リコール:F系MINI( 3ドア/5ドア/コンバチ/クラブマン)エアバッグ不具合
2017年2月6日に、BMW株式会社から国土交通大臣に対してリコールの届出がありました。
MINIブランドでリコールの対象となるモデルは、平成28年8月16日から平成28年10月20日に製作された、第三世代MINI(F系)です。
MINI3ドア(F56)、MINI5ドア(F55)、MINIコンバーチブル(F57)、MINIクラブマン(F54)の全モデル(ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ジョンクーパーワークス)が含まれます。
対象車の使用者には、ダイレクトメールで通知されます。
リコール対象車
MINI 3ドア/5ドア、クラブマン ほか
※写真はクラブマン
型式 | 通称名 |
---|---|
DBA-XM12/15/20/JCW | MINI 3DOOR ONE/COOPER/COOPER S/JCW |
LDA-XN15/20 | MINI 3DOOR COOPER D/COOPER SD |
DBA-XS12/15 | MINI 5DOOR ONE/COOPER ※COOPER Sは対象外 |
LDA-XT15/20 | MINI 5DOOR COOPER D/COOPER SD |
DBA-WG20/WHJCW | MINI CONVERTIBLE COOPER S/JCW ※COOPERは対象外 |
DBA-LN15/20 | MINI CLUBMAN ONE/COOPER/COOPER S(ALL4含む) |
LDA-LR20 | MINI CLUBMAN COOPER D/COOPER SD |
リコール対象車の車台番号
製作期間 | 車台番号 |
---|---|
平成28年8月16日~平成28年10月20日 | 車台番号検索 車台番号の末尾7桁を入力 |
注意事項:「リコール対象車の車台番号の範囲」には、対象とならない車両や、既に対策修理が施されている車両も含まれています。
不具合内容
概要
エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、製造管理が不適切なため、点火剤が設計通り調合されていないものがある。そのため、衝突時にエアバックが展開せず、乗員が過度の傷害を負うおそれがある。
改善措置
車両により不具合のあるエアバッグの位置が異なるため、車両によって以下の改善措置を行う。
- 運転席又は助手席用もしくは両方のニーエアバッグユニットを良品と交換する。
- 助手席用のエアバッグユニットを良品と交換する。
- 右フロントシートサイドエアバッグユニットを良品と交換する。
- 左右もしくはどちらか片側のヘッドエアバッグユニットを良品と交換する。
※MINIは「1」と「4」のみ。他はBMWの対象車用。
その他
- リコール届出番号:外-2433
- リコール開始日:準備が整い次第
- 不具合件数:0件
- 事故の有無:無し
周知させるための措置
- 使用者:ダイレクト メールで通知する。
- 自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
- 改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアロックストライカー付近に、外-2433 のステッカーを貼付する。
改善箇所説明図
※MINIは「1」のニーエアバッグと「4」のヘッドエアバッグ(クラブマンのみ)。他はBMWの対象車用。
関連リンク
MINI Japan
平成29年2月6日 国土交通省
- リコールの届出について
- リコール届出一覧表 / 対象車(PDF形式)
- 改善箇所説明図(PDF形式)
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