MINI UK(英国)のモデルラインアップに異変!ディーゼルを廃止? | MINI COOPER Sketch

MINI UK(英国)のモデルラインアップに異変!ディーゼルを廃止?

ミニクーパー モデルラインアップ

10月10日、MINI UK(英国)が、新しい3つのスタイル(オプションパッケージ)を発表。

オプションを「クラシック」「スポーツ」「エクスクルーシブ」のスタイルにグループ化することで、これまで複雑だったMINIのオプション選びが容易になる。もちろん、このスタイルをベースに、さらなるカスタマイズも可能としている。このオプション選択のシンプル化に伴い、MINI UK では、車両のオンライン販売も開始する。

しかし、注目すべきはスタイルではなく、新しいモデルラインアップのほう。MINI UKのラインアップから一部のディーゼルモデルが姿を消した。

ディーゼルモデルを縮小! クーパーDは生き残る

MINI3ドア/5ドアは、ガソリンエンジンのみ

ミニクーパー モデルラインアップ

MINI UKが配布している2018年10月の公式カタログを確認すると、MINI3ドア/5ドアのラインアップは、「クーパーD(1.5Lディーゼル)」が廃止され、ガソリンの「ワン」「クーパー」「クーパーS」のみとなっている。ちなみに、「クーパーSD(2.0Lディーゼル)」はそれ以前から販売されていない。日本では、MINI5ドアのディーゼルが好調なだけに、なかなか衝撃的な改変だ。

いっぽう、ボディがひと回り大きいMINIクラブマンとMINIクロスオーバーの「クーパーD(2.0Lディーゼル)」はそのまま継続。しかし、スポーツグレードにあたる「クーパーSD」は廃止されている。日本では、クラブマンのクーパーSDが好調なだけに、これも衝撃的だ。

クーパーSDの走りは、ガソリンのクーパーSとは異なる方向性の楽しさを持っているため、非常に惜しい。とくにMINI3ドア/5ドアのクーパーSDは、1,300kgほどのコンパクトボディ(Bセグメント)に360Nmの大トルクという、かなりユニークな組み合わせ。ディーゼルが縮小されていくなかで、逆に「乗るなら今しかない」と思わせる魅力がある。

ディーゼルの終焉?

第3世代MINI 5ドア クラブマン クロスオーバー

MINIに限らず他の欧州メーカーでもディーゼルは車格の大きいモデルのみに移行していく流れ。つまり、ディーゼルは無くなるのではなく、より最適なモデルに特化していき、当分は一定のシェアを保ち続ける。おおまかな方向性としては、小型車にはガソリンエンジンのマイルドハイブリッド、SUVや大型セダンなどの高級&重量級にはディーゼルといった具合だ。その先には、メルセデスベンツやマツダのディーゼルハイブリッドが、次世代のハイグレードモデルの一翼を担っていくのかもしれない。

とはいえ、ディーゼル車の販売は英国以外の欧州市場や国内では当面のあいだ継続される。一時はすぐにでも市場からディーゼルが排除されるという空気につつまれたが、実際には欧州の各ブランドから新型ディーゼルを搭載したニューモデルのリリースが続いている。国内にもぞくぞくと導入され、「燃費の良い外車」として販売台数の増加に大きく貢献しているのが実情だ。MINIのディーゼルも筆者の予想を超える好調な売れ行きを見せている。全体としては縮小に向かうものの、まだまだディーゼルの役割は大きい。

参考:「MINI UK(英国)」のモデルラインアップ

モデル MINI UK ラインアップ
2018年
10月
2018年
4月
3ドア
5ドア
ワン
クーパー
クーパーD 廃止
クーパーS
クーパーSD
ジョンクーパー
ワークス(3ドア)
コンバー
チブル
クーパー
クーパーS
ジョンクーパー
ワークス
クラブマン

ワンDは
日本未導入

ワン
ワンD
クーパー
クーパーD
クーパーS
クーパーSD 廃止
ジョンクーパー
ワークス
クロス
オーバー

日本導入
モデルのみ
抜粋

ワン
クーパー
クーパーD
クーパーD
ALL4
クーパーS
クーパーSD
ALL4
廃止
クーパーSE
ALL4(PHEV)
ジョンクーパー
ワークス

text by minicooper-sketch.com

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