アルパインからMINI専用の「デジタルミラー」が新登場!

アルパイン ミニ専用デジタルミラー DMR-DM900-MINIシリーズ

後方を高精細に映し出すMINI専用の「デジタルミラー」が新登場(※BMW専用も同時リリース)。第3世代MINIのETC車載器を内蔵した純正ルームミラー(初期型は除く)に対応する。

開発・販売元は、カーオーディオやカーナビでお馴染みのアルパインマーケティング株式会社。2025年12月中旬より全国のアルパイン製品取扱店にて販売を開始する。

「デジタルミラー(デジタルインナーミラー)」は、車内または車外に設置したカメラ映像をルームミラー部に装着した液晶ディスプレイに映すことで、後方の視界を改善するアイテム。

アナログのミラーに比べ、高画質カメラにより夜間でも鮮明かつ広角な視界で後方を確認することができる。また、視界の妨げになる後部座席の乗員や、背の高い積み荷があっても、カメラはそれよりも後方に位置するため、いつも通りの視覚を確保することが可能だ。

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純正ミラーのように違和感のない装着が可能

アルパイン ミニ専用デジタルミラー DMR-DM900-MINI ミニクラブマンF54の装着例

これまでは、市販されている汎用のデジタルミラーをMINIに装着したい場合、MINI純正のルームミラーにETCが内蔵されていることから、デジタルミラー本体を純正ルームミラーにバンドで固定するカバータイプを選択する必要があった。

しかし、カバータイプではETCのインジケーターが見にくくなるほか、後付け感が強くインテリアのイメージを損なってしまうデメリットがあった。MINIオーナーは、デジタルミラーの優れた後方視界をとるか、インテリアのデザイン性を優先するのかの悩ましい選択を迫られていた。

アルパイン ミニ専用デジタルミラー DMR-DM900-MINI ミニクラブマンF54の装着例

そこでアルパインはMINIオーナーの悩みを解決するために、MINI専用設計で後付け感の少ない「MINI専用デジタルミラー」を開発。見た目だけではなく、純正ルームミラーの「ETCインジケーター表示」や「ETCカードの抜き差し」など、純正の機能がそのまま利用できる新たなカバー構造を採用した。

「MINI専用デジタルミラー」は、純正のルームミラーのようにスッキリと違和感のない装着を実現。インテリアのイメージを損なうことなく、高画質かつ鮮明で見やすい後方視界を提供し、安心・安全・快適なドライブをサポートする。

アルパイン「MINI専用デジタルミラー」の特徴

1.ユニオンジャックのデザインでMINIブランドを表現

アルパイン ミニ専用デジタルミラー DMR-DM900-MINI ミニクラブマンF54の装着例

アルパイン ミニ専用デジタルミラー DMR-DM900-MINI ミニクラブマンF54の装着例 正面

MINI専用デジタルミラーはMINIのインテリアに調和するデザインで、後付け感のない装着を実現。さらに、MINIの象徴であるユニオンジャックをモチーフとしたデザインを正面と背面にあしらい、MINIブランドの世界観を表現。

ドレスアップ好きなMINIオーナは、ユニオンジャックデザインが施されたMINI純正アクセサリーとのトータルコーデも違和感なく楽しめる。

2.後方視界に特化。純正ミラー内蔵のETCはそのまま使用可能

アルパイン ミニ専用デジタルミラー DMR-DM900-MINI ミニクラブマンF54の装着例

ドライブレコーダー機能がないデジタルミラーのため、純正製品をはじめとしたドライブレコーダーとの同時装着が可能。また、純正ルームミラーに内蔵しているETCの液晶ディスプレイやLEDインジケーターも隠すことなく表示。ETCカードの抜き差しも装着前と同じように行うことができる。

3.MINIならではの専用オープニング動画を用意

アルパイン ミニ専用デジタルミラー DMR-DM900-MINI オープニング映像パターン

イグニッションオンと同時に再生されるオープニング動画は、MINIの象徴であるユニオンジャックをモチーフにしたものに加えて、アルパインロゴの合計7種を用意。始動と共にユニオンジャックのグラフィックが映し出されることで、後付けパーツであることを忘れるようなMINIならではの演出が楽しめる。

ブラック&レッドのユニオンジャック動画は、スポーティなジョンクーパーワークスに、モノトーンのユニオンジャック動画は、ブラックパーツでドレスアップしたシックなMINIにマッチするなど、モデルやボディカラー等の好みに応じて選択できる。

4.リアカメラに200万画素 STARVISを搭載

リアカメラは、昼も夜も後方を鮮明に映し出すソニーのイメージセンサ「STARVIS」を搭載した200万画素の高画質カメラ(フルHD)を採用。暗い場所でもノイズが少なく、明るく滑らかな映像を実現。

5.リアカメラは「車内用」と「車外用」を用意

リアカメラをリアガラス等の車内に設置する「車内用リアカメラモデル」と、車外に設置したい場合の「車外用リアカメラモデル」を用意。車内でも目立たず装着が可能となっている。

6.ズーム機能付き高画質フルHD液晶モニター

高画質の9型ミラーを採用。5段階のデジタルズーム機能で、純正ルームミラーとの見え方の違いによる違和感を低減することも可能。リアガラスにスモークフィルムが貼られていても映像を明るく見やすく補正するリアスモーク設定も用意。なお、電源をオフにすると通常のルームミラーとしても使用できる。

7.日本語以外の多言語にも対応

日本語だけではなく多言語にも対応。日本語・英語・中国語・韓国語での文字表示が可能となっている。

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注意:装着できるMINI純正ルームミラーは?

左側にLEDインジケーターがあるタイプに適合

アルパイン ミニ専用デジタルミラー DMR-DM900-MINIシリーズ 適合するETC車載器内蔵した純正ルームミラー

適合するルームミラーは、第3世代MINIで2019年頃に採用された「左側にLEDインジケーターがあるタイプ」のETC車載器を内蔵した純正ルームミラーとなる。それより前の初期型に採用されていた「右側にLEDインジケーターがあるタイプ」は非対応。

適合の確認済みモデル:第3世代MINI(F54 クラブマン/F55 ミニ5ドア/F56 ミニ3ドア/F60 クロスオーバー)

アルパイン「MINI専用デジタルミラー」の仕様

DMR-DM900-MINIシリーズ

アルパイン ミニ専用デジタルミラー DMR-DM900-MINIシリーズ ラインアップ

発売日:2025年12月中旬発売予定(オープン価格)

項目 車内用リアカメラモデル
DMR-DM900C-MINI-IC
車外用リアカメラモデル
DMR-DM900C-MINI-OC
液晶
サイズ
9.35 inch
液晶
画素
1920×480
リアカメラ
画素数
200万
リアカメラ
画角
対角:136°/ 水平:118°/ 垂直:64° 対角:132°/ 水平:116°/ 垂直:66°
リアカメラ
フレームレート
27.5fps
リアカメラ
F値
2.0 2.2
リアカメラ
イメージセンサ
STARVIS
電源電圧 12V(定格14.4V)
動作温度 −20℃〜60℃
保存温度 −40℃〜85℃
外形サイズ
ミラー
285×100×80mm
外形サイズ
カメラ(車内用)
59×45×22mm
外形サイズ
カメラ(車外用)
40×30.3×41.7mm
重量
ミラー
約550g
重量
カメラ(車内用)
約40g
重量
カメラ(車外用)
約57g
備考 フロントカメラ及びドライブレコーダー機能は付属無し

※BMW専用デジタルミラーもMINI専用と同じ仕様/BMW専用 車内用リアカメラモデル「DMR-DM900C-BMW-IC」 車外用リアカメラモデル「DMR-DM900C-BMW-OC」

text by minicooper-sketch.com