ、国内では2024年10月24日から全国のMINI正規ディーラーで販売を開始する。納車は、2025年第一四半期（4～6月）以降を予定。

ジョンクーパーワークスは、クーパーSとコンバーチブルSの上位グレードとなるスポーツ志向のFFモデル。当モデルのプロトタイプは、2024年のニュルブルクリンク24時間レースでクラス優勝を達成し、名実ともにMINIのハイパフォーマンスブランドとして存在感を高めている。

モータースポーツで培ったノウハウを元に開発したシャシーや、専用チューニングのサスペンション、ゴーカートのようなハンドリング、専用の強化ブレーキシステムによって、独自のドライビングプレジャーを実現している。

車両価格は、3ドアのジョンクーパーワークスが「536万円」、ジョンクーパーワークス コンバーチブルが「585万円」。両モデルとも直下グレードのクーパーS、コンバーチブルSに比べて71万円高となる。

モータースポーツのDNA秘めた小巨人

231馬力のパワフル仕様、最大トルクは380Nmに進化

新型ジョンクーパーワークスは、先代のジョンクーパーワークスと同様にBMW製の2.0リッター4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。 最大出力は先代と同じ「170 kW（231ps）」だが、最大トルクは先代の「320Nm」から「380Nm」に引き上げられている。

いっぽう、ピークパフォーマンスのエンジン回転域は、先代より引き下げられている。最大出力は先代の「5200rpm」から「5000rpm」、最大トルクは「1450～4800rpm」から「1500～4000rpm」となった。

トランスミッションは、先代の8速AT（前期型は6速AT）から7速DCT（デュアルクラッチ）に変更。より素早いギアチェンジでダイレクト感あふれるドライビングフィールが堪能できる（同世代のMINIはBEVを除いて全モデル7速DCT）。

足回りではジョンクーパーワークス専用のチューニングが施された「スポーツ・サスペンション」等の採用により、ドライビングパフォーマンスがMINIで最高レベルとなっている。あらゆる路面において安定した走行を実現し、サーキットでも優れた運動性能を発揮する。

ジョンクーパーワークス（3ドア）の停止状態から100km/hまでの加速タイムは先代のジョンクーパーワークス（F56）と同じ「6.1秒」。直下グレードの「クーパーS（204ps/300Nm）」に比べると「0.5秒」速いタイムとなる。

さらに速いBEV版のジョンクーパーワークス

ちなみに、当モデルの約10日前に発表されたBEV（バッテリー式電気自動車）の「ジョンクーパーワークス（詳細）」は、電気モーターが「258ps/350Nm」を発揮して0-100km/h「5.9秒」という俊足。単純に直線の速さだけならば、BEVバージョンの方が勝る（現時点で国内導入の正式発表無し）。

フォトギャラリー

1. ジョンクーパーワークス（3ドア）

2. ジョンクーパーワークス コンバーチブル

プロモーション動画

Grab corners. Turn heads. Rule the road. ​​

text by minicooper-sketch.com

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