MINI新時代へ 2018年3月からMINIブランドロゴを変更!

ミニ 新しいロゴ 2018年3月から

新しいMINIブランドロゴへの変更が、ついに正式発表されました。車体のロゴ(エンブレム)が変更されるタイミングは「2018年3月」です。これは、現行のMINI3ドア/5ドア、コンバーチブルの「マイナーチェンジ(LCI)」時期と一致します。ただし、プレスリリース(海外発)では「すべてのモデルで」とありますので、クラブマンやクロスオーバーのロゴも変更される可能性があります。

ロゴはクルマ全体から見れば小さな装飾ですが、ブランドのコアとなる大事なエレメントです。2018年のマイナーチェンジでは、ハーフユニオンジャックのテールランプや、トルコンATからDCTへの変更などが予定されていますが、新ロゴへの変更も、それら以上に新時代を感じさせてくれるポイントになるでしょう。

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フラットデザインのスタイリッシュなロゴに

ミニ 旧ロゴと新ロゴの比較

新ロゴのミニブース

新しいロゴは、昨今のWebサイトやスマートフォンアプリのユーザインタフェースに採用されているハイコントラストなフラットデザインになります。これまでのロゴは「mini」の伝統的なデザインを継承していることもあり半立体的なデザインでした。あらためて平面のグラフィックで見るとグラデーションの表現に古めかしさを感じますね。

旧ロゴは2000年末に発表された初代BMW MINIから採用されています。新ロゴは2015年からモーターショーのブースやカタログなどで使用されていましたが、車体のロゴ(エンブレム)が変更されるのは約17年ぶりとなります。

新ロゴは装飾や質感を可能な限り削りとり、最小限の構成にとどめています。伝統を受け継ぎつつ、よりスマートな時代にマッチするように進化しています。無駄を省き、本当に必要なものだけを残す。なによりもユーザーファーストである現在のデザイン思考を感じさせるロゴです。もちろん好き嫌いはあると思いますが、近い将来、電動化されるインテリジェンスなMINIに必要なのは、このロゴであることは間違いありません。

ボンネットやステアリングなどに新ロゴ

ミニ マイナーチェンジ エンブレム

ミニ 新ロゴ MINI EV

※2019年に生産が開始されるMINI初のピュアEV「MINI Electric」のコンセプトモデルは、一足早くマットシルバーの新ロゴに変更されている。

ミニ 新しいロゴ ステアリング中央のエンブレム

※2017年9月発表「ジョンクーパーワークス GP コンセプト」のステアリング中央も新ロゴに変更されている。

新しいロゴ(エンブレム)は、2018年3月(マイナーチェンジ)から「ボンネット、リア、ステアリングホイールの真ん中、リモートキー(ロックするボタン)」にある旧ロゴと置き換わります。

とくにボンネットのロゴは、フロントの印象に大きく影響するため「実際には、どんな感じに見えるのか?」気になりますね。ロゴの形状はシンプルですが、左右の4本バーが旧ロゴよりも「ギザギザ感」を与えるので、意外にもクセのあるルックスになるかもしれません。

新ロゴは何色?

ミニ 旧デザインのエンブレム

※写真は変更前の旧ロゴ

ちなみに、旧ロゴはどんなボディカラーでも際立って見えて、なおかつ収まりの良いクロームでしたが、新ロゴがマットブラックだった場合、ブラック系のカラーでは埋没、逆にペッパーホワイトなどの明るいカラーでは「白黒」がハッキリしすぎてピンポイントで目立ちすぎる、といった影響が予想されます。BMWのエンブレムのように細いシルバーで縁取りされるのか、前出のコンセプトモデルのように汎用性の高いクロームやシルバー系になるのか、あるいはボディカラーに合わせて反転色になるのか、・・などなど、いろいろと楽しみですね。

オフィシャル動画

MINIブランドロゴの歴史(1分24秒)

text by minicooper-sketch.com