新型MINI3ドア「クーパー」の新着オフィシャルフォトが公開！

2021年マイナーチェンジ（詳細）でフロントマスクを一新したMINI3ドア（F56）の新しいオフィシャルフォトが公開。先月はMINI5ドアの「クーパーS」が旧市街地を駆け巡る模様が公開されており、今回はそれに続く第2弾となる。

MINI3ドアはMINIのラインナップで最も小さなボディをもつ基幹モデル。実用性は後席ドアをもつ他のモデルに劣るが、そのぶんMINIならではのキビキビした走りと、遊び心を刺激するミニマムなスタイリングが魅力。2023～24年に登場する次世代型では、さらに小さなボディを手に入れる予定だ。

被写体となったグレードは、1.5リッター3気筒エンジンに7速DCTを組み合わせた「クーパー（詳細）」。最高出力136ps／最大トルク220Nmを発揮する必要十分な動力性能とMINIを象徴する愛らしいフロントマスクが魅力。3ドアのクーパーは、MINIブランドの本質を最もシンプルに体現したモデルといえる。

人気の「チリレッド・ソリッド」のボディにホワイトルーフ＆ホワイトドアミラーキャップを組み合わせた定番のカラーコーデ。オプションのホワイトボンネットストライプも装備している。これは1960年代にモンテカルロラリーで活躍したクラシックミニから受け継いだ伝統のルックスで、ポップでありながらもスポーティな面を併せ持つMINIにしかできない仕立て。

MINI発祥の地である英国のユニオンジャックをモチーフとしたLEDリアコンビランプは「2018年5月のマイナーチェンジ（詳細）」で初導入。その後、クラブマンやクロスオーバーにも採用され、MINIのリアを飾る注目のアイテムとなっている。

撮影の舞台となったのは、ドイツの北部にある湾岸都市「ハンブルク」。ヨーロッパで3番目に大きなコンテナ港を、最新のクーパーが駆け巡る。積み上げられた無数のコンテナや錆付いた無骨な重機をバックに、赤白のポップなクーパーという対比が面白い。

MINIのアイコンとなっている丸いヘッドライトは、インナーのハウジングをブラック化する変更が加えられ「黒目」ルックに。より活発で生き生きした表情を魅せるフロントフェイスになった。

前の車両はマイナーチェンジ前の初期モデル。クラシカルな3本バーのフロントグリルや生産が終了している「ボルカニックオレンジ」のボディを惜しみつつも、最新型がモダンなデザインにステップアップしていることがわかる。

今回のマイナーチェンジでクーパーのリアバンパーは大幅な変更が加えられた。フロントの六角形グリルのコンセプトをリアバンパーに持ってきて、バンパーガードのような加飾として再配置。リアから見た重心が低くなり、力強く角張った印象になった。どこから見ても丸くて愛らしいというクーパーのキャラクターは過去のものとなった。

マルチファンクションステアリングのボタンや、インフォテイメントシステムが埋め込まれたセンターサークルのトリムはグロスブラックのフラット形状に変更。インフォテイメントシステムのグラフィックとインターフェースも刷新。スワイプでウィジェットを呼び出せるなど、スマートフォンのように直感的な操作が可能になった。なお、新しいスマートフォン用アプリは、国内では3月末から利用可能になる。

プロモーション動画

夜の走行シーン＆インテリア

新型MINI3ドアは2021年3月から生産開始！

COMING SOON.

text by minicooper-sketch.com