リコール:MINIクロスオーバー 高圧ポンプ保護プレート不備で火災のおそれ

ミニクーパーのリコール

2019年9月25日に、BMW株式会社から国土交通大臣に対してリコールの届出がありました。不具合箇所は「燃料装置(高圧ポンプ)」です。保護プレートが装着されていないため、衝突事故でポンプが損傷した際に、火災が発生するおそれがあります。

リコールの対象となるモデルは、平成29年6月30日から平成30年6月6日に製作された、MINIクロスオーバー(F60)の「ワン」と「クーパー」です。このほかのグレードは対象外となります。

対象車の使用者には、ダイレクトメールで通知されます。

リコール対象車

MINIクロスオーバー 「ワン/クーパー」

ミニクロスオーバー F60

対象車 全体の製作範囲
平成29 年6月30日 ~ 平成30 年6月6日
対象車台数
648台
型式 通称名
DBA-YS15 第3世代MINI
MINI CROSSOVER(F60)
ONE
COOPER

リコール対象車の車台番号

> 車台番号を検索 ※車台番号の末尾7桁を入力

備考:対象車両であっても既に対策修理済みの場合は、該当リコール無しと表示されます。

不具合内容

部位(部品名)

燃料装置(高圧ポンプ)

概要

燃料装置において、部品管理が不適切なため、高圧ポンプの保護プレートが装着されていない。そのため、衝突事故の際に高圧ポンプが損傷した場合、燃料が漏れ、最悪の場合、車両火災に至るおそれがある。

改善措置

全車両、当該保護プレートを装着する。

その他

  • リコール届出番号:外-2928
  • リコール開始日:令和元年9月25日
  • 不具合件数:0件
  • 事故の有無:0件

周知させるための措置

  • 使用者:ダイレクト メールで通知する。
  • 自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
  • 改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアロックストライカー付近に、外-2928のステッカーを貼付する。

改善箇所説明図

ミニクロスオーバー リコールの改善箇所説明図

関連リンク

MINI Japan

令和元年9月25日 国土交通省