MINI 3ドア/5ドア 2018年マイナーチェンジの概要 まとめ
海外のNEW MINI専門ニュースメディア「MOTORINGFILE」で、2018年型に施されるマイナーチェンジ(LCI)の概要が公開されました。以前から、いくつかの情報は噂レベルで報じられていましたが、今回は「確定情報」という扱いで報じられています。
「マイナーチェンジ(後期型)はいつ? 何がどう変わる?」は、これからMINIを購入される方にとっては、もっとも気になるトピックです。取り急ぎ、注目ポイントをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、MINI(BMW)からの公式発表ではありませんので、実際には異なる可能性があります。また、当ページに掲載している画像は、これまでに発表された関連するコンセプトモデルを元に当サイトで編集したイメージです。
今回のマイナーチェンジで対象となるモデルは2014年に発売した「MINI3ドア(F56)」「MINI5ドア(F55)」と、2016年に発売した「MINIコンバーチブル(F57)」です。クラブマンとクロスオーバーは対象外です。
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追記:2018年1月 マイナーチェンジが正式発表!
マイナーチェンジの最新情報は ▼こちらの記事
INDEX
2018年3月から生産開始!
国内発売は2018年夏?
マイナーチェンジしたMINIは「2018年3月18日」から生産開始とのこと。通常のスケジュールならば、国内の発売時期は「2018年5~6月頃」でしょうか。現行のMINI 3ドア(ガソリンエンジン)の発売が「2014年4月」ですので、おおよそ4年の時を経てのマイナーチェンジとなります。
2015年の夏頃に残価設定ローン3年で購入された方には、マイナーチェンジ前の前期型からマイナーチェンジ後の後期型に乗り換えるちょうど良いタイミングですね。
待ち遠しいワールドプレミア(世界初公開)は、2018年3月にスイスで開催される「ジュネーブモーターショー2018」が有力です。
デザインの変更点
1. デイライトが完全なリング型に変更
※ヘッドライト中央のレッドラインは(おそらく)採用されません
ヘッドライトのデイライト(昼間に常時点灯させるライト)が、ヘッドライトをぐるっと一周する完全なリング型に変更。これまでの「Ω(オーム)型リング(写真)」に比べて、MINIならではの「丸い目」がいっそう強調されます。常時点灯するライトになりますので、マイナーチェンジ後のフロントフェイスは、かなり印象的なルックスになりそうです。
このコンセプトは、2017年9月に発表された本格的スポーツグレード「ジョンクーパーワークス GP コンセプト」で実装されています。ちなみに、「ポルシェ911」も丸いヘッドライトにリング型のデイライトを採用しています。
杞憂かもしれませんが、発光したデイライトリングは、ヘッドライトを取り囲むクロームメッキと「二重のリング」を形成しますので、マイナーチェンジ前に比べて「全体的にふわっとした目つき」になるかもしれません。写真のコンセプトモデルのように、精悍なルックスにしたい場合は、ヘッドライトリングをボディ同色かブラックにして引き締めたくなるかもしれませんね。
2. テールランプにユニオンジャック
テールランプは予想通り「ジョンクーパーワークス GP」や「MINI E(電気自動車)」のコンセプトモデルで話題になったユニオンジャックのデザインに変更されます。ユニオンジャックは、MINI発祥の地である英国のトレードマークですので、MINIファンにはお馴染みのモチーフになっています。
実際には、ブレーキランプや方向指示灯などの機能も加わるため、写真のテールランプほどユニオンジャックがハッキリクッキリと認識できるルックスにはならないかもしれませんが、これはMINIにしかできないクリエイティブなコンセプトだと思います。
これは私の予想ですが、「MINI Yours(ミニユアーズ)」のオプション設定になるのでは?と思っています。MINI Yoursは英国色を強めた上級のオプションシリーズです。コンバーチブルの「MINI Yours ユニオンジャック幌」のように、ユニオンジャックテールがそこにラインアップされる可能性は十分にあります。
ひとつ気になるのが、MINIに詳しくない一般の方は、はたしてこれを英国旗のユニオンジャックだと認識できるのかという点です。絵文字の「泣いてる顔みたい(>_<;)」と揶揄されそうですが、それはそれで面白いかもしれません。
3. エンブレムがフラットデザインの新ロゴに変更
フロントとリアのエンブレムが「従来のロゴ(写真)」から「フラットデザインの新しいロゴ」に変更されます。
新しいMINIのブランドロゴは、2015年に発表されて以来、MINIのオフィシャルサイトやカタログ、ノベルティグッズなどに使用されていましたが、車体のエンブレムは従来のロゴのままでした。今回のマイナーチェンジで、ついに新ロゴが車体に載ります。エンブレムは小さいながらもブランドのコアですので、現代的でスッキリしたデザインの新ロゴは、新世代のMINIを象徴するポイントになると思います。カラーは、ホワイト(シルバー)系になるのかブラック系になるのか気になりますね。
ちなみに、従来のロゴは、経年劣化で真ん中のシールが剥がれてくるというトラップがありましたが、新ロゴなら大丈夫そうです^^。
追記:新ロゴへの変更が正式発表!
4. コンバーチブル用のブラウンシートが3/5ドアに追加
オープンモデルの「コンバーチブル(F57)」にオプション設定されていた「チェスター・モルト・ブラウン」のレザーシートが、MINI3ドアと5ドアでも選択できるようになります。モルト・ブラウンは、明るい赤系のブラウンで、室内を華やかに演出してくれます。
これまで、MINI3ドアと5ドアのレザーシートには「明るいブラウン系」は用意されていませんでしたので、インテリアのカラーコーディネートにコダワリのある方には朗報でしょう。ミッドナイトブラックやブリティッシュグリーンのボディに合わせると、シックな外装と華やかな内装というコントラストがうまれてリッチな1台になると思います。
5. 内装のステッチやバンパーにも小変更あり
このほか、内装のディティールを飾るステッチや、バンパーデザイン?などにも変更が施されるようです。先代モデル(R56系)では、マイナーチェンジで前後のバンパーデザインが小変更されました。通常、マイナーチェンジで完全な新設計になることはありませんので「比べれば分かる」程度の変更になると思います。
ガソリンエンジンをブラッシュアップ
環境対策がメインで、パワーアップはなし?
※写真のエンジンはマイナーチェンジ前
ワンとクーパーに搭載されている「1.5リッター3気筒のガソリンターボエンジン」と、クーパーSとジョンクーパーワークスに搭載されている「2リッター4気筒のガソリンターボエンジン」が、それぞれブラッシュアップされます。
効率化のためターボシステムが一新されます。燃焼プロセスを最適化することによって、CO2や汚染物質の排出量が削減されます。オペレーション(動作?)はスムーズになり、新しいクーラントポンプで、熱管理も改善されるようです。実際に燃費も向上すると思われますが、それほど劇的に改善するレベルのものではないはずですので、昨今の世界的な事情を踏まえて「可能な限りCO2排出量を減らしたい」というのが本筋かもしれません。
さらに、バランスシャフトが改良されて、クランクシャフトからの振動が低減されます。ワンとクーパーの3気筒エンジンは、やや振動があるため、マイナーチェンジ後のエンジンでどれくらい改善されているのか要チェックです。このほか、重量削減による軽量化やエンジンの音質も良くなるとのこと。ターボまわりが変更されますので、これが音響にどういった「変化」を及ぼすのか興味深いポイントですね。
まとめると、マイナーチェンジ後のガソリンエンジンは「全体的に洗練されるものの、パフォーマンスに大きな進化は無し」というのが現時点での印象です。
追記 2017年11月27日
最新の報道では、新しいエンジンによってパワーとトルクが約4~5%アップし、クーパーは136馬力から140馬力、クーパーSは192馬力から195馬力、ジョンクーパーワークスは231馬力から240馬力へパワーアップするようです(数値は目安の可能性あり)。ところがこれは情報配信元の米国では2018年3月のマイナーチェンジに含まれず、2018年後半になる予定とのこと。エンジン変更のタイミングは地域特性が関係しているようです(日本はどうなるのでしょうか)。ちなみに、ハイパフォーマンスモデルの「MINIクラブマン ジョンクーパーワークス」と「MINIクロスオーバー ジョンクーパーワークス」は、マイナーチェンジで「231馬力 / 8AT」から「280~300馬力 / 8AT」になると予想されています。この2モデルはALL4(4WD)ですので、大きなパワー(トルク)を効率的に路面に伝えることができるためです。
なお、クーパーDやクーパーSDに搭載されている「ディーゼルターボエンジン」については、まったく言及されていません。個人的に、このディーゼルは「スポーツとエコ」が両立できていて大変気に入っているのですが、超低回転域(1000~1250回転)の振動が大きいので、このあたりが少しでも改善されればいいなと思います。
追記 2017年11月20日
海外メディア「BMWBLOG」が、BMW(MINIと共用)のディーゼルエンジンが改良されると報じました。出力やトルクはそのままに、燃費が向上しCO2排出量は減少するとのこと。ディーゼルエンジンも環境対策がメインになりそうです。さらに、改良されたシリンダーやピストン、バランサーシャフトの調整によってエンジンノイズが大幅に低減すると報じています。ディーゼルエンジンの騒音がネックになっていた方は、マイナーチェンジを待つ価値がありそうです。(とはいえ、大幅に静かになることはないでしょう)
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MINIで初めてDCTを採用!
6速ATから「7速DCTと8速AT」に変更
トランスミッションは大きく変わります。これが今回のマイナーチェンジで最大の注目ポイントです。MINIのトランスミッションで初めてDCTが導入されます。(フォルクスワーゲンではDSGという名称を使っています)
DCTとは「デュアルクラッチトランスミッション」の略で、2つのクラッチを持つことによって、素早い変速が行えるトランスミッションで、動力の伝達効率も高いため、燃費にも有利です。さしあたり、AT(オートマ)のように操れるMT(マニュアル)という認識でいいと思います。通常のATに比べて、MTのようなダイレクトでレスポンスの鋭いドライビングフィールを楽しむことができます。
DCTはATの上位版ではない
ただし、DCTはATよりも全ての面で優れているわけではなく、DCTゆえのデメリットもあります。基本的には鋭い加速を楽しむようなスポーツ走行に適していて、発進や停止、渋滞時に低速走行が多い日本の街乗りにはそれほど向いていません。とくに、発進時のスムーズさは、ATの方が明らかに優れています。DCTはMT操作を自動で行っているようなものですので、良い意味でも悪い意味でもMTらしいクセ(ギクシャク感など)が発生します。
追記 2017年12月19日
最新の情報によると、クリープ機能によって渋滞時や駐車するときの低速域でも高い快適性を実現しているそうです。先行してATからDCTに変更された「BMW X1」の試乗レビューも「従来のATのように扱える」と高評価でした。上記にあげた「ギクシャク感」は過剰に心配する必要はありません。
BMW(MINIの開発元)の現行ラインナップでDCTを採用しているのは、Mシリーズなどの本格的なスポーツモデルが中心です。快適性が求められる3シリーズや5シリーズなどは、8速ATを採用しています。BMWに限らず業界全体的には、DCTから多段ATへの移行が目につきます。
実際にMINIにアジャストされた最新のDCTを体感してみるまでは多くを語れませんが、走行状況によっては、マイナーチェンジ前の6速ATのほうが快適に感じることもあるでしょう。
とはいえ、DCTのメリットである「素早い変速によるダイレクト感」は、MINIのキャラクターにあっていると思いますので、走りの個性がいっそう際立つための新しい武器になるでしょう。それでいて、燃費も良くなるならば一石二鳥です。
このDCTは7速仕様となり「ワン、クーパー、クーパーD、クーパーS」に搭載されます。
追記 2018年4月
日本仕様のクーパーDは、6速ATのままでDCTには変更されません。
JCWとクーパーSDには8速AT
いっぽう「ジョンクーパーワークス(JCW)」と「クーパーSD」には、8速ATが搭載されます。MINIにとって8速ATは目新しいものではなく、すでに同世代の「クラブマン(F54)」や「クロスオーバー(F60)」の2リッターモデルに搭載されています。
「なんでDCTじゃないの?」と疑問をもちますが、情報発信元の「MOTORINGFILE」では「DCTがジョンクーパーワークスやクーパーSDの大きなトルク(320~360Nm)を扱うためには、耐久性が十分ではない」という推測をしています。
補足すると、DCTには大きなトルクに対応できる「湿式」と、比較的小さなトルクにしか対応できない「乾式」の2つがあります。それぞれにメリット&デメリットがあります。DCTが大トルクのジョンクーパーワークスとクーパーSDに搭載されないことから後者の「乾式」だと考えられますので、推測の通りだと思います。
追記 2017年12月19日
「乾式」という予想は誤りで「湿式」になります。湿式はクラッチの摩擦熱をオイルで冷却する方式で、低速域での耐久性や、ジャダー(振動)が少ないというメリットがあります。他メーカーの例になりますが、信頼性も乾式に比べると高い傾向にあります。
6速ATから8速ATに変更されることによって、よりスムーズな加速と燃費の向上が期待できます。2リッターディーゼルを搭載するクーパーSDの実燃費は、自動車専用道などで実勢速度が70km位の場合「27km/Lオーバー」も可能ですので、8速ATによって「30km/L」に迫ることができるかもしれません。もしその通りになれば、ディーゼルの燃料は安価な軽油ですので、中~高速巡行時の燃料代はプリウス級です!
副産物としては、クーパーSとクーパーSDのトランスミッションが分かれたことによって、双方の特徴が明確になると思います。「7DCTのスポーティな走りが楽しめるクーパーS(ガソリン)」、「8ATでスムーズかつ燃費に優れたクーパーSD(ディーゼル)」といった具合です。「SとSD」は購入時にどちらにするか迷うポイントですので、マイナーチェンジ後は今よりも選びやすくなるでしょう。ちなみに、レーシングカーのような排気音を楽しめるのは、クーパーSです。
追記 2018年4月
日本仕様のクーパーSDは、6速ATのままで8速ATには変更されません。
一部のモデルではマイナーチェンジ前に導入開始!
7速DCTと8速ATは、マイナーチェンジを迎える前に一部のモデルで先行導入されます。2017年11月17日の生産分から、MINI3ドアと5ドアのワンとクーパーDが6速ATから7速DCTに変更。3ドアのジョンクーパーワークスは6速ATから8速ATに変更されます。
これらのモデルだけ、マイナーチェンジ前のルックスにマイナーチェンジ後のトランスミッションという「中期型」的なバージョンが生まれます。
追記 2017年11月27日
情報配信元の米国では、新しいエンジンは2018年3月のマイナーチェンジに含まれず、2018年後半になる予定と続報しています。エンジン変更のタイミングは地域特性が関係しているようです。
このほかのモデルはマイナーチェンジである2018年3月18日の生産分から変更されます。
実際に国内で販売が開始される時期は、通常のスケジュールならば「2017年11月生産分は、2018年の2~3月頃」、「2018年3月生産分は、6~7月頃」になります。正確な発売時期は、生産が開始される頃にMINI正規ディーラーで確認できると思います。
まとめると下記の表になります。
7速DCTと8速ATの導入スケジュール(海外仕様)
モデル | 2017年11月生産 | 2018年3月生産 マイナーチェンジ |
|
---|---|---|---|
3ドア 5ドア |
ワン | 7DCT | |
クーパー | 6AT | 7DCT | |
クーパーD | 日本仕様は6速AT |
||
クーパーS |
6AT | 7DCT | |
クーパーSD | 6AT | 日本仕様は6速AT |
|
ジョンクーパーワークス ※3ドアのみ |
8AT(スポーツ) | ||
コンバーチブル | クーパー | 6AT | 7DCT |
クーパーS | |||
ジョンクーパーワークス | 6AT | 8AT (スポーツ) |
追記 2017年12月24日
DCTへの変更が海外で正式発表されました。11月からの諸元表を確認すると、ワンとクーパーDはDCTに変更されています。しかし、2018年3月に変更されると報じられていたクーパーSDが、すでに8ATに変更されています。
追記 2018年4月
国内仕様のクーパーDとクーパーSDは、6速ATのまま変更ありません。しかし、遅れて導入される可能性がありますので、気になる方はディーラーにお問い合わせください。
マイナーチェンジ前の6速ATと同様に、7速DCTと8速ATにもノーマルバージョンと、パドルシフトに対応した「スポーツAT」の2つが用意されます。パドルシフトはステアリングホイールに設置されたスイッチを手前に引くと、任意のタイミングでシフトチェンジができる機能です。エンジンを高回転まで回してレーシングカーのようなサウンドや鋭い加速を楽しむことができます。
これまでの例に従うと、スポーツATは、ジョンクーパーワークスに標準装備、クーパーSとクーパーSDにはメーカーオプションとして用意されます。なお、スポーツATはジョンクーパーワークスを象徴する赤いアクセントが加わるなど、デザインも少しスポーティになります。
追記:7速DCTへの変更が正式発表!
ナビが待望のタッチスクリーンに対応
純正ナビ(インフォテイメント)が待望のタッチスクリーンに変更されます。画面のユーザーインタフェースも変更され、クールで分かりやすいフラットデザインに一新されます。これまでナビの操作はサイドブレーキ横にある「MINIコントローラー(写真)」というダイヤルプッシュ式の物理ボタンのみ対応していました。通常の操作はこれでも十分なのですが、文字や数字の入力は非常に面倒でストレスがたまります。タッチスクリーンに変更されれば、より直感的で素早い操作が可能になります。従来の物理ボタンも残りますので、状況に応じて使い分けることが可能です。
なお、タッチスクリーン対応の新しいナビは、2017年2月に発売したクロスオーバーと「2016年12月の仕様変更」以降のクラブマンには、すでに採用されています。これらと同じ仕様になるのか、さらにステップアップして機能を追加したバージョンになるのかは不明です。
まとめ
左:MINI3ドア 右:MINI5ドア ※マイナーチェンジ前
歴代MINIで最大級のマイナーチェンジ?
今回のマイナーチェンジ(LCI)は、比較的大きなものになりそうです。2007年に登場した2代目MINI(R56系)のマイナーチェンジでは、前後のバンパーデザインやテールランプなどが小変更され、エンジンもブラッシュアップされました。実際にマイナーチェンジ前のMINIと乗り比べてみると、クルマとしての成熟度が向上しています(信頼性も改善)。しかし、全体的にはそれほど大きなインパクトはありませんでした。
それに比べると、完全なリング型のデイライトやユニオンジャックコンセプトのテールランプ、新しいデザインの前後エンブレム。さらに、MINIで初採用となるトランスミッション「DCT」など、ルックスとドライビングフィールの双方で大きな違いがありそうです。この違いを気に入った方には「改善」、あれれ?と思った方には「改悪」と映るでしょう。
マイナーチェンジを待つべきか?
これからMINIを新車で購入される方は「マイナーチェンジまで待った方がいいか?」と悩む時期かと思いますが、現時点での情報を元に判断すると、次に該当する方はマイナーチェンジあるいは、トランスミッションの先行導入まで待つことをお勧めします。
- 丸いランプやユニオンジャックなどオシャレポップなデザインが好き
- 7速DCTのスポーティな走りを楽しみたい
- ジョンクーパーワークスを購入予定(8速ATへ変更)
- 現行のカラーバリエーションで気に入ったカラーがない
ジョンクーパーワークスを購入したい方は、個人的には「8速ATに変更されるまで、絶対に待ったほうがいい!」と言いたいです。6速ATに不満はありませんが、クラブマンの8速ATと乗り比べてみると、いちだんとスムーズなフィーリングに好感を持ちます。ここは期待を込めて「8速AT」を待ちましょう。
ボディカラーもマイナーチェンジで新色が追加される可能性が非常に高いので、現行の「カラーバリエーション」に気に入ったカラーが無い場合は、妥協せずに待ちましょう。マイナーチェンジでは、中間的なオシャレカラー(例:オレンジ、スカイブルー、ネイビーブルーなど)が追加される傾向が強いです。それらと引き換えに、いくつかのカラーが廃止される可能性があります。
以上、マイナーチェンジの注目ポイントをまとめてみました。エンジンのブラッシュアップについて詳しい情報を知りたいかたは、情報元サイト(英語)をご覧ください。
情報元サイト(海外)
MINI専門サイト「MOTORINGFILE」
- 2017年9月28日
EXCLUSIVE: MINI 2018 LCI REVEALED(英語) - 2017年11月26日
MINI 2018 MODEL CHANGES DETAILED(英語)
追記:2018年1月 マイナーチェンジが正式発表!
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