MINIオーナー必見!新型ミニクーパーを徹底チェック【写真100枚!!!】
7年ぶりにフルモデルチェンジをはたした新型MINIハッチバック 3ドア(コードネーム:F56)が、2014年4月12日から販売開始。デザインはキープコンセプトながら、ボディサイズからエンジンまで全てが驚くほど一新され、名実ともにNEW MINIとして生まれ変わっている。
新型MINIは新開発されたBMWツインパワーターボエンジンにより、パワーと燃費が大幅に向上しているのが特徴だが、当記事ではエクステリア(内装はこちらの記事)にスポットを当て、新しいMINIは具体的に何が変わったのか徹底解説している。
MINI専門サイトとして、できるだけリアルにお伝えできるように、写真は大きなサイズで掲載した。他のメディアではあまり注目されていないディテール部分も掲載しているので、特に先代MINI(R56系)のオーナーの方には、見慣れたMINIがどのように進化したか実感できると思う。
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新型MINIのモデルラインアップ
当記事で紹介しているモデルは、2013年の東京モーターショーで国内初公開された2つのグレード。スタンダードモデルの「クーパー」と、スポーツモデルの「クーパーS」。
クーパーは1.5Lの3気筒ターボ、クーパーSは2.0Lの4気筒ターボが搭載されている。このほか、1.2Lの3気筒ターボを搭載するエントリーモデルの「ONE(ワン)」と、クーパーSをベースしたハイチューンモデルの「ジョンクーパーワークス(JCW)」がラインアップされている。
各グレードのスペックや標準装備の違いについては、「新型ミニクーパーとクーパーSの標準装備の違い」で詳しく解説している。
それでは、フロントからチェックしていこう。
フロントビュー
クーパーはクーパーSに比べ、中央のグリル付近が出っ張っているように見える。いっぽうクーパーSは、フロントバンパー下部のブレーキダクト付近がせり出している。筆者の第一印象としては、クーパーはノーズがせり出していて、クーパーSは逆にノーズが引っ込んでアンダー領域がせり出していると感じた。写真のMINIは、オプションのボンネットストライプを貼ってあるため、よりフロント方向へ伸びているような印象を受ける。
実際にはクーパーのフロントグリルがボディラインに沿ったルーバータイプ(羽板)ということに加え、フロントバンパーの形状の違いによる相対的な効果により、そのように見えている。筆者の主観になるが、この影響によってクーパーよりもスポーツグレードであるクーパーSのほうが、カワイイフェイスになっているように思う。
フロントバンパーの下部が、ダイナミックにせり出している。好みの分かれるところだろう。
ブレーキダクトとポジションランプ周辺は複雑な形状になっている。もっと流れるような形にできるはずだが、あえてエッジを効かせたデザインにしているように思う。少しわかりにくいが、写真中央の丸いカメラのようなパーツは、パーキングアシストのセンサー。
クーパーのフロントリップは、驚くほど前方にせり出ている。驚きと同時に「洗車するとシャンプーの溜まり場になりそうだ」と思った。
クーパーのアンダーグリルは、クーパーSのようハニカム構造(六角形)に見えるが、微妙に異なる。丸い台形のような形でクーパーらしい落ち着いたデザイン。尖ったハニカム形状のクーパーSとは対照的なディテールだ。
小さくなった整流板。前向き駐車で車止めに当たってしまうことがよくあるが、新型MINIはどうだろうか。フロントリップ端にある丸いパーツはパーキングアシストのセンサー。
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