新型MINI クロスオーバー(F60) 発表!ハイブリッドもラインナップ
MINIの大ヒットSUVモデル「MINIクロスオーバー(海外名:MINIカントリーマン)」がフルモデルチェンジをはたした。
新型クロスオーバー(F60)は、2011年に発売した「先代モデル(R60)」よりも一回り大きいボディに成長し、広い室内空間とともに利便性や高級感が大幅に向上。エクステリアとインテリアのデザインはSUVの色を強め、MINIの新たな方向性を示すモデルとなっている。
ボディサイズは、先代モデルに比べて「全長が18cm、車幅が3cm、全高が4.5cm、ホイールベース(前輪軸と後輪軸の距離)は7.5cm」拡大。全長、車幅、全高すべてにおいて、MINIの現行モデルラインナップで最大サイズとなる。
パワートレインは、2014年にフルモデルチェンジをはたした「第3世代MINI(F系)」の3ドア/5ドアや「クラブマン(F54)」と同様に、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンから選択が可能。さらに、クロスオーバーにはMINIで初となるプラグインハイブリッド(PHV)モデルも用意する。
ワールドプレミア(世界初公開)は、11月14日から開催される「ロサンゼルスオートショー2016」で行われた。
ヨーロッパでは2017年2月より販売を開始。その他の地域では3月以降を予定している。例によって、日本での発売日は、ミニの日である2017年「3月2日」が期待される。
追記:2017年2月23日に国内販売開始!納車はミニの日「3月2日」から。2017年春に国内販売されるモデルはディーゼルのみ。ガソリンターボエンジン搭載のハイパフォーマンスモデル「ジョンクーパーワークス」は同年5月31日、MINI初のプラグインハイブリッド「クーパーS E ALL4」も同年6月より納車を開始。
NEWS2020年秋にMINIクロスオーバーがマイナーチェンジ!
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Contents
※右:プラグインハイブリッド「クーパーS E ALL4」
- 「MINI」離れしたボクシーなスタイリング
- MINIブランド最大のボディサイズ
- MINI新時代を予感させるインテリア
- インフォテイメント&充実装備
- MINIで最大の後部座席&荷室
- 新システム搭載の四輪駆動モデル「ALL4」
- MINI初のプラグインハイブリッドモデル
- 動画(試乗評価 / サーキット走行 など)
- モデルライナップと価格
- 新型と先代ディーゼルモデルの比較
「MINI」離れしたボクシーなスタイリング
MINIクロスオーバー クーパーS ALL4
新型クロスオーバーは、いっけんMINIブランドとは思えないほど、ボクシー(箱形)で引き締まったスタイルリングとなった。先代モデルは全体的に丸みのあるスタイリングによってオシャレなSUVというイメージを獲得していたが、新型は力強いSUVのイメージが強く、方向性の違いがハッキリとデザインに反映されている。
写真は新色の「アイランドブルーメタリック」をまとった「MINIクロスオーバー クーパーS ALL4(192PS/280Nm/4WD)」。クーパーSはBMWの2リッター4気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、パワフルかつ標準装備も充実した上位モデル。同モデルのディーゼルエンジン版が「クーパーSD ALL4(190PS/400Nm/4WD)」となる。ガソリンモデルとディーゼルモデルの違いはエンジンのみで、デザインやオプションは同じ。
一目でMINIと分かる色分けされたルーフに、ピラーを全てブラックアウトしたウィンドウ領域、そしてルーフからアンダーへ広がる車幅によって「MINIならではのデザイン」はしっかりと受け継いでいる。
先代よりも目を惹きつけるスポーティなルーフレールは、アルミニウムサテン仕様。サイドアンダーにもシルバーのスポイラーを備えることによって、アクティブな疾走感と力強く背の高いスタイリングを演出。
実際に先代よりもロードクリアランス(最低地上高)が大きくなっているため、座席の位置も高くなった。それによって、乗り降りのしやすさや視界性も向上している。
リング型に発光するLEDヘッドライト
LEDヘッドライトは外周を取り囲むリング型に発光して、クロスオーバーだけの特徴的なフロントフェイスをつくっている。驚くほど分厚いヘッドライトのクロームリングによって、広い車幅でありながらもMINIらしい大きな「目(ヘッドライト)」に魅せている。ただし、デザイン的な特徴が強いゆえに、好き嫌いがハッキリと分かれそうなポイントだ。
新色「チェスナット」
写真は新色の「チェスナット」。栗色をイメージした濃いブラウンにブラックルーフやブラックホールが組み合わされ、シックかつ力強いツートーンカラーを演出。MINIは豊富なカラーバリエーションに加えてルーフカラーもホワイトやブラックから選択できるため、カラー選びが本当に楽しい車。カラーチョイスによって、ワイルドなクロスオーバーでもMINIらしいポップなイメージにアレンジできる。
「ライトホワイト」
「ミッドナイトブラック メタリック」
Chcek! 新型クロスオーバーのオフィシャル写真集
ワイルドなバンパーデザインを用意
グロスブラックが冴えるALL4エクステリア
フロントバンパーとリアバンパーは、デザインコンセプトの異なる2パターンを用意。「MINI ALL4 エクステリア スタイリング」は、車体の前後をガッチリ守るグロスブラックのパーツと、オフロードの走破性をイメージさせるシルバーのフロントアンダーガードがワイルド感を演出する。アンダーのエアダクトも六角形のハニカムメッシュから縦横に仕切られたスポーティな形状に変更。
写真(青い車)は、クーパーS ALL4に「MINI ALL4 エクステリア スタイリング」と「クロームラインエクステリア」を装備した状態。
MINIブランド最大のボディサイズ
新型クロスオーバー(F60)のボディサイズは、先代モデル(R60)に比べて大幅に拡大された。全長は18cm、全幅は3cm、全高は4.5cm拡大。先代の全体的に丸みのあるキュートなスタイリングに対して、新型は幅広でゆったりとしたスタイリングとなる。大幅に伸びた4m30cmの全長は、後部座席やラゲッジルーム(トランク)に「MINI」を感じさせない快適なスペースを実現している。
同じ第3世代MINIとなるステーションワゴンタイプの「クラブマン(F54)」に対しては、全長と全幅が2~3cm大きく、全高は12.5cm高い。同様に2014年10月に新登場したモデル「MINI 5ドア(F55)」に対しては、全長が約30cm、全幅が10cm大きくなっている。
MINIのラインナップの中でサイズ感が最も近いのはクラブマンだが、全高の高いクロスオーバーは頭上の空間が広いため、室内の快適性という点においてはMINIのなかで断トツのモデルとなる。5ドアでは狭い、クラブマンでもちょっと頭上が窮屈といった場合に、クロスオーバーが最適なチョイスとなりそうだ。
とはいえ、SUVとしては大きいグループに入るわけではなく、他ブランドのSUVと比べると「BMW X1」や「アウディ Q3」「ベンツ GLA」とほぼ同格、国産車の「マツダ CX-5」や「日産 エクストレイル」「レクサス NX」よりひと回り小さいという立ち位置。つまりコンパクトSUVに分類されるサイズとなる。
MINI主要モデルのサイズ
単位:mm | 全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース |
---|---|---|---|---|
新型クロスオーバー F60|2017年春発売 |
4299 | 1822 | 1595 | 2670 |
クロスオーバー R60|2011年発売 |
4120 | 1790 | 1550 | 2595 |
クラブマン F54|2015年発売 |
4270 | 1800 | 1470 | 2670 |
5ドア F55|2014年発売 |
4015 | 1725 | 1445 | 2565 |
3ドア F56|2014年発売 |
3860 | 1725 | 1430 | 2495 |
MINI新時代を予感させるインテリア
重厚感のあるハイクラスな空間デザイン
インテリアは先代にくらべて、格段に高級感が向上している。ほかの3世代MINIと同様に、センターサークルにはナビ(インフォテイメントシステム)を備えるが、エアダクトなどは垂直性を強調した縦長デザインとなっており、SUVならではの背の高い空間を演出している。
視界を遮らないスリムなピラーと高い座席位置により、良好な視界を実現。写真からも伝わる広い室内空間に加え、シートの調整範囲も先代より広がっている。
運転席と助手席のシートには「クラブマン(F54)」で初採用された設定値をメモリーできる電動調整シートが選択可能。
フロントとリアのドアポケットには、1リットルのペットボトルを収納できるなど、大きなボディサイズを活かしたファミリーユースの機能も備わる。
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インフォテイメント&充実装備
純正HDDナビはタッチスクリーンに対応!専用機能も追加
MINIナビゲーションシステム プロフェッショナルで、純正HDDナビが8.8インチのタッチスクリーンに対応。画面をタッチできることによって、より直感的に機能の選択や設定が可能となる。
これまでの第3世代MINIに搭載されていたナビはタッチ操作に対応していなかったが、クロスオーバーと「2016年12月の仕様変更」以降のクラブマンのナビのみタッチ仕様となる(その他のモデルは「2018年型のマイナーチェンジ」で導入が濃厚)。操作はタッチだけではなくセンターコンソールの円形インターフェス「MINIコントローラー」でも可能だ。
ナビはルート案内だけではなく、音楽ファイルを取り込めるミュージックサーバやスマートフォンを介したインターネットサービス「MINI Connected」なども統合されており、インフォテイメントの中心となる。
同ナビは「クラブマン(F54)」や「コンバーチブル(F57)」など、第3世代のMINIから搭載されているが、クロスオーバーには「MINI Country Timer(ミニカントリータイマー)」という専用機能が追加される。
MINI Country Timer(写真右上)とは、クロスオーバーで走った「坂道、平坦ではない道、未舗装の道、雪道」などの走行を記録して、「崖のぼりのチャンピオン」などのコンテンツを楽しむことができる。「MINIらしい遊び心」を感じさせるSUVモデルならではのエンタメ機能だが、遊びといえども、記録の元となる走行状況はダイナミックスタビリティコントロール(DSC:横滑り防止機能)から送られるデータを使って分析する本格仕様となっている。
▼ ナビをもっと詳しく解説
ドラマチックなLEDイルミネーション
オプションの「MINI Yours Interior Styles」で、室内空間をドラマチックに演出するLEDイルミネーションを用意。このような遊び心のある上手い演出はMINIならでは。
MINIで初めて被害軽減ブレーキを標準装備
フロントウィンドに設置したカメラで前方の車両や歩行者を認識し、衝突回避のためのブレーキアシストや、アクティブクルーズコントロール(前の車に追従)を行う「ドライビングアシスト」など、先代モデルには無かったハイテクな便利&安全機能を標準で装備する。
ブレーキアシスト(自動ブレーキ)は、これまでも同世代のハッチバックやクラブマンでオプションとして用意されていたが、クロスオーバーで初めて標準装備となった。車線のはみ出しを防止するレーンキープ機能はついていないが、ファミリーユースで活躍する場面の多いクロスオーバーにとっては、万が一の安全機能は非常に重要な意味をもつ。
アクティブクルーズコントロール(ACC)は、指定した速度で前方を走行する車に自動で追従する機能。前の車が減速すると自動的にブレーキを作動させて適切な車間距離を保つ。同様に前の車が信号などで停止すると自動で停止し、再スタートも自動で行う。主な利用シーンは高速道路での長距離移動で、車間距離や車速の調整が不要になるため運転の疲れを大幅に軽減してくれる。
追記:「2017年7月の仕様変更」で、クラブマンにも自動ブレーキ(ドライビングアシスト)とアクティブクルーズコントロールが標準装備となった。
このほか、ステアリングホイール前方にナビや車速などを表示する「ヘッドアップディスプレイ(HUD)」や、スポーティな走りを楽しみたい方に人気の「MINIドライビングモード」、縦列駐車のステアリング操作を自動で行ってくれる「パーキングアシスト」なども選択が可能。
運転席と助手席の温度設定に対応した2ゾーンオートエアコンや、クラブマン(F54)で初採用された電気式パーキングブレーキなどの基本装備も充実している。
MINIで最大の後部座席&荷室
ドアの開口部も広がった後部座席
後部座席の空間は大きくなったボディによって先代よりも拡大し、様々なシーンに対応できる快適仕様に大幅進化。足元のスペースは約5cm拡大。ドアの開口部も広くなり乗り降りがしやすくなった。座席はリクライニングに加え縦方向(前後)に最大13cmまで移動が可能(プラグインハイブリッドやクラブマンは不可)。中央部分を倒すとアームレストにもなる。
さらに、クラブマン(F54)と同様に、後部座用のエアコンダクトも完備しているため、夏も冬も快適に過ごすことができる。
電動で開閉できる大容量のラゲッジルーム
ラゲージルームの容量はMINIで最大の450L。さらに40:20:40の割合で倒すことができる後部座席を使用すれば、最大で1,390Lまで拡大が可能。最大容量は、先代から220L増加、現行のクラブマン(F54)より140L大きい。後部座席を倒さなくても、前よりスライドすればゴルフバッグ(1個)も積載OK。
容量が増えただけではなく、オプションのコンフォートアクセスシステムを使えば、電動でバックドアの開閉が可能。荷物で両手がふさがっているときなど、リアバンパーの下に足をかざすだけでバックドアを自動でオープンすることができる(クラブマンも可)。閉じるときは、もう一度おなじ動作を行うだけ(公式動画)。バックドアの終端にあるスイッチでも閉じることができるため、力の弱い女性でも簡単に開閉が可能。
右下の写真は新オプションの「MINIピクニックベンチ」とよばれるもの。ラゲッジルームの床から取り出すと、2人分のベンチとして使用することができる。フェンダー(リアバンパー)を汚れから保護するフラップも備わっているため、キャンプやフィッシングなどのアウトドアでも身に付いた汚れを気にすることなく座ることができる。この機能は新型クロスオーバーのコンセプトが先代よりも「アクティブなオフロード系」であることを象徴している。
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新システム搭載の四輪駆動モデル「ALL4」
厳しい路面でも安定した走行を実現
クロスオーバーには先代モデルと同様に「ALL4(オールフォー)」と呼ばれる四輪駆動(4WD)モデルも用意される。四輪駆動システムの電動制御はダイナミックスタビリティコントロール(DSC:横滑り防止機能)と連携しており、雨や雪などの滑りやすい路面において走行が不安定になったときに素早く反応して安定した走行をサポートする。簡単に言えば、平常時は前輪駆動の2WD、必要に応じて四輪駆動にチェンジする方式を採用。このインテリジェンスなシステムによって四輪駆動における燃費の低下も最小限に抑えることができる。
さらに、四輪駆動システムは加速やカーブ走行時にもトラクション(路面に伝える駆動力)を向上させるため、日常的な路面コンディションにおいても俊敏で旋回性の高い走行を実現する。この能力は実際のスペックにも現れており、停止状態から100km/hまでの加速タイムにおいて「ALL4」モデルは、2WD(FF)の通常モデルよりも「0.1~0.3秒」速い。
なお、クロスオーバーのほかに同世代のMINIで四輪駆動となるのは「クラブマン クーパーS ALL4」と、そのハイパフォーマンスモデルにあたる「クラブマン ジョンクーパーワークス(JCW)」。つまり、豪雪地帯など4WDが必須の場合は、クロスオーバーとクラブマンの2モデルから選択することになる。
四輪駆動のメカニズム
ALL4 四輪駆動システム |
電子制御クラッチがダイナミックスタビリティコントロール(DSC)と連携して、あらゆる路面で最大限のパワーを伝達する。 走行状態に応じて駆動トルクを無段階式でフロント・アクスルとリア・アクスルに分配。直線走行などの通常走行では駆動力をフロントに100%分配。オーバーステアやアンダーステアの可能性があるハードなコーナリングでは、駆動力の一部をリアに分配して安定した走行を実現。雪や雨による滑りやすい路面でフロントタイヤがスリップ(トラクションの低下)した場合、状況に応じて最適な駆動力をリアに分配。凹凸のある路面では最適なトラクションをフロントとリアに与えてタイヤの空転を減らす。 |
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MINI初のプラグインハイブリッド「クーパーS E ALL4」
電気だけで「約40km」の走行が可能!
新型クロスオーバーにはMINIで初めてとなるプラグインハイブリッド(PHEV)の「クーパーS E ALL4」も用意される。初めてといってもベースとなるeDriveテクノロジーはMINIの開発元であるBMWのプラグインハイブリッド「iPerformance」から引き継がれているため、成熟された信頼性の高いモデルとなる。
クロスオーバーのプラグインハイブリッドは「1.5リッター3気筒のガソリンターボエンジン(136PS/220Nm)」と「電動モーター(88PS/165Nm)」を搭載。モーターを動かす「リチウムイオン電池」の充電は、走行中はもちろんのこと、自宅に設置した充電設備や商業施設などのEV用充電スタンドで可能。
ガソリンエンジンと電力で動くモーター、外部電源から充電できるバッテリーの3つを組み合わせることによって、ガソリンを一滴も使わない短距離ドライブから普通車同様の長距離ドライブまで幅広い利用シーンに対応できるのがプラグインハイブリッドの特徴となる。「通常のガソリンエンジン車」に「充電して走れる電気自動車」がプラスされていて、場面によって使い分けることができるイメージを持つと分かりやすい。
バッテリーに余裕があるときは、もっとも経済性が高く静かなEV走行。バッテリーの残量が少なくなってきたら、エンジンを始動させて走行しながら再充電。高速道やワインディングなど、スポーティに走りたいときは「エンジン&モーター」のツインパワーから発揮され素早い加速を堪能するなど、状況に応じた幅広い使い方ができる。例えば、EV走行中に急な加速が必要になっても、アクセルをグッと踏み込むとエンジンがかかって加速を自然にアシストしてくれる。モーターとエンジンの切り換えのスムーズさは、新世代のハイブリッドシステムならではの実力をもつ。
クロスオーバーのボディサイズはMINI史上最大となるが、発進はモーターが担うため、静かでレスポンスの良いスムーズな走り出しを楽しめるのも特長だ。特にストップ&ゴーの多い街乗りでは、発進時の心理的ストレスを大幅に軽減しれくれる。ディーゼルモデルも低回転から太いトルクを使えるため出足は軽いが、瞬時に最大トルクを発揮できるモーターによる静かでクイックな出足に比べると、その差は大きい。
電力とモーターだけを使用するEV走行の距離は「42.4km」。例えば、通勤の片道が20km以内ならばEV走行だけで朝と晩の通勤が可能となる。ただし、走行距離はカタログ値のため、走行状況やエアコンの有無、走行ルートの高低差などによって伸び悩むことは考慮しておきたい。
電気自動車としての現実的な利用方法は、200Vの充電設備を自宅に設置(集合住宅には困難)し、夜間に充電を行い、翌朝にはフル充電の状態でモーターのみを使用する形態だろう。充電ケーブルの抜き差しに若干の手間はかかるものの、夜間は電気代が安いため経済性もバツグン。MINIの公式Webでは満充電にかかる電気代は「100円弱」で、EV走行時のランニングコストは軽油を使うディーゼルモデルの半分程度としている。
さらにEV走行は音が非常に静かで、帰宅が深夜になった場合も近所に気をつかうことはないのが嬉しいポイントだ。この点を重要視する場合は、車外の騒音が大きいディーゼルエンジンモデルは不向きであることを付け加えておこう。
EVの走行距離は、BMW「i3」や日産「リーフ」などの本格的な電気自動車(200km以上)に及ばないが、通勤や日常の買い物ならば必要十分なEV性能といえる。
なお、エンジンとモーターを併用した利用、つまり普通のハイブリッドカーとして走行した場合の燃費性能(JC08モード)は「ハイオクで17.3km/L」。ほぼ同価格帯で実質の競合グレードとなるディーゼルのクーパーSD ALL4の燃費が「軽油で20.8km/L」であることから、ハイブリッドとしての優位なランニングコストを発揮するには「自宅で充電して、短距離はEV走行のみ」という使い方を多用する必要がある。
そのため、自宅がマンションなどの集合住宅で充電設備の設置ができない場合は、ディーゼルより経済性が劣ることを予め理解しておきたい。基本的に、自宅充電ができて片道15km程度の短距離走行がメインとなるならばプラグインハイブリッドが有利、充電設備が設置できない場合で、平均速度の高い郊外や高速道などのロングドライブがメインの場合はディーゼルが有利だろう。
大容量バッテリーは約3時間でフル充電
充電ケーブルを接続するコンセントはボディ左側のサイドスカットルに設置。独自の技術で開発したコンパクトな高電圧リチウムイオンバッテリーは、後部座席の下に格納。そのため、通常モデルに比べ後席位置が少し高く、ラゲッジルームの容量もわずかに少なくなっている。大容量のバッテリーは車両重量の増加にもつながっているが、この重量&低重心のおかげで通常モデルよりも落ち着いた乗り心地を実現している。少し高くなった後席の見晴らしの良さや、重量アップによる乗り心地の改善は、プラグインハイブリッドモデルの隠れたメリットだろう。あきらかなデメリットとして、後部座席の前後スライドができなくなっていることをあげたい。
自宅や公共の充電設備を使った場合、バッテリーが完全に空の状態からフル充電にかかる時間は約3時間。BMWのプラグインハイブリッドは急速充電に対応していないため、システムを共有しているMINIのプラグインハイブリッドも残念ながら非対応となる。
EV用の充電設備「充電スタンド(スポット)」は、プラグインハイブリッド(PHV/PHEV)や電気自動車(EV)の普及に伴い、商業施設やコンビニ、有料駐車場など全国に広がっている。例えば、出掛けた先のショッピングモールに充電スタンドがあれば、買い物をしている間に再充電ができる。もちろん、充電スタンドが無かったり、すでに使われていて使用できなくても、エンジンで走りながら回生ブレーキなどでエネルギーを回収して再充電できるため深刻な問題にはならない。このように状況に応じで「外部からの充電 or 自力で充電」を選択できる点が、従来のハイブリッドカーにはできないプラグインハイブリッドのメリットとなる。
走りも高次元なハイブリッドスポーツカー
一般的にハイブリッドはエコカーのイメージが強いが、1.5リッターのガソリンターボエンジンとパワフルな2機のモーターを合わせたシステム総合出力(馬力)は「224PS」を発揮する。
これは2017年5月末に発売されるクロスオーバーのハイパフォーマンスモデル「ジョンクーパーワークス(JCW)」に匹敵するスペックとなる。システム総合トルクもディーゼルのクーパーSD(400Nm)に迫る「385Nm」をもち、ガソリンエンジンにモーターのブースト機能も加わる0~100km/hの加速タイムは「6.9秒」でクーパーSDよりも速い。
つまり、プラグインハイブリッドの「クーパーS E ALL4」は、マイルドなエコカーではなくスポーツグレードのクーパーS(SD)以上の運動性能をもったスポーツ&エコなモデルとなる。ただし、レーシングカーのようなフィーリングや排気音を楽しみたい方は、先にあげたジョンクーパーワークスをお勧めしたい。
クーパーS E ALL4は速いだけではなく、前輪の駆動はガソリンエンジン、後輪の駆動は電気モーターが担い、あらゆる走行状況にスピーディーに対応する四輪駆動システム「ALL4」を搭載している。なお、この基本システムは「BMW 2シリーズ アクティブツアラー(225xe)」のプラグインハイブリッドでも採用されている。
例えば、2機あるモーターのうち1機のみを使用している場合、路面状況によってトラクションや安定性などが損なわれると、もう1機のモーターが始動して安定した走行をサポートする。これはエンジンだけではできないハイブリッドならではのテクノロジーで、同様のコンセプトはBMWのプラグインハイブリットスポーツカー「i8」にも採用されている。
このシステムはハイブリッドカーとしての効率性だけではなく「ガソリンとモーターを使った四輪駆動」「ガソリンエンジンのみの前輪駆動」「モーターのみの後輪駆動」という「3つの駆動方式を切り換える」という新しいドライブ体験を与えてくれる。
インテリア
※国内仕様車は右ハンドル
インテリアデザインは基本的に通常モデルと同じだが、センターコンソールにあるエンジンのスタートストップボタンが、レッドからイエローに変更され、その周囲を飾るLED照明もレッドからイエローになるなど、細部が異なっている。ステアリングホイール前方にあるヘッドアップディスプレイ(HUD)はオプション。
3つの走行モード
AUTO eDrive | 四輪駆動:ガソリンエンジンと電気モーターを走行状況やバッテリーの充電状態に応じて効率的に組み合わせる。前輪がエンジン、後輪がモーターの四輪駆動となる。 |
---|---|
MAX eDrive | 後輪駆動:電気モーターのみを使用した純粋なEV走行(最高速度は125km/h)。 |
Save Battery | 前輪駆動:ガソリンエンジンのみを使用してバッテリーを充電、又は充電状態を90%に維持。 |
バッテリー / 充電
タイプ | リチウムイオン高電圧バッテリー |
---|---|
バッテリー格納場所 | 後部座席の下 |
バッテリー容量 | 7.6kWh |
電気のみの航続距離 | 42.4km |
エンジン+電気の航続距離 ※欧州仕様車 |
約500km |
充電方法 | 1:走行による発電(惰性走行、ブレーキ回生エネルギー) 2:200V 家庭用充電設備 3:電気自動車専用 充電設備(急速充電CHAdeMOは非対応) |
充電時間 | 約3時間で満充電 |
充電ポート位置 | フロント左サイド(サイドスカットル) |
充電ケーブル | 同梱 |
動画
試乗インプレッション「クーパーD」
試乗インプレッション「クーパーSE(PHEV)」
サーキット走行「クーパーSD ALL4」
モデルライナップと価格
主力モデルはクリーンディーゼル
左:クーパーD 右:クーパーSD
2017年春に日本で発売されるモデルは、BMWの2リッター4気筒のディーゼルターボエンジンを搭載した3モデル。標準グレードの「クーパーD」、その四輪駆動仕様の「クーパーD ALL4」、スポーツグレードの「クーパーSD ALL4」の3台が新型クロスオーバーの初期ラインナップとなる。
1.5リッター3気筒のガソリンエンジンとモーターで駆動するプラグインハイブリッド「クーパーS E ALL4」は、同年6月以降に納車が開始される。
さらに、同年5月31日には、2リッター4気筒のガソリンターボエンジンを搭載するハイパフォーマンスモデル「ジョンクーパーワークス」が販売開始。同じくガソリンターボの1.5リッター3気筒を搭載するエントリーモデル「ワン」が同年10月に発売する。高回転でスポーティなドライビングフィールやサウンドを楽しみたい方はジョンクーパーワークス、ちょっと予算が厳しいなという方には、標準装備と動力性能を絞ったコストパフォーマンスの良いワンを検討したい。
追記:クーパーSの限定車が追加
2018年2月に2リッターのガソリンエンジンを搭載する限定車「クーパーS ブラックヒース」が発売。
追記:ガソリンエンジンを追加
2018年春に1.5リッター3気筒ガソリンエンジンの「クーパー」と、2リッター4気筒ガソリエンジンの「クーパーS」を追加。
クーパーD(ALL4)とクーパーSD ALL4に搭載されるディーゼルエンジンは、先代モデル(R60)に搭載されていたディーゼルエンジンに比べて「馬力、トルク、燃費、静粛性」など、全ての面において大幅に進化している。同型のエンジンは、すでに同世代のMINI3ドア/5ドアやクラブマンにも設定されており、各方面で非常に高い評価を得ている。ガソリンエンジンよりも低燃費で、低~中回転域の太いトルクによって力強い走りが特長。ディーゼルエンジンの弱点となる騒音や振動も、旧型のディーゼルエンジンを搭載していた先代モデルより抑えられており、ワイルドかつプレミアムなSUVである新型クロスオーバーのキャラクターにマッチした組み合わせといえる。
ラインナップ一覧
Check! ディーゼルの「メリット・デメリット」
Check! グレード別 外装デザインの違い
Check! ボディカラーの一覧(写真集)
追記:仕様変更について
2019年9月からワンとクーパーのトランスミッションが6速ATから7速DCT、クーパーSが8速ATから7速DCTに変更。2019年10月から「ジョンクーパーワークス」が大幅改良(231psから306psに出力アップ)。2020年5月の価格改定でディーゼルモデルが値下げ(下記の表は改定前の価格)。
▼ 表は「2018年4月現在」のラインアップと価格
MINIクロスオーバー(F60) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ワン | クーパー | クーパーS | クーパーD | クーパーD ALL4 | クーパーSD ALL4 | ジョンクーパーワークス | |
国内発売日 | 2017年10月5日 | 2018年春 | 2017年2月23日 | 2017年5月31日 | |||
価格(8%税込) 2020年5月現在 |
345万円 | 392万円 | 459万円 | 411万円 | 439万円 | 509万円 | 579万円 |
駆動方式 | 2WD(FF) | 2WD(FF) | 4WD | 4WD | |||
トランスミッション | 6速AT | 8速AT | 8速AT | 8速AT | |||
エンジン | ガソリンエンジン 1.5L 直列3気筒 MINIツインパワーターボ |
ガソリンエンジン 2.0L 直列4気筒 MINIツインパワーターボ |
ディーゼルエンジン 2.0L 直列4気筒 MINIツインパワーターボ |
ガソリンエンジン 2.0L 直列4気筒 MINIツインパワーターボ |
|||
最高出力/回転数 | 102ps(75kW)/4100rpm | 136ps(100kW)/4400rpm | 192ps(141kW)/5000rpm | 150ps(110kW)/4000rpm | 190ps(140kW)/4000rpm | 231ps(170kW)/5000rpm | |
最大トルク/回転数 | 180Nm /1200-3800rpm | 220Nm /1400-4300rpm | 280Nm /1350-4600rpm | 330Nm /1750-2500rpm | 400Nm /1750-2500rpm | 350Nm /1450-4500rpm | |
加速 0-100km/h | 12.2秒 | 9.6秒 | 7.4秒 | 8.8秒 | 8.7秒 | 7.4秒 | 6.5秒 |
最高速度 | 180km/h | 200km/h | 225km/h | 208km/h | 205km/h | 218km/h | 234km/h |
燃費 JC08 | 14.2km/L | 14.2km/L | 15.5km/L | 21.2km/L | 21.3km/L | 20.8km/L | 14.0km/L |
燃料 | ハイオク | 軽油 | ハイオク | ||||
<諸元> | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | |
短評 |
必要最小限の動力性能と装備で価格を抑えた入門モデル。ディーゼルモデルに比べてパワーは劣るが、静粛性が高く振動が少ないガソリンエンジンを搭載しているのが魅力。街乗りメインでリラックスして運転したい方に最適。注意:ワンのルーフカラーはボディと同色のみ。 |
必要十分な動力性能をもったガソリンエンジンの標準グレード。交通量の多い街乗りメインで年間の走行距離が少ない方にお勧め。より上質なエンジンフィーリングとスポーティな加速を楽しみたい場合はクーパーSを検討。LEDライトは必須オプション。 | ガソリンエンジンのスポーツモデル。最大トルクはディーゼルのクーパーSDに及ばないが、静粛性が高く、高回転まで気持ちよく回るエンジンでSUVでありながら俊敏な走りが楽しめる。オプションのSPORTモードではディーゼルにはないスポーティな排気音がプラスされる。MINIドライビングモードは必須オプション。 |
★人気&お勧めモデル。十分な動力性能をもった標準グレード。ALL4よりも軽快なドライビングフィールを楽しめる。スポーツ性や4WDが必要ない方にお勧め。LEDライトは必須オプション。 |
ALL4はクーパーDの4WDバージョン。寒冷地で嬉しいシートヒーターを追加装備している。豪雪地帯など4WDが必須の方にはお勧めだが、通常は2WDのクーパーDで十分。LEDライトは必須オプション。 |
動力性能を高めた4WDのスポーツモデル。新世代のディーゼルによりスポーツ性と低燃費を併せ持つ。外装もメッシュタイプのフロントグリルに、2本出しのテールパイプでスポーティ(クーパーSと同じ)。ディーゼルの太いトルクで、街乗りでも迫力のある加速感を楽しめる。余裕のあるパワーで、多人数のロングドライブも快適。 |
ガソリンエンジンを搭載した4WDのハイパフォーマンスモデル。レーシングカーのような高回転のドライビングフィールや、迫力のある排気音を楽しみたい方にお勧め。ディーゼルエンジンの排気音は控え目のため、クーパーSDで物足りなさを感じた場合にも検討したい。パドルシフトやヘッドアップディスプレイ、バックカメラなどの標準装備も充実。 |
標準装備 2018年4月現在 |
ナビ/マニュアルエアコン/衝突回避・被害軽減ブレーキ(2018年4月から)/マルチファンクション レザーステアリング(2018年4月から)/ハロゲンヘッドライト/16インチアロイホイール |
ナビ/ETC/アクティブクルーズコントロール/衝突回避・被害軽減ブレーキ/前車接近警告機能/オートエアコン/マルチファンクション レザーステアリング/ハロゲンヘッドライト/フォグランプ/17インチアロイホイール |
ナビ/ETC/アクティブクルーズコントロール/衝突回避・被害軽減ブレーキ/前車接近警告機能/オートエアコン/マルチファンクション レザーステアリング/LEDヘッド&テールライト/LEDフォグランプ/スポーツシート/18インチアロイホイール |
ナビ/ETC/アクティブクルーズコントロール/衝突回避・被害軽減ブレーキ/前車接近警告機能/オートエアコン/マルチファンクション レザーステアリング/ハロゲンヘッドライト/フォグランプ/シートヒーター(ALL4のみ)/17インチアロイホイール |
ナビ/ETC/アクティブクルーズコントロール/衝突回避・被害軽減ブレーキ/前車接近警告機能/オートエアコン/ドライビングモード(スポーツ&エコ)/マルチファンクション レザーステアリング/LEDヘッド&テールライト/LEDフォグランプ/スポーツシート/シートヒーター/18インチアロイホイール |
ナビ/ETC/アクティブクルーズコントロール/衝突回避・被害軽減ブレーキ/前車接近警告機能/ヘッドアップディスプレイ/オートエアコン/スポーツ8速AT/ドライビングモード(スポーツ&エコ)/マルチファンクション レザーステアリング/パドルシフト/LEDヘッド&テールライト/PDCリア/バックカメラ/JCWスポーツシート/シートヒーター/18インチアロイホイール/JCWエアロバンパー&リアスポイラー |
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特別仕様車 | ワンにLEDヘッドライトや衝突回避・被害軽減ブレーキを装備した特別仕様車「バッキンガム」発売! | – | 250台限定!オールブラックの特別仕様車「クーパーS ブラックヒース」発売! | 300台限定!グリーンの特別仕様車「クーパーD ノーフォークエディション」発売! | – | – | |
その他 |
定員 5名/全長4299 全幅1822 全高1595mm/ホイールベース 2670mm/最小回転半径 5.4m/荷室容量 450L(後部座席折り畳み時 最大1390L)/アイドリングストップ/DSC/ABS/8エアバッグ/イモビライザー |
価格改定の履歴(表は最新価格)
※2017年7月1日の価格改定から、ディーゼルモデルは7~10万円の値上げ。
※2017年10月1日の価格改定から、ジョンクーパーワークスが6万円の値上げ。
※2018年4月の装備変更から、各グレードで6~18万円の値上げ。
追記:クーパーSの限定車が追加
2018年2月に2リッターのガソリンエンジンを搭載する限定車「クーパーS ブラックヒース」が発売
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プラグインハイブリッド(PHEV)
MINI クロスオーバー(F60) | |||
---|---|---|---|
クーパーS E ALL4 | |||
国内発売日 | 2017年2月23日 (納車は7月以降) |
||
価格(8%税込) 2018年4月現在 |
498万円 | ||
駆動方式 | 4WD 前輪:エンジン 後輪:モーター |
||
変速機 | 6AT | ||
エンジン | 1.5L 直列3気筒 MINI ツインパワーターボ |
||
最高出力 | 136PS(100kw) 4400rpm | ||
最大トルク | 220Nm 1250rpm | ||
モーター出力/トルク | 88PS(65kw) / 165Nm | ||
システム総出力 | 224PS | ||
システム総トルク | 385Nm | ||
EV最高速度 | 125km/h | ||
EV走行距離 | 42.4km | ||
加速 0-100km/h | 6.9秒 | ||
電池容量 | 7.6kWh | ||
充電時間 | 200V電源 約3時間で満充電 | ||
燃費 JC08 | 17.3km/L | ||
燃料 | ハイオク | ||
定員 | 5名 | ||
荷室容量 | 405L(最大1275L) | ||
主要諸元 | 詳細 |
ボディサイズ
サイズ(mm) | 全長 | 4299 | |
全幅 | 1822 | ||
全高 | 1595 | ||
ホイールベース(mm) | 2670 | ||
ラゲッジ容量(L) | 450~1390 |
新型と先代ディーゼルモデルの比較
左:新型(F60) 右:先代(R60)
新型クロスオーバー(F60) クーパーD |
先代クロスオーバー(R60) クーパーD |
|
---|---|---|
国内発売日 | 2017年2月 | 2014年9月 |
価格(8%税込) | 393万円 | 341万円 |
トランスミッション | 8速AT | 6速AT |
エンジン | BMW B47型 ディーゼルエンジン 2.0L 直列4気筒 MINIツインパワーターボ |
BMW N47型 ディーゼルエンジン 2.0L 直列4気筒 ターボ |
最高出力/回転数 | 150PS(110kW) /4000rpm | 112PS(85kW) /4000rpm |
最大トルク/回転数 | 330Nm /1750-2500rpm | 270Nm /1500-2500rpm |
加速 0-100km/h | 8.8秒 | 11.3秒 |
最高速度 | 208km/h | 181km/h |
燃費 | 21.2km/L | 16.3km/L |
新型クロスオーバー(F60) クーパーSD ALL4 |
先代クロスオーバー(R60) クーパーSD ※ALL4なし |
|
---|---|---|
国内発売日 | 2017年2月 | 2014年9月 |
価格(8%税込) | 493万円 | 387万円 |
トランスミッション | 8速AT | 6速AT |
エンジン | BMW B47型 ディーゼルエンジン 2.0L 直列4気筒 MINIツインパワーターボ |
BMW N47型 ディーゼルエンジン 2.0L 直列4気筒 ターボ |
最高出力/回転数 | 190PS(140kW) /4000rpm | 143PS(105kW) /4000rpm |
最大トルク/回転数 | 400Nm /1750-2500rpm | 305Nm /1750-2700rpm |
加速 0-100km/h | 7.4秒 | 9.4秒 |
最高速度 | 218km/h | 197km/h |
燃費 | 20.8km/L | 16.6km/L |
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