仕様変更:MINIクラブマンにタッチパネル、3/5ドアにデイライトを追加!

ミニクーパー 2017年 仕様変更

MINIクラブマン(F54)純正ナビにタッチパネル方式を初採用、MINI3ドア/5ドア(F56/55)、MINIコンバーチブル(F57)、MINIクラブマンのLEDヘッドライトにデイライト機能を追加し、2016年12月20日より、全国のMINI正規ディーラーで販売を開始する。

クラブマンのナビが待望のタッチパネル化

画面デザインも一新

ミニクラブマン F54 タッチパネル

MINIクラブマン」の純正ナビ(インフォテイメント)がタッチモニター方式に変更。安全上の理由から停車中のみタッチパネルで操作が可能。走行中は従来のモデルと同様にシフトレバー付近に設置されている円形の「MINIコントローラー」で操作を行う。

タッチパネル化に合わせて、メニュー画面やマップデザインも一新。昨今のWebサイトやスマートフォンアプリの主流となっているフラットデザインを採用し、シンプルなグラフィックによる直感的なユーザーインタフェースで使いやすさを向上した。

また、従来のナビ(非タッチ)では、USBメモリからのメディア再生は音楽ファイルのみとなっていたが、当ナビから動画ファイルの再生にも対応する。再生可能なファイルフォーマットは「MP3/MP4/M4A/M4B/AAC/WMA」。

なお、同世代のMINI3ドアや5ドア、コンバーチブルのナビには採用されない。これらのモデルは従来通りMINIコントローラーのみで操作を行う。2017年春に発売する新型「MINIクロスオーバー(F60)」のナビにはタッチパネルが採用される。

マイナーチェンジで全てのモデルがタッチパネル化

2018年5月の「マイナーチェンジ」で、MINI3ドアや5ドア、コンバーチブルのナビも同様にタッチパネル化された。

動画:タッチパネルのインタフェース

スマートフォンの操作感覚に近い、スムーズで気持ちの良い画面遷移やメニュースクロールを実現。タッチパネルを使用できるのは停車中のみとなるが、MINIコントローラーで操作するストレスから解放されるメリットは大きい。画面デザインもインパネと調和する「円形」になっており、MINIのキャラクターを反映したアートディレクションが施されている。

Check! クラブマンの特長と装備・オプション

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3ドア/5ドア、クラブマンにデイライトを追加

LEDリング点灯によるアピールで安全性を向上

ミニ3ドア F56 F57 デイライトの標準化

MINI3ドアと5ドア、オープンモデルの「MINIコンバーチブル」、MINIクラブマンの4モデルにデイライト機能を追加。デイライト(デイタイムランニングライト)は明るい昼間に点灯させるライトで、対向車などの周囲のドライバーや歩行者に自身の存在をハッキリと認識させ、安全性を高める機能。エンジンの始動と共に強制的に点灯し、オフにすることはできない

デイライト機能が追加されるライトは、クーパーSやSD、「ジョンクーパーワークス」に標準装備されているLEDヘッドライトで、以前のモデルから備わっているリング型のLEDライト部分がデイライトとして点灯する。安全性に加えて、MINIの顔を印象付けるデザイン的な役割も大きい。(ただし、MINIのキャラクターと相まって街中でも非常に目立つため、好みがわかれる機能でもある)

追記:標準デイライトをオフにする方法

社外品のコーディングツール「PLUG DRL!」を使用すれば標準のデイライトをオフにすることができる。PLUG DRL!を使用するとナビゲーションシステム内の車両設定メニューにデイライトが追加され、オンとオフを切り換えることが可能となる。※注意:2017年3月8日メーカー出荷分から対応、それより前に出荷されたものは不可。

参考:以前のモデルでもデイライトは追加可能

リング型のLEDライトは従来モデルのLEDヘッドライトにも備わっているため、「コーディング」によって同様にデイライト機能を追加することができる。コーディングとは車両の設定を書き換えて機能の追加や設定を変更するカスタマイズで、MINIファンの中では定番カスタムの1つとなっている。こちららは、オンとオフを切りかえることができる。

従来モデルのデイライト化は、MINIに詳しい「カスタムプロショップ」で施工するか、「CODE PHANTOM」などのコーディングツールによって自分で行うことが可能。

text by minicooper-sketch.com

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