2019年末デビュー!MINI初のEV デザインスケッチを発表 | MINI COOPER Sketch

2019年末デビュー!MINI初のEV デザインスケッチを発表

MINI EV(電気自動車) コンセプト 2018年

MINIで初めてとなる電気自動車「MINI E(仮称)」のデザイン・スケッチが公開。フロントグリルとホイールの2点が、詳細なスケッチによって明らかにされた。これは、2017年9月に発表した「MINI エレクトリック コンセプト」のデザインよりも、実際に販売される量産モデルに近いものとなる。

「MINI E」は、2019年11月(予定)からイギリスのMINIオックスフォード工場で生産をスタート。電気自動車のコアであるドライブトレイン部分は、ドイツのディンゴルフィンとランツフート工場で生産されるが、電気自動車になってもMINIはイギリス生まれという伝統が守られる。

なお、MINIは電動化の先陣を切るモデルとして2017年2月にMINIクロスオーバー(F60)をベースにしたプラグインハイブリッド「クーパーS E ALL4」をリリース。これは、1.5L 3気筒のガソリンエンジンとモーターを組み合わせたシステム(BMWと共通)を採用している。

これに対し「MINI E」は、モーターのみを搭載して、バッテリーだけで駆動する完全な電気自動車(ピュアEV)という位置づけ。バッテリー容量や航続距離など、詳細なスペックは公表されていないが、内燃機関(エンジン)を使用した既存のモデルに比べ、タウンユースでの活用を想定したモデルとなる。

伝統のMINIデザインを継承し、未来へ

スケッチ1「閉ざされたフロントグリル」

MINI E(電気自動車)フロントグリルのデザインスケッチ

1枚目のスケッチはMINIのフロントフェイスの要であるフロントグリル。現行モデルと同様に六角形のフォルムをもち、クロームメッキのフレームを備える。しかし、冷却を必要とするエンジンを搭載していないため、通気口が無い構造となっている。既存のスポーツモデルであるクーパーSやジョンクーパーワークスは、空気を取り入れるためにメッシュグリル仕様となっており、それとは対照的なルックスが目新しく映る。「MINI E」の閉じたグリルは、ガソリンの匂いを感じさせないクリーンなイメージを助長してる。

このスッキリしたグリルには、新しい装飾として「電気」をイメージさせるイエローのアクセント・ストリップが加えられた。さらに右側にはMINIの電動化モデルのアイコンとなる「Eバッジ」が備わり、これまで慣れ親しんだ「MINIの顔」とは一線を画している。このデザインは、「MINI E」を知らない人にも、直感的に「電気自動車」と思わせることができるほど分かりやすい。

スケッチ2.「左右非対称のホイールデザイン」

MINI E(電気自動車)ホイールのデザインスケッチ

1枚目のスケッチは、非常にユニークなホイール。左右非対称となっており、リムやホイールセンターキャップにグリルと同色のイエローを採用したバイカラーとなっている。一般的なホイールとは違い、直線的なエレメントで構成されたデザインは、昨今のスマート家電のようなルックスに映る。力強さや速さよりも、クリーンで理知的な印象をあたえる。このデザインは「MINI エレクトリック コンセプト」のホイールと同様のもので、量産モデルに取り入れられる。

MINIデザインの責任者であるオリバー・ハイルマーは語る。「MINIは都会的な洗練されたブランドで、MINIの電気自動車は、未来を見据えた新しいステップを表現しています。また初公開のスケッチでは、私たちが目指す真のデザインとはどのようなものかを示しています。これは長く培われてきたブランドの伝統から、電動化の未来への架け橋となるものです」

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MINI エレクトリック コンセプト

現行のMINI3ドアがベース

MINI E(電気自動車)コンセプトモデル フロント

MINI E(電気自動車)コンセプトモデル サイドビュー

MINI E(電気自動車)コンセプトモデル ヘッドライトとリアコンビランプ

「MINI E」は、2014年にフルモデルチェンジした「MINI3ドア(F56)」がベースとなっている。細部のデザインは異なるものの、全体的なスタイリングに変更はない。丸いヘッドライトやフローティングルーフはMINIそのもの。リアコンビランプも、2018年5月の「マイナーチェンジ」で採用されたユニオンジャックデザインとなっている。つまり、電気自動車として完全に独立したデザインではなく、基本的なデザインはそのまま踏襲される。

量産モデルのスパイショット

デザインは突飛なものではなく、現行モデルを踏襲

MINI クーパーE(電気自動車) スパイショット

出典:motor1「フォトギャラリー

すでに海外メディアでは、テスト走行を行う量産モデルのスパイショットが報じられており、それを見ても、既存モデルのデザインからかけ離れたものにはならないことが分かる。閉じたフロントグリルやテールパイプのないリアは見慣れないが、いわゆる「電気自動車を意識しすぎたデザイン」に陥る心配はなさそうだ。

2019年11月から英国で生産開始

気になる国内発売は2020年初頭?

※奥のモデルは「ジョンクーパーワークス GP コンセプト

「MINI E」は、2019年11月(予定)からイギリスで生産されるが、国内発売時期は発表されていない。これまで通りのスケジュールならば、2020年1~2月ころ、あるいは、MINIにとって特別な日である「3月2日(ミニの日)」の可能性が考えられる。当モデルはMINIの将来を末永く担う「完全な電気自動車の第1号」となるわけだから、後者が相応しいと思うのは筆者だけではないはずだ。

text by minicooper-sketch.com

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