新型クラブマンをもっと近くで!ベルリン発表会のオフショット
2015年6月24日、ドイツのベルリンで新型クラブマン(F54)の発表会が行われました。クラブマンのオフィシャルフォトは、この発表会に合わせて公開され、世界で話題沸騰中です。
しかし、オフィシャルフォトは、全体のスタイリングや正確な形状はよく分かるものの、実際の印象とは「ちょっとギャップ」があります。ようは、綺麗すぎて現実感がありません。実車よりもカッコ良く見えたり、逆にカッコ悪く見えることもあります。
そこで、ベルリンの発表会で撮影された「リアルな写真」を集めてみました。ここでは、クラブマンのオフショットと呼ぶことにします。
オフィシャルフォトで感じた印象より、アップするかダウンするか? MINIファンならではの厳しい目でチェックしてみてください。
クーパーS / ピュア バーガンディ メタリック
写真は、新色の「ピュア バーガンディ メタリック」とシルバールーフを組み合わせたクーパーS。「バーガンディ」とは、ワインで有名なフランス ブルゴーニュ地方の英名で、ディープな赤ワインをイメージした色のことです。
オフィシャルフォトよりも、遥かに魅力的に見えますね。この色をメインに採用していることで、新型クラブマンのコンセプトが「シック&プレミアム」路線であることが感じられます。
写真のホイールは、オプションの19インチ軽量アロイホイール(日本未設定)。日本仕様車は、クーパー、クーパーSの両モデルで17インチホイールが標準装備されます。
クーパーSのフロントバンパーは、ハッチバックよりもエッジを効かせたデザインになっています。ところが、コンセプトの違いから、若々しさからは一歩さがった、オトナな印象です。
「いや、もっとスポーティに!」という方には、クラブマンにもジョンクーパーワークス エアロダイナミックキットが用意されますので大丈夫です。
リアはクラブマンの全てと言っても過言ではないでしょう。その分、好き嫌いが分かれるポイントでもありますが、現行クラブマン乗りの方の評価はいかがでしょうか。個人的には、フロントフェイスに比べて、リアが別人過ぎるような・・。
クーパーS / メルティング シルバー メタリック
写真は、新色の「メルティング シルバー メタリック」とブラックルーフを組み合わせたクーパーS。こちらは、フロントバンパー下のブレーキエアインテークがブラックになっています。これだけでも、ラグジュアリー感が減ってスポーティに見えますね。
クラブマンには、英国生まれの自動車で初となるエアダクトシステムが搭載されます。
フロントバンパーのフォグランプ外側にある縦長のスリットから空気を取り入れて、フロントのホイールアーチ内に流し、アーチ後ろのサイドパネルに備わるエアブリーザーから放出します。この一連のフローによって、フロントホイール周辺で発生する気流の乱れを大幅に減少させるそうです。
オフィシャルフォトには無い、屋外で自然な陰影がついたボディライン。水平テールランプと分割ラインを跨いだ「CLUBMAN」ロゴの影響で、先代クラブマンよりも「観音開きできるドア」に見えません。
ということは、クラブマンを知らない人の前でリアゲートを開けると、面白いリアクション(゚Д゚) が楽しめそうです( ゚∀゚)ノ。
日本初公開は、10月末の東京モーターショー!
購入を検討している方は、1日でも早く実車を見たいところでしょう。特に今回はボディサイズが大幅にアップしているため「数値では分からないサイズ感」を実際に体感してみたいですね。
MINI春日井のブログによると「日本で最初に見れるのは東京モーターショーです。」とあります。
追記 2015/9/12
公式発表ではありませんが、欧州のデリバリーが秋ですので、10月末から開催される「東京モーターショー2015(一般公開日 10月30日~11月8日)」が日本初公開の場に選ばれるのは自然なタイミングでしょう。
さらに「11月にはMINI春日井でも現車を確認できると思います。」とあります。先行予約をしておけば、年内の納車も可能かもしれませんね。
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