MINI R56/55系 純正クオリティのブラックヘッドライトが登場
純正のブラックリフレクターヘッドライトを忠実に再現した、社外品のブラックキセノンヘッドライトが新発売。
ブラックヘッドライトは、MINIハッチバック(R56)やMINIクラブマン(R55)で人気のオプション。MINIの可愛いフロントフェイスをキリッと引き締めるドレスアップ効果の高いパーツだ。
2009~2010年に期間限定生産された「カムデン」で初めて装備されたことから、カムデンヘッドライトとも呼ばれる。(2011年に150台のみ限定生産されたブラックアイパッケージにも含まれる)
新車購入時ならば2.6万円で装備することができるオプションだが、購入後に後付けするとパーツ代だけで約20万円かかるため、装着したくても諦めていたオーナーも多いことだろう。そのため、MINIプロショップやDIYで標準ヘッドライトのインナーをブラックに塗装するカスタムも定番となっていた。
そんな憧れのブラックヘッドライトが、純正レベルかつリーズナブルな価格で登場。価格は、左右1台分セットで、74,520円(税込)。
純正のブラックヘッドライトを忠実に再現
このブラックキセノンヘッドライトの特長は、なんと言っても純正のデザインを忠実に再現しているところにある。それもそのはず、製造は自動車メーカーの純正品を生産しているライトメーカーが行っているからだ。もちろん、見た目だけではなくヘッドライトとしての品質も高い。
純正品と同様に、ウインカーレンズ(下の円)には、クリアレンズが採用されており、精悍でスポーティなイメージをいっそう高めている。
参考:純正のブラックヘッドライト
※純正ブラックリフレクターヘッドライト
写真は純正のブラックヘッドライト(正式名称はブラックリフレクターヘッドライト)。プロジェクターレンズ(上の円)の下部には、塗装面を熱から守る遮熱版が設置されているのだが、この色や形状も忠実に再現されている。
ちなみに、写真のウインカーレンズ(下の円)にオレンジ色が見えるが、クロームタイプのバルブに変更すれば、ほとんど目立たなくすることが可能。ブラックヘッドライトには、特にお勧めのプチカスタムだ。
参考:キセノンヘッドライトとハロゲンヘッドライト
左:キセノン 右:ハロゲン
左の写真は、純正のキセノンヘッドライト。右はハロゲンヘッドライト。当記事で紹介しているブラックヘッドライトはキセノンヘッドライト専用となるため、右のハロゲンヘッドライトを装着しているMINIには取り付けることができない。
ハロゲンヘッドライトのMINIをフェイスチェンジしたい場合は、Fルックヘッドライトの検討をお勧めしたい。ドレスアップ効果が高い社外品ヘッドライトで、ハロゲン用もラインアップされている。
ブラックヘッドライトで精悍フェイスにチェンジ
ブラックヘッドライトと標準ヘッドライトの比較
ブラックヘッドライトと標準のヘッドライトとの違いは、インナーのリフレクター部分にある。
ブラックヘッドライトは、リフレクター部分が艶消しブラックになっており、メインのプロジェクターレンズ部に残されたクロームメッキが、鋭い眼光のように見えるデザインになっている。
いっぽう標準のヘッドライトは、リフレクター部分がクロームメッキになっており、ヘッドライト全体が大きな目のように見えるデザインになっている。
以上の違いにより、ブラックヘッドライトは鋭い目でキリッとした精悍なMINI、標準ヘッドライトは大きな目で愛嬌のあるMINIになる。ブラックヘッドライトへの交換を迷っている場合は、どちらが本当に自分好みのMINIなのか慎重に検討しよう。
ブラックヘッドライトの装着イメージ
ブラックヘッドライトはダーク系のボディカラーに装着すると、ヘッドライトがボディに同化して一段と精悍な顔つきになる。装着前に期待してたイメージを裏切ることはないだろう。さらに、ブラックのヘッドライトリングと組み合わせると、MINI離れしたダークサイドなフェイスに仕上げることが可能だ。
ただし、ホワイトやシルバー、レッドなどの明るいカラーに装着すると、パンダ系の顔になることを認識しておきたい。見方によっては、標準のヘッドライトよりも丸目が強調されてキュートな印象になる場合がある。
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参考:中古車選びで迷ったらブラックヘッドライトがお勧め
これからMINIの中古車を購入する方で「ブラックヘッドライト装備車」と「標準ヘッドライト装備車」で迷っている場合は、ブラックヘッドライト車の方を強くお勧めしたい。
なぜかというと、ブラックヘッドライトから標準ヘッドライトに変更したくなった場合は、比較的安価で交換することができる。標準のヘッドライトは中古パーツとして多く流通しているため、左右で3~5万円(ヤフオク/2015年時点)で購入することが可能だ。
だがブラックヘッドライトの場合は、流通量が少ないうえに人気パーツのため、状態の良い中古は7~10万円近くで取引されている。当記事で紹介しているブラックヘッドライト(7.5万円)の登場により、相場は下落していくと思われるが、それでも高価なパーツに変わりない。「迷ったら、ブラックヘッドライト」が後悔しない中古車の選び方だ。
純正品の半値以下でブラックライト化が可能
冒頭でも述べたが、当ブラックヘッドライト(カムデンライト)は、高品質でありながらリーズナブルな価格を実現している。
販売元の資料によると、純正のブラックヘッドライトを後付けパーツとして購入すると約20万円/税抜(2015年2月時点)かかる。当ブラックヘッドライトが約7.5万円/税込のため、純正品の半値以下でブラックライト化することが可能となる。
これは、かなりお得感が大きい。発売直後から、MINIプロショップで取付け例が報告されていることからも、魅力的な価格設定といえるのではないだろうか。
適合注意:2010年モデル以降のMINIに取付け可能
※後期型のバラスト
当ブラックヘッドライトは、2010年モデル(本国:2009年10月~)以降の純正キセノントヘッドライト装備車に取り付けることができる。上記写真は、取付け可能なヘッドライトのバラスト(電源安定期)形状。2010年付近の年式の場合は、念のためショップに適合を確認しておくとよいだろう。
バラストを交換すれば前期型にも取付け可能
2010年より前の前期型MINIのヘッドライトは、外観は同じだがバラスト形状が異なるため、そのままでは取り付けることが出来ない。大幅なコストアップになるが、バラストも後期型へ交換すれば、前期型にも取り付けることができる。EX-FORMのオンラインショップでは、ブラックヘッドライトと後期型バラストのセット(12万円/税抜)が販売されている。
取り付けはMINIプロショップへ
純正交換タイプのため、取り付けは特別な加工なしでOK。ヘッドライトの脱着は簡単だが、バラストとバルブを現車から移設する必要があるため、DIYに不慣れな方はMINIプロショップなどで装着してもらうことをお勧めする。
商品詳細
ブランド | AutoStyle ※社外品 |
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商品名 | MINI ブラックキセノンヘッドライト(カムデンルック) |
適合 | 2010年以降の第2世代 MINI(R56系)
2010年モデル(本国2009/10~)以降の、純正キセノンヘッドライト装着車に取付け可能。アダプティブヘッドライトは取付け不可。対象年式より古いMINIは、バラストを後期型へ交換することにより取付け可能。 |
仕様 | 左右1台分セット(バラスト、バルブなし)、ブラックリフレクター |
取付 | 純正交換タイプ(加工不要のカプラーオン)。バラストとバルブは現車から流用する。 |
価格 | 74,520円(税込) |
オンラインショップ
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