MINIクロスオーバーの限定車「コーンウォールエディション」登場!
MINIクロスオーバー(F60)に「サーフィン」をコンセプトにした限定車「MINI Crossover Cornwall Edition(ミニ・クロスオーバー・コーンウォール・エディション)」が登場。2020年4月23日より、全国のMINI正規ディーラーで販売を開始する。
「コーンウォールエディション」は、人気のクリーンディーゼルエンジンを搭載したMINIクロスオーバーの「クーパーD」と、その4輪駆動仕様となる「クーパーD ALL4」をベースにした限定車。
通常モデルのクロスオーバーでは選択できないボディカラーである「ムーンウォークグレー メタリック」や高品質のレザー調シート、モデル専用デザインのサイドスカットル、ネームバッジなどを特別装備。このほか、通常よりも1インチ大きい18インチのブラックホイールや、クーパーD(ALL4)ではオプションとなる「アダプティブLEDヘッドライト」を標準で装備するなど、限定車ならではの豪華仕様となっている。
車両本体価格(税込)は、クーパーDが「470万円」、クーパーD ALL4が「494万円」。通常モデルに比べて46万円高となる。
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限定車 「コーンウォールエディション」
サーファーのライフスタイルをイメージ
「コーンウォールエディション」は、サーフィンを生涯の趣味とする人が、「一期一会の波に出会い、日常とは全く違う景色と対峙しながら、興奮とリラックスが交差する波の中で日常の英気を養っていく」というライフスタイルをイメージしてデザインされた限定車。
「Cornwall(コーンウォール)」というモデル名は、英国の最西部に位置し、国内最長となる約700kmの海岸線をもつコーンウォール州に由来している。北西部には、英国でサーフィンの聖地として知られるNewquay(ニューキー)がある。
MINIのプレミアムコンパクトSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)であるMINIクロスオーバーは、そんなアウトドアシーンがよく似合う。パワフルなディーゼルエンジンに4輪駆動を組み合わせた「クーパーD ALL4」ならば、海辺のオフロードも積極的に走りたくなる。
3つのカラーバリエーション
1. クロスオーバー初「ムーンウォークグレー メタリック」を特別採用
クロスオーバーを除くMINI「3ドア/5ドア/コンバーチブル/クラブマン」で選択可能なオプションカラー(7.1~7.8万円)となっている「ムーンウォークグレー メタリック」を特別採用。
人気のカラーではないが、クロスオーバーのプレミアムな魅力を落ち着いたトーンで表現するのに相応しい。MINIのポップなキャラクターとは正反対になるが、そのぶん年齢や性別を問わず誰にでもマッチするカラーだ。なによりも、クロスオーバーのムーンウォークグレーという希少性が、購入後の満足度を高いものにする。
※追記:ムーンウォークグレー メタリックは、2020年9月の「マイナーチェンジ(詳細)」から、通常モデルでも選択が可能となった
2. 人気の「ライトホワイト」
「ライトホワイト ソリッド」は、MINIのカラーラインアップで唯一の「純白」となるクロスオーバーの専用カラー。メタリックではないため、追加費用のかからない標準カラーとなっている。初代のクロスオーバーから一番人気で、2代目となる当クロスオーバーでも人気を博している(おそらく1、2を争う人気)。ブラックルーフやMINI特有のフェンダーアーチからなる白黒コーデは、MINIのキャラクターと相まって冒険のはじまりのようなワクワク感を演出する。
3. スポーティな「ミッドナイトブラック メタリック」
「ミッドナイトブラック メタリック」は、すべてのMINIに設定されている定番の人気カラー。オーソドックスなメタリックブラックだが、スポーティでクールなMINIにしたい場合にはファーストチョイスとなる。とくにクロスオーバーはボディが大きく車高も高いため、どっしりとした重量感が際立つ。特別装備されているブラックホイールとの相性は誰が見ても納得の組み合わせだ。
モデル専用デザインの特別装備
MINI Cornwall Edition専用サイドスカットル
MINIの特別仕様車はオリジナルのサイドスカットルを与えられるのが伝統となってる。コーンウォールエディションのサイドスカットルも、過去の特別仕様車に負けじと強い個性を放つデザイン。海がモチーフになっており、ビーチを飾る美しい石畳のようなパターンが表現されている。
MINI Cornwall Edition専用ネームバッジ
バックドアの右側には「CORNWALL」の文字とユニオンジャックが添えられた専用のネームバッジ。さりげない演出だが、このモデルが特別仕様車であるという誇りを感じさせる。
MINI Cornwall Edition専用クロス/レザレットシート ブラックパール カーボンブラック
※上記写真はコーンウォールエディションではないためシート以外の一部の装備が異なる。
コーンウォールエディションの特別装備の中で最も価値のあるのがこの「クロス/レザレットシート ブラックパール カーボンブラック」だ。グレーのファブリックとレザレットと呼ばれるレザー調の人工素材で仕立てられている。レザレットはレザーのような高級感のあるルックスと、汚れが付いてもサッと拭き取れる扱いやすさを両立した理想のシート材。そこに、北欧風のオシャレなソファを連想させるファブリックを加えることで、暖かみのある空間を演出している。アウトドアで疲れた体を一休みといったシーンにピッタリだ。
このシートはMINI「3ドア/5ドア/コンバーチブル」のオプション(13.1万円)として設定されており、通常のクロスオーバーでは選択することができない。コダワリ派が選ぶ希少なシートとなっていたが、コーンウォールエディションの発売とほぼ同時に廃止(2020年5月から)となった。そのため、希少性が一段と増した。
特別装備のブラックパーツ
ルーフレール&サイドシルフィニッシャー&ホイール
グロスブラックのルーフレールと、同じくブラックのサイドシルフィニッシャー、通常モデルより1インチアップとなる18インチのブラックホイールを特別装備。通常モデルではマットシルバーとなるパーツをブラック化することにより、スポーティで引き締まったルックスを実現。
BMWのパワフルなディーゼルエンジン
低燃費&軽油で、長距離ドライブも経済的
コーンウォールエディションのベースモデルとなっている「クーパーD」は、BMWが開発した2リッター4気筒のディーゼルエンジンを搭載。定評のある8速ATとの組み合わせで、「最高出力150PS/最大トルク330Nm」という十分なスペックをもつ。上位グレードの「クーパーSD ALL4(最高出力190PS/最大トルク400Nm)」に比べれば、穏やかな動力性能となるが、実用回転域のトルクが大きいため、どんな場面でも軽快で力強い走りが楽しめる。ディーゼルエンジンのドライブフィールを簡単に表すと「アクセルをそれほど踏み込まなくても、追い風に乗ったようにグングン進む」という感じだ。
それでいてカタログ燃費は「21.2km/L(ALL4は21.3km/L)JC08モード」を達成。街乗りメインの実走燃費は12~15km/L程度になるが、ディーゼルが最も得意とする自動車専用道路や高速道路の長距離ドライブならば20km/Lも可能。さらに、燃料は安価な軽油を使用するため、輸入車ながら経済性はバツグンだ。
クロスオーバーはガソリンエンジンのクーパーやクーパーSなどもラインアップされているが、このディーゼルモデルが圧倒的に売れ筋となっている。MINIに限らずボディが大きく重量級のSUVは、ディーゼルとの相性が非常に良い。
ただし、アイドリング時の「車外への騒音(トラックのエンジン音をイメージ)」は、ガソリンエンジンに比べて大きいため、自宅環境や車の利用状況によってはお勧めできない場合がある。ディーゼルエンジンのデメリットについては、こちらの記事「ミニクーパーのディーゼル メリット・デメリットを徹底解説!」を参照していただきたい。
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全国のMINIディーラーで販売開始!
MINI名古屋名東
動画
MINIディーラーによる車両解説
MINI Crossover Cornwall Edition
価格と基本スペック
限定車 | MINI Crossover Cornwall Edition | ||
---|---|---|---|
クーパーD | クーパーD ALL4 | ||
発売日 | 2020年4月23日 | ||
価格(10%税込) 2020年4月現在 |
470万円 | 494万円 | |
標準モデルとの価格差 | 46万円 高 | ||
エコカー減税 | 免税:重量税 | ||
駆動形式 | 前輪駆動 | 4輪駆動 | |
変速機 | 8速AT | ||
エンジン/型式 | BMW ディーゼル ターボ | ||
2.0L 4気筒 | |||
B47C20A | |||
最高出力 | kW/PS | 110/150 | |
rpm | 400 | ||
最大トルク | Nm | 330 | |
rpm | 1750~2750 | ||
加速 0-100km/h 秒 ※欧州仕様 |
8.8 | 8.7 | |
燃費 JC08 km/L |
21.2 | 21.3 | |
燃料 | 軽油 | ||
燃料タンク容量 L | 61 | ||
定員 | 5名 | ||
サイズ mm | 全長 | 4315 | |
全幅 | 1820 | ||
全高 | 1595 | ||
車両重量 kg ※参考値 |
1540 | 1610 | |
その他 | 諸元表 |
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Cornwall Editionの特別装備
- ボディーカラー
ムーンウォークグレー メタリック(7.8万円相当/標準モデルでは選択不可)
ライトホワイト ソリッド
ミッドナイトブラック メタリック(7.8万円相当) - ブラックルーフレール&ブラックサイドシルフィニッシャー
※標準モデルはマットシルバー - 18インチ アロイホイール ピンスポーク ブラック(11万円相当)
※標準モデルは17インチのシルバー - アダプティブLEDヘッドライト/LEDデイライトリング(13.6万円相当)
- MINI Cornwall Edition専用サイドスカットル
- MINI Cornwall Edition専用ネームバッジ
- MINI Cornwall Edition専用クロス/レザレットシート
ブラックパール カーボンブラック
スポーツシート(フロント/左右) - リアビューカメラ ※P
- フロント&リア PDC(障害物警告機能) ※P
- パーキングアシスト ※P
縦列駐車時のステアリング操作を自動制御(バック駐車時は不可)
※P:ペッパーパッケージ(8.6万円相当)
標準装備
クーパーD/クーパーD ALL4
- 8.8インチ 純正ナビ(詳細)
- MINIコネクテッド(iPhone専用アプリと連携)
- アクティブクルーズコントロール(前走車との車間距離を自動調整)
- オートマチックテールゲート(バックドアの自動オープン)
装備品 |
---|
ナビゲーションシステム(詳細) HDDナビ、TVやDVD/CDはディーラーオプション、地図データ更新 3年間無料(工賃別) |
MINIコネクテッド(有効期間:3年) 車載通信モジュールを使用したリモートサービス、MINIオンライン(ニュースや天気予報の受信) |
MINIコネクテッド(iPhone専用アプリ) ドアロックや換気などのリモート操作、ナビの目的地設定などが可能、Spotify等の音楽アプリにも対応 |
MINI SOSコール/テレサービス SOSコールは車載通信モジュールを使用して、事故等の緊急時に自動通報(手動も可) |
ドライビングアシスト (前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキ) 約60km/h以下で自動ブレーキを作動させて被害を軽減する、前車接近警告機能は歩行者検知機能付き、単眼カメラ方式(ミリ波レーダーなし) ※レーンチェンジウォーニング(ブラインドスポットモニター)無し、レーンキープアシスト無し |
アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付) クルーズコントロール時にカメラで前走車を認識して車間を自動調整、停止&発進にも対応 |
ITSスポット対応 ETC車載器システム内臓 自動防眩ルームミラー ルームミラーの右側面にETCカードスロットを搭載 |
マルチファンクションステアリング ステアリングのボタンでクルーズコントロールやオーディオ関連の操作(パドルシフト無し) |
コンフォートアクセス キーのボタンを使わずに、ドアハンドル側のボタンで施錠/解錠(スマートキー) |
オートマチックテールゲートオペレーション(オープン/クローズ、イージーオープナー機能付) 車体下に足をかざすとバックドアを自動でオープン |
MINIエキサイトメントパッケージ ドアミラー下側からMINIロゴを地面に照射、カラー変更ができる間接照明 |
インテリアサーフェス ピアノブラック |
LEDフロントフォグランプ |
その他 アームレスト(フロント/リア)/2ゾーンオートエアコン/Bluetoothハンズフリーテレフォンシステム/Bluetoothオーディオストリーミング/USB(音楽・動画再生対応)/リアフォグランプ/ルーフレール/40:20:40分割可倒式リアシートバックレスト |
※クーパーD ALL4は、オプションでシートヒーター(フロント/左右)4.8万円が選択可能
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