究極のレーシングMINI ジョンクーパーワークスGP コンセプト発表

ミニ F56 ジョンクーパーワークス GP コンセプト

速さを究極に追い求めたレーシングMINI「ジョンクーパーワークス GP」のデザインコンセプトが発表。9月12日からスタートするフランクフルトモーターショー2017(IAA Cars)で展示される。

当モデルは、2012年に世界限定2000台(国内200台)で発売した2代目MINI「ジョンクーパーワークスGP」の後継機にあたる。ハイパフォーマンスモデルである3代目の「MINI3ドア ジョンクーパーワークス」をベースに、走りのパフォーマンスをモータースポーツレベルまで引き上げたレーシングMINI。無用なリアシートは取り払われ、ドライバーを保護する無骨なロールゲージが室内を飾る。速く走るためだけに存在する孤高のMINI、それが「ジョンクーパーワークスGP」だ。

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鍛え上げられた本物のエアロボディ

ミニ F56 ジョンクーパーワークス GP コンセプト

ミニ F56 ジョンクーパーワークス GP コンセプト フロントエアロ

ミニ F56 ジョンクーパーワークス GP コンセプト フロントグリル

カーボンファイバーの軽量フロントエプロン

ミニ F56 ジョンクーパーワークス GP コンセプト フロントエアロ

ミニ F56 ジョンクーパーワークス GP コンセプト フロント

ルーフにもエアインテーク

ミニ F56 ジョンクーパーワークス GP コンセプト ルーフダクト

インナーカラーでスポークを際立たせた19インチホイール

ミニ F56 ジョンクーパーワークス GP コンセプト ホイール

レッドアイ、完全リング型のLEDヘッドライト

ミニ F56 ジョンクーパーワークス GP コンセプト ヘッドライト

ミニ F56 ジョンクーパーワークス GP コンセプト フロントリップ

カーボンファイバーの超立体サイドエアロ

ミニ F56 ジョンクーパーワークス GP コンセプト サイドビュー

ミニ F56 ジョンクーパーワークス GP コンセプト サイドエアロ

「0059」はクラシックミニ誕生の1959年を示す

ミニ F56 ジョンクーパーワークス GP コンセプト ドアミラー

テールランプにハーフユニオンジャック

ミニ F56 ジョンクーパーワークス GP コンセプト リア

ミニ F56 ジョンクーパーワークス GP コンセプト リアエアロ

ミニ F56 ジョンクーパーワークス GP コンセプト ユニオンジャック テールランプ

追記:現行MINIのマイナーチェンジで正式採用!

ユニオンジャックデザインのテールランプは、現行MINIの「2018年 マイナーチェンジ」で正式に採用された。マイナーチェンジ前のモデルにも装着できるため、MINIファンのカスタマイズパーツとして大人気。

空力に特化したリアスポイラー

ミニ F56 ジョンクーパーワークス GP コンセプト リアスポイラー

GPにリアシートは無用

ミニ F56 ジョンクーパーワークス GP コンセプト ラゲッジルーム

シルバーとレッドラインで引き締めたインテリア

ミニ F56 ジョンクーパーワークス GP コンセプト インテリア

ギアシフトはステアリングのパドルのみ

ミニ F56 ジョンクーパーワークス GP コンセプト ステアリングホイール

バケットシートとアルミロールゲージ

ミニ F56 ジョンクーパーワークス GP コンセプト シート

ミニ F56 ジョンクーパーワークス GP コンセプト ドライバー

動画

公式プロモーション

スタジオ撮影

世界で3000台限定、発売時期は2019年末!?

280馬力で500万円オーバーか

ミニ ジョンクーパーワークス F56 チリレッド

※写真は通常モデルのジョンクーパーワークス(4人乗り)

海外のMINI専門ニュースサイト「motoringfile」の報道では、ジョンクーパーワークスGPは、2019年末に2020年モデルとして発売される可能性が高いとのこと。つまり、2014年に登場した現行の第3世代MINIの末期モデルとなる。

最高出力は、通常モデルの「MINI3ドア ジョンクーパーワークス」より50馬力アップの280馬力と予想されている。車体が軽量化されていることから、実際のパフォーマンスは馬力の差よりも大きくなる。

気になる価格は「45,000ドル以上」と報じられている。日本円にして約550万円だが、実際には600万円迫る価格になるかもしれない。

生産台数は全世界で3,000台を計画しているという。先代の「ジョンクーパーワークス GP」は、世界限定2,000台で、そのうち国内に200台導入されている。

参考:先代(R56)のジョンクーパーワークスGP

国内200台限定! 2代目MINIの最速モデル

MINI John Cooper Works GP

「MINI John Cooper Works GP(ジョンクーパーワークス ジーピー)」は、2代目MINIハッチバック(R56)のハイパフォーマンスモデルであるジョンクーパーワークス(通称:JCW)をベースに、エンジンパフォーマンスを7馬力アップした最速モデル。全世界で限定2,000台が生産され、そのうちの200台が日本に導入された。

ボディカラーは、GP専用色となるサンダーグレー メタリック。このカラーは、のちに3代目MINIハッチバック(F56/F55)クーパーS専用色としても採用されている。ジョンクーパーワークスを象徴するレッドカラーであるチリレッドを、サイドミラーやボンネットのエアインテーク、フロントバンパーのブレーキダクトに特別採用してスペシャル感を演出。

リアにはカーボン製の大型ウイング、後付けオプションとして人気のGP用ディフューザーを装備。さらに、リアシートを取り払いインナーバーを装備することによって、軽量化とボディ剛性を高めている。

名称 MINI John Cooper Works GP(ジョンクーパーワークス ジーピー)
発売日 2012年12月18日 限定数 200台
価格 6速MT 460万(税込)
ベースモデル 2代目ハッチバック 3ドア(R56)後期型 ジョンクーパーワークス(1.6L ターボ)
スペック 1.6L/直列4気筒/ターボ(218ps/260Nm)、6MTのみ、定員2名
専用装備 サンダーグレー メタリック、専用RECAROシート(レッドステッチ入/シートヒーター/シート高さ調整付)、17インチGP専用ホイール(7.5Jx17 215/40 R17)スポーツタイヤ、専用サスペンション、ストラットブレース、スポーツブレーキシステム、エアロダイナミックパッケージ(フロントエプロン/リアエプロン/サイドスカート)、リアディフューザー、カーボン製ウイング付リアスポイラー、DTC(GPモード含む)
標準装備 3スポークスポーツレザーステアリング(レッドステッチ入り)、ブラックリフレクター バイキセノンヘッドライト、ホワイトターンシグナルライト、プライバシーガラス、フロアマット、オンボードコンピューター、ライトパッケージ、オートマチックエアコンディショナー 、フォグライト、スポーツボタン、MINIブーストラジオCD ほか

text by minicooper-sketch.com