ミニクーパーの燃費(全モデル、年式別一覧)

MINIの燃費

BMW MINI(ミニクーパー)の燃費を最新モデルから旧モデルまで一覧表でまとめている。年式の新しいモデルほど燃費は良くなるが、とくに第3世代の「クリーンディーゼルエンジンを搭載したモデル」では燃費性能が大幅に向上している。

また、第2世代(2007年2月~)では、マイナーチェンジで燃費性能が向上しているので、MINIの中古車を選ぶときに参考にしてほしい。

JC08モードの燃費はカタログ値となるため、実際の燃費はそれより「20~30%ダウン」が目安となる。高速道路などの長距離ドライブにおいては、カタログ値よりも「10~20%アップ」が期待できる。いっぽう、より実走燃費に近いWLTCモードの燃費は、筆者の所有しているMINI(F56)を例にすると、実際より「5~10%ダウン」が目安となる。そのため、WLTCが公表されているモデルは、こちらを参考にしてほしい。

MINIが使用する燃料は、ガソリンエンジンモデルが「ハイオク」、クリーンディーゼルモデルは「軽油」を使用する。(軽油はハイオクガソリンよりも2割程度安い)

MINI モデル一覧

第三世代 MINI(F56/F55/F57/F54/F60)モデル一覧

  • 第1世代 MINI|2002年3月~ (非掲載)

スポンサーリンク

第3世代 MINI|2014年4月~(現行型)

MINI 3ドア(F56)の燃費

ミニ3ドア F56 ミニクーパー 2021年マイナーチェンジ チリレッド&ホワイトルーフ

※写真は2021年5月に発売「マイナーチェンジ(詳細解説)」した後期型

ミニクーパーS F56

※写真は2014年4月に発売した前期型

■ ガソリンエンジン / ハイオク

▼ 2021年5月 マイナーチェンジ(後期型)
グレード 燃費 エンジン
(出力 / トルク)
JC08 WLTC
MINI 3ドア
ワン
7速DCT / 2WD
17.6km/L 16.2km/L 1.5L 3気筒
ターボ
102PS 190Nm
MINI 3ドア
クーパー
7速DCT / 2WD
18.0km/L 15.6km/L 1.5L 3気筒
ターボ
136PS 220Nm
MINI 3ドア
クーパーS
7速DCT / 2WD
16.6km/L 15.0km/L 2.0L 4気筒
ターボ
192PS 280Nm
MINI 3ドア
ジョンクーパーワークス
8速AT / 2WD
15.5km/L 13.7km/L 2.0L 4気筒
ターボ
231PS 320Nm
▼ 2018年5月 マイナーチェンジ(中期型)
MINI 3ドア
ワン
7速DCT / 2WD
17.8km/L
7速DCT / 2WD
15.7km/L
1.5L 3気筒
ターボ
102PS 190Nm
6速MT / 2WD
17.9km/L
MINI 3ドア
クーパー
7速DCT / 2WD
17.7km/L
7速DCT / 2WD
14.9km/L
1.5L 3気筒
ターボ
136PS 220Nm
6速MT / 2WD
17.4km/L
MINI 3ドア
クーパーS
7速DCT / 2WD
16.4km/L
7速DCT / 2WD
14.5km/L
2.0L 4気筒
ターボ
192PS 280Nm
6速MT / 2WD
15.1km/L
MINI 3ドア
ジョンクーパーワークス
8速AT / 2WD
15.8km/L
8速AT / 2WD
13.2km/L
2.0L 4気筒
ターボ
231PS 320Nm
6速MT / 2WD
14.5km/L
▼ 2014年4月 デビュー(前期型)
MINI 3ドア
ワン
6速AT / 2WD
19.2km/L
1.2L 3気筒
ターボ
102PS 180Nm
6速MT / 2WD
20.2km/L
MINI 3ドア
クーパー
6速AT / 2WD
18.3km/L
1.5L 3気筒
ターボ
136PS 220Nm
6速MT / 2WD
19.6km/L
MINI 3ドア
クーパーS
6速AT / 2WD
17.6km/L
2.0L 4気筒
ターボ
192PS 280Nm
6速MT / 2WD
15.8km/L
MINI 3ドア
ジョンクーパーワークス
6速AT / 2WD
16.6km/L
2.0L 4気筒
ターボ
231PS 320Nm
6速MT / 2WD
14.8km/L

2021年5月のマイナーチェンジで燃費が僅かに向上。

※2020年2月に6速MTの生産を終了。

2018年5月のマイナーチェンジで施されたエンジン改良とトランスミッション変更により燃費がダウン(実際の燃費は従来より僅かに向上している)。

2015年8月25日の仕様変更で、クーパーの燃費性能が発売当初より向上。

■ ディーゼルエンジン / 軽油

▼ 2021年5月 マイナーチェンジ(後期型)
グレード 燃費 エンジン
(出力 / トルク)
JC08 WLTC
MINI 3ドア
クーパーD
7速DCT / 2WD
24.2km/L 19.5km/L 1.5L 3気筒
ディーゼル
ターボ
116PS 270Nm
MINI 3ドア
クーパーSD

※廃止
▼ 2020年5月 トランスミッション変更
MINI 3ドア
クーパーD
7速DCT / 2WD
23.3km/L 19.4km/L 1.5L 3気筒
ディーゼル
ターボ
116PS 270Nm
MINI 3ドア
クーパーSD
8速AT / 2WD
21.2km/L 17.4km/L 2.0L 4気筒
ディーゼル
ターボ
170PS 360Nm
▼ 2018年5月 マイナーチェンジ(中期型)
MINI 3ドア
クーパーD
6速AT / 2WD
23.9km/L 1.5L 3気筒
ディーゼル
ターボ
116PS 270Nm
MINI 3ドア
クーパーSD
6速AT / 2WD
23.8km/L 2.0L 4気筒
ディーゼル
ターボ
170PS 360Nm
▼ 2016年4月 デビュー(前期型)
MINI 3ドア
クーパーD
6速AT / 2WD
23.9km/L 1.5L 3気筒
ディーゼル
ターボ
116PS 270Nm
MINI 3ドア
クーパーSD
6速AT / 2WD
23.8km/L 2.0L 4気筒
ディーゼル
ターボ
170PS 360Nm

2016年4月にクリーンディーゼルエンジンを搭載したクーパーDとクーパーSDを追加。ガソリンエンジンモデルより20万円高で、低回転域の強力なトルクと優れた燃費性能をもつ。(詳細はこちら

7年ぶりにフルモデルチェンジした3代目MINIハッチバック(3ドア)。ボディサイズが拡大され歴代初の3ナンバーとなった。先代から全てが一新され全く新しいNEW MINIに生まれ変わっている。燃費は先代の2代目(後期型)よりも、2.5~4km/Lほど向上。全てのモデルでアイドリングストップを備える(先代はMTのみに搭載)

エンジンは燃費とパワーを両立した新開発のBMW製MINIツインパワーターボ付きエンジンを搭載。3代目は2代目と違いグレードによりエンジンの排気量に変更が加えられている。最も燃費が良く軽快な1.2リットル3気筒の「ワン」、パワーと軽快感を合わせ持った1.5リットル3気筒の「クーパー」、ハイパワーで静粛性の高い2.0リットル4気筒の「クーパーS」の3モデルが基本グレードとなる。

ワンのエンジンは、2018年1月から「1.5リットル3気筒」に変更

さらに、クーパーSのエンジンをベースにしたハイチューングレードの「ジョンクーパーワークス」が設定されている。こちらは、パフォーマンスに重点がおかれているため、燃費はラインナップの中で最も劣る。

ガソリンエンジンモデルの実際の燃費は10~15km/L程度で、2代目の後期型に比べて大幅な改善はないが、3代目のエンジンはトルクが優れているため、低速からパワフルかつスムーズに加速するフィーリングを楽しむことができる。街乗りや坂道を走るケースが多い場合は、燃費以上に満足感を得られるだろう。

クーパーSはMTの燃費がATよりも劣っているが、これはJC08モードの測定条件に起因するもので、実際にはこれほどの格差は無いと考えられる。

2018年5月のマイナーチェンジ」で、ガソリンエンジンモデルの燃費がダウン。これは日本の燃費基準(JC08モード)に最適化されていないことが影響しており、実際の燃費は従来のモデルより僅かに向上している。マイナーチェンジでは改良型のエンジンに加え、「ワン/クーパー/クーパーS」のトランスミッションが「6速ATから7速DCT」、「ジョンクーパーワークス」が「6速ATから8速AT」に多段化され、燃費の向上が図られている。

スポンサーリンク

MINI 5ドア(F55)の燃費

ミニクーパー マイナーチェンジ 2021年 LCI 5ドア クーパーS

※写真は2021年5月に発売「マイナーチェンジ(詳細解説)」した後期型

ミニ5ドア エレクトリックブルー

※写真は2014年10月に発売した前期型

■ ガソリンエンジン / ハイオク

▼ 2021年5月 マイナーチェンジ(後期型)
グレード 燃費 エンジン
(出力 / トルク)
JC08 WLTC
MINI 5ドア
ワン
7速DCT / 2WD
17.0km/L 16.2km/L 1.5L 3気筒
ターボ
102PS 190Nm
MINI 5ドア
クーパー
7速DCT / 2WD
17.5km/L 15.6km/L 1.5L 3気筒
ターボ
136PS 220Nm
MINI 5ドア
クーパーS
7速DCT / 2WD
17.1km/L 15.0km/L 2.0L 4気筒
ターボ
192PS 280Nm
▼ 2018年5月 マイナーチェンジ(中期型)
MINI 5ドア
ワン
7速DCT / 2WD
17.5km/L 15.7km/L 1.5L 3気筒
ターボ
102PS 190Nm
MINI 5ドア
クーパー
7速DCT / 2WD
16.3km/L 14.9km/L 1.5L 3気筒
ターボ
136PS 220Nm
MINI 5ドア
クーパーS
7速DCT / 2WD
16.4km/L 14.5km/L 2.0L 4気筒
ターボ
192PS 280Nm
▼ 2014年10月 デビュー(前期型)
MINI 5ドア
ワン
6速AT / 2WD
19.2km/L 1.2L 3気筒
ターボ
102PS 180Nm
MINI 5ドア
クーパー
6速AT / 2WD
18.3km/L 1.5L 3気筒
ターボ
136PS 220Nm
MINI 5ドア
クーパーS
6速AT / 2WD
16.7km/L 2.0L 4気筒
ターボ
192PS 280Nm

2021年5月のマイナーチェンジで燃費が僅かに向上。

2018年5月のマイナーチェンジで施されたエンジン改良とトランスミッション変更により燃費がダウン(実際の燃費は従来より僅かに向上している)。

2015年8月25日の仕様変更で、クーパーの燃費性能が発売当初より向上。(表は最新の燃費値)

■ ディーゼルエンジン / 軽油 ★人気モデル

▼ 2021年5月 マイナーチェンジ(後期型)
グレード 燃費 エンジン
(出力 / トルク)
JC08 WLTC
MINI 5ドア
クーパーD
7速DCT / 2WD
23.6km/L 19.5km/L 1.5L 3気筒
ディーゼル
ターボ
116PS 270Nm
MINI 5ドア
クーパーSD
8速AT / 2WD
23.1km/L 18.9km/L 2.0L 4気筒
ディーゼル
ターボ
170PS 360Nm
▼ 2020年5月 トランスミッション変更
MINI 5ドア
クーパーD
7速DCT / 2WD
22.1km/L 19.4km/L 1.5L 3気筒
ディーゼル
ターボ
116PS 270Nm
MINI 5ドア
クーパーSD
8速AT / 2WD
20.3km/L 17.4km/L 2.0L 4気筒
ディーゼル
ターボ
170PS 360Nm
▼ 2018年5月 マイナーチェンジ(中期型)
MINI 5ドア
クーパーD
6速AT / 2WD
23.9km/L 1.5L 3気筒
ディーゼル
ターボ
116PS 270Nm
MINI 5ドア
クーパーSD
6速AT / 2WD
23.8km/L 2.0L 4気筒
ディーゼル
ターボ
170PS 360Nm
▼ 2016年4月 デビュー(前期型)
MINI 5ドア
クーパーD
6速AT / 2WD
23.9km/L 1.5L 3気筒
ディーゼル
ターボ
116PS 270Nm
MINI 5ドア
クーパーSD
6速AT / 2WD
23.8km/L 2.0L 4気筒
ディーゼル
ターボ
170PS 360Nm

2016年4月にクリーンディーゼルエンジンを搭載したクーパーDとクーパーSDを追加。ガソリンエンジンモデルより20万円高で、低回転域の強力なトルクと優れた燃費性能をもつ。(詳細はこちら

3代目のMINI3ドアの全長を16.5センチ伸ばし、後部座席用のドアを追加したMINI5ドア。ホイールベースも拡張されているため、3ドアよりも少しソフトな乗り心地になる。搭載エンジンやスペック、標準装備やオプション構成などは、基本的に3ドアと同じ。

後部座席のフットスペースは、3ドアよりも約4センチ広く、ラゲッジルーム(トランク)容量は、約30%大きくなっている。乗車定員も3ドアより1名増えて5人乗りとなり、後席の居住性と利便性が格段にアップしている。3ドアの後席は、常用するには厳しいレベルのため、多人数で乗車するケースが多い場合は、5ドアが断然お勧めだ。

燃費は3ドアよりも車両重量が増加しているため、ガソリンエンジンモデルのクーパーSにおいて1.2km/Lダウンしている(ワンとクーパーは3ドアと同じ燃費)。全車アイドリングストップを備える。

2018年5月のマイナーチェンジ」で、ガソリンエンジンモデルの燃費がダウン。これは日本の燃費基準(JC08モード)に最適化されていないことが影響しており、実際の燃費は従来のモデルより僅かに向上している。マイナーチェンジでは改良型のエンジンに加え、「ワン/クーパー/クーパーS」のトランスミッションが「6速ATから7速DCT」に多段化され、燃費の向上が図られている。

Chcek! MINI 5ドアの特長と装備・オプション

スポンサーリンク

▼ 関連記事

ホントに低燃費?ミニクーパー ディーゼルの実燃費を徹底検証!

MINIコンバーチブル(F57)の燃費

ミニクーパー マイナーチェンジ 2021年 LCI コンバーチブル クーパーS

※写真は2021年5月に発売「マイナーチェンジ(詳細解説)」した後期型

ミニコンバーチブル F57 メルティングシルバー

※写真は2016年3月に発売した前期型

■ ガソリンエンジン / ハイオク

▼ 2021年5月 マイナーチェンジ(後期型)
グレード 燃費 エンジン
(出力 / トルク)
JC08 WLTC
MINI コンバーチブル
クーパー
7速DCT / 2WD
17.4km/L 15.6km/L 1.5L 3気筒
ターボ
136PS 220Nm
MINI コンバーチブル
クーパーS
7速DCT / 2WD
16.9km/L 14.8km/L 2.0L 4気筒
ターボ
192PS 280Nm
MINI コンバーチブル
ジョンクーパーワークス
8速AT / 2WD
非公表 非公表 2.0L 4気筒
ターボ
231PS 320Nm
▼ 2018年5月 マイナーチェンジ(中期型)
MINI コンバーチブル
クーパー
7速DCT / 2WD
16.4km/L 14.9km/L 1.5L 3気筒
ターボ
136PS 220Nm
MINI コンバーチブル
クーパーS
7速DCT / 2WD
15.5km/L 14.5km/L 2.0L 4気筒
ターボ
192PS 280Nm
MINI コンバーチブル
ジョンクーパーワークス
8速AT / 2WD
15.4km/L 2.0L 4気筒
ターボ
231PS 320Nm
▼ 2016年3月 デビュー(前期型)
MINI コンバーチブル
クーパー
6速AT / 2WD
16.7km/L 1.5L 3気筒
ターボ
136PS 220Nm
MINI コンバーチブル
クーパーS
6速AT / 2WD
16.3km/L 2.0L 4気筒
ターボ
192PS 280Nm
MINI コンバーチブル
ジョンクーパーワークス
6速AT / 2WD
15.6km/L 2.0L 4気筒
ターボ
231PS 320Nm

2021年5月のマイナーチェンジで燃費が僅かに向上。

2018年5月のマイナーチェンジで施されたエンジン改良とトランスミッション変更により燃費がダウン(実際の燃費は従来より僅かに向上している)。

3代目となるMINIコンバーチブルは、MINI3ドアをベースとした4人乗りのオープンカー。MINIの幅広いラインナップの中でも一目置かれるオシャレで爽快なモデル。ルーフは、全自動で開閉が可能な電動ソフトトップ(幌)を備える。

搭載エンジンや主要装備・オプション・インテリアデザインは、ベースモデルの3ドアと同じ。ただし、標準装備は3ドアのクーパーでオプションとなるLEDヘッドライトを全モデル標準で備え、ホイール&タイヤサイズは1インチ大きいものを装着するなど、ワンランク上となっている。なお、コンバーチブルにはエントリーモデルのワンや、ディーゼルエンジンモデルは設定されていない。

燃費は車両重量が増加しているため、3ドアよりもクーパーで1.6km/Lダウン、クーパーSにおいては1.3km/Lダウンしている。先代モデル(R57)の後期型と比べると、クーパーで1.9km/Lアップ、クーパーSにおいては3.1km/Lアップしている。全車アイドリングストップを備える。

2018年5月のマイナーチェンジ」で、燃費がダウン。これは日本の燃費基準(JC08モード)に最適化されていないことが影響しており、実際の燃費は従来のモデルより僅かに向上している。マイナーチェンジでは改良型のエンジンに加え、「クーパー/クーパーS」のトランスミッションが「6速ATから7速DCT」、「ジョンクーパーワークス」が「6速ATから8速AT」に多段化され、燃費の向上が図られている。

Chcek! コンバーチブルの特長と装備・オプション

MINIクラブマン(F54)の燃費

ミニクラブマン F54 LCI

※写真は2019年10月に発売「マイナーチェンジ(詳細解説)」した後期型

ミニクラブマン メルティングシルバー

※写真は2015年11月に発売した前期型

■ ガソリンエンジン / ハイオク

▼ 2019年10月 マイナーチェンジ(後期型)
グレード 燃費 エンジン
(出力 / トルク)
JC08 WLTC
MINI クラブマン
ワン
7速DCT / 2WD
16.7km/L 14.8km/L 1.5L 3気筒
ターボ
102PS 180Nm
MINI クラブマン
クーパー
7速DCT / 2WD
16.5km/L 14.5km/L 1.5L 3気筒
ターボ
136PS 220Nm
MINI クラブマン
クーパーS
7速DCT / 2WD
15.6km/L 13.7km/L 2.0L 4気筒
ターボ
192PS 280Nm
MINI クラブマン
クーパーS ALL4
8速AT / 4WD
14.4km/L 13.2km/L
MINI クラブマン
ジョンクーパーワークス
8速AT / 4WD
13.5km/L 11.7km/L 2.0L 4気筒
ターボ
306PS 450Nm
▼ 2015年11月 デビュー(前期型)
グレード 燃費
(JC08)
エンジン
(出力 / トルク)
MINI クラブマン
ワン
6速AT / 2WD
17.1km/L 1.5L 3気筒
ターボ
102PS 180Nm
MINI クラブマン
クーパー
6速AT / 2WD
17.2km/L 1.5L 3気筒
ターボ
136PS 220Nm
MINI クラブマン
クーパーS
8速AT / 2WD
16.6km/L 2.0L 4気筒
ターボ
192PS 280Nm
MINI クラブマン
クーパーS ALL4
8速AT / 4WD
14.9km/L
MINI クラブマン
ジョンクーパーワークス
8速AT / 4WD
14.2km/L 2.0L 4気筒
ターボ
231PS 350Nm

■ ディーゼルエンジン / 軽油 ★人気モデル

▼ 2019年10月 マイナーチェンジ(後期型) ※2020年4月発売
グレード 燃費 エンジン
(出力 / トルク)
JC08 WLTC
MINI クラブマン
クーパーD
8速AT / 2WD
19.7km/L 17.4km/L 2.0L 4気筒
ディーゼル
ターボ
150PS 350Nm
MINI クラブマン
クーパーSD
8速AT / 2WD
19.5km/L 17.2km/L 2.0L 4気筒
ディーゼル
ターボ
190PS 400Nm
▼ 2016年4月 デビュー(前期型)
グレード 燃費
(JC08)
エンジン
(出力 / トルク)
MINI クラブマン
クーパーD
8速AT / 2WD
22.0km/L 2.0L 4気筒
ディーゼル
ターボ
150PS 330Nm
MINI クラブマン
クーパーSD
8速AT / 2WD
22.7km/L 2.0L 4気筒
ディーゼル
ターボ
190PS 400Nm

2016年4月にクリーンディーゼルエンジンを搭載したクーパーDとクーパーSDを追加。ガソリンエンジンモデルより20万円高で、低回転域の強力なトルクと優れた燃費性能をもつ。(詳細はこちら

クラブマン(F54)は、同世代のMINI3ドア5ドアより大きいボディサイズで、広い室内空間と高い積載量を実現したファミリーユースに対応できるMINI。車幅はSUVタイプの初代MINIクロスオーバー(R60)とほぼ同等で、同じプラットフォームを採用する同世代の2代目MINIクロスオーバー(F60)より約2センチ小さい。

全長はMINI5ドアより約25センチ拡張されているため、後部座席の居住性はMINIのラインアップの中で格段に高い。さらに、インテリアや乗り心地も、ワンランク上のレベルを実現している。テールゲートは観音開きの2ドア仕様で、実用性だけではなくMINIならではのオリジナリティあふれるデザインとなっている。

パワートレーンは、MINI3ドア/5ドアと同じ新開発のMINIツインパワーターボ付きエンジンを搭載する。ただし、車両重量が重いため燃費性能はやや劣る。ガソリンエンジンモデルにおいて、3ドアに比べ、クラブマンはクーパーで1.2km/L、クーパーSで1km/Lダウンとなる。だが、クーパーSにはMINI初となる8速オートマチックトランスミッションが搭載されているため、高速道路での燃費向上は、他のモデルよりも期待がもてる。

四輪駆動モデルである「クーパーS ALL4」の燃費は、駆動システムによる車両重量の増加により、前輪駆動の「クーパーS」よりも劣る。

2019年10月のマイナーチェンジ(詳細解説)」から、新しい燃費基準である「WLTCモード」が公表された。WLTCは従来の燃費基準(JC08モード)より、実際の燃費に近い。マイナーチェンジでは改良型のエンジンに加え、「クーパー/クーパーS」のトランスミッションが「6速ATから7速DCT」、「ジョンクーパーワークス」が「6速ATから8速AT」に多段化され、燃費の向上が図られている。

Chcek! クラブマンの特長と装備・オプション

スポンサーリンク

MINIクロスオーバー(F60)の燃費

ミニクロスオーバー F60 ミニクーパーSD マイナーチェンジ セージグリーン ピアノブラックエクステリア ALL4エクステリア

※写真は2020年9月に発売「マイナーチェンジ(詳細解説)」した後期型

ミニクロスオーバー クーパーSD ALL4 F60

※写真は2015年11月に発売した前期型

■ ガソリンエンジン / ハイオク

▼ 2020年10月 マイナーチェンジ(後期型)
グレード 燃費 エンジン
(出力 / トルク)
JC08 WLTC
MINI クロスオーバー
ワン
バッキンガム
7速DCT / 2WD
16.2km/L 13.6km/L 1.5L 3気筒
ターボ
102PS 190Nm
MINI クロスオーバー
クーパー
※廃止
MINI クロスオーバー
クーパーS
※廃止
MINI クロスオーバー
ジョンクーパーワークス
8速AT / 4WD
非公表 非公表 2.0L 4気筒
ターボ
306PS 450Nm
▼ 2019年9月 トランスミッション変更(JCWはエンジン変更)
グレード 燃費 エンジン
(出力 / トルク)
JC08 WLTC
MINI クロスオーバー
ワン
7速DCT / 2WD
16.4km/L 13.7km/L 1.5L 3気筒
ターボ
102PS 190Nm
MINI クロスオーバー
クーパー
7速DCT / 2WD
15.7km/L 13.7km/L 1.5L 3気筒
ターボ
136PS 220Nm
MINI クロスオーバー
クーパーS
7速DCT / 2WD
13.3km/L 2.0L 4気筒
ターボ
192PS 280Nm
MINI クロスオーバー
ジョンクーパーワークス
8速AT / 4WD
13.2km/L 11.3km/L 2.0L 4気筒
ターボ
306PS 450Nm
▼ 2017年5月 デビュー(前期型)
グレード 燃費
(JC08)
エンジン
(出力 / トルク)
MINI クロスオーバー
ワン
6速AT / 2WD
14.2km/L 1.5L 3気筒
ターボ
102PS 180Nm
2018年4月追加
MINI クロスオーバー
クーパー
6速AT / 2WD
16.6km/L 1.5L 3気筒
ターボ
136PS 220Nm
2018年4月追加
MINI クロスオーバー
クーパーS
8速AT / 2WD
15.5km/L 2.0L 4気筒
ターボ
192PS 280Nm
MINI クロスオーバー
ジョンクーパーワークス
8速AT / 4WD
14.0km/L 2.0L 4気筒
ターボ
231PS 350Nm

■ ディーゼルエンジン / 軽油 ★人気モデル

▼ 2020年10月 マイナーチェンジ(後期型)
グレード 燃費 エンジン
(出力 / トルク)
JC08 WLTC
MINI クロスオーバー
クーパーD
8速AT / 2WD
20.5km/L 16.9km/L 2.0L 4気筒
ディーゼル
ターボ
150PS 350Nm
MINI クロスオーバー
クーパーD ALL4
8速AT / 4WD
19.0km/L 16.1km/L
MINI クロスオーバー
クーパーSD ALL4
8速AT / 4WD
18.8km/L 15.7km/L 2.0L 4気筒
ディーゼル
ターボ
190PS 400Nm
▼ 2017年2月 デビュー(前期型)
グレード 燃費
(JC08)
エンジン
(出力 / トルク)
MINI クロスオーバー
クーパーD
8速AT / 2WD
21.2km/L 2.0L 4気筒
ディーゼル
ターボ
150PS 330Nm
MINI クロスオーバー
クーパーD ALL4
8速AT / 4WD
21.3km/L
MINI クロスオーバー
クーパーSD ALL4
8速AT / 4WD
20.8km/L 2.0L 4気筒
ディーゼル
ターボ
190PS 400Nm

■ プラグインハイブリッド / ハイオク

▼ 2020年10月 マイナーチェンジ(後期型)
グレード 燃費 エンジン
(出力 / トルク)
JC08 WLTC
MINI クロスオーバー
クーパーSE ALL4
6速AT / 4WD
17.6km/L 14.8km/L 1.5L 3気筒
ターボ
136PS 220Nm

電動モーター
88PS 165Nm
▼ 2017年2月 デビュー(前期型)
グレード 燃費
(JC08)
システム
(出力 / トルク)
MINI クロスオーバー
クーパーS E ALL4
6速AT / 4WD
17.3km/L 1.5L 3気筒
ターボ
136PS 220Nm

電動モーター
88PS 165Nm

2017年2月にフルモデルチェンジをはたしたクロスオーバー(F60)は、同世代のクラブマン(F54)とプラットフォームを共有するSUVタイプのMINI。MINIのモデルラインナップで最大のボディサイズをもち、広い車内や荷室、運転しやすい高いアイポイントが特長。全長はクラブマンより約3センチ長く、車幅は2センチ、全高は12.5センチ高い。ローワイドなクラブマンの車内スペースに対して、クロスオーバーの車内スペースはSUVならではの高いルーフで頭上の空間が広く開放感がある。MINIのモデルラインナップで後部座席のリクライニングや前後の位置調整ができるのはクロスオーバーだけ。ファミリーユースで使い勝手の良いモデルだが、その反面、MINIらしいキビキビとしたドライビングフィールは控え目。

クロスオーバーのパワートレーンは、ディーゼルエンジンを中心としたラインナップとなる。もっとも軽快なクーパーDとその四輪駆動モデルであるクーパーD ALL4が、21km/Lオーバーの低燃費を達成。クーパーDの高出力版エンジンを搭載したクーパーSD ALL4も、クーパーDより0.5km/Lダウンにとどまっており、どのモデルを選択してもディーゼルの優れた燃費性能が発揮される。

ガソリンエンジンは、ハイパフォーマンスモデルのジョンクーパーワークスとエントリーモデルのワンを用意。ジョンクーパーワークスの燃費はパフォーマンス重視のためディーゼルに劣るが、その代わりにディーゼルでは味わえない、高回転の加速フィールやレーシングカーのようなエキゾーストサウンド(排気音)を楽しむことができる。

追記:2018年4月に、1.5リッター3気筒のガソリンエンジンを搭載する「クーパー」と、同じく2リッター4気筒ガソリンエンジンの「クーパーS」を追加。なお、クーパーSをベースにした特別限定車「MINIブラックヒース」は同年2月に先行導入されている。

さらに、クロスオーバーは1.5リッター3気筒のガソリンエンジンと電動モーターを組み合わせたMINI初のプラグインハイブリッド(PHEV)となるクーパーS E ALL4もラインナップしている。ハイブリッド走行時の燃費はディーゼルより劣るが、充電した電気とモーターのみで最長「42.4km(マイナーチェンジ後は53km)」まで走行することができるため、使い方によってはディーゼルよりも経済性は高い。つまり、短距離移動ならば電気自動車として活用することができる。

2020年10月のマイナーチェンジ(詳細解説)」から、新しい燃費基準である「WLTCモード」が公表された。WLTCは従来の燃費基準(JC08モード)より、実際の燃費に近い。

Chcek! 新型クロスオーバー発表!PHEVもラインナップ

スポンサーリンク

第2世代 MINI|2007年2月~(生産終了)

MINIハッチバック(R56)の燃費

R56 ミニクーパーS

※写真はマイナーチェンジ後のミニクーパーS

初代からシャシーとエンジンを一新して、全長を40mmほど拡大した2代目MINIハッチバック。エンジンは、BMWとプジョーシトロエンが開発した1.6リットル4気筒エンジン(前期型のONEは1.4L)が備わる。エクステリアは初代と非常に似ているが、エンジンフィーリングや乗り心地など、クルマとしてのクオリティーは格段に進化している。その代り、初代よりもゴーカートフィーリングとよばれるダイレクトな操作感は薄れる。

初代は輸入車らしくトラブルが多かったが、2代目からは格段に信頼性が向上している。とくに2010年10月からの後期型は、トラブルが少ない成熟モデルとして定評がある。予算の都合で初代(2002~2006年式)の中古車購入を検討している方は、無理をしてでも2代目の購入を強くお勧めしたい。あとあと修理費用で高くついてしまう可能性があるからだ。もちろん、走行距離が少なく、年式が新しいほど信頼性は高くなる。

関連:ミニクーパーの維持費(日本車との違い)

2代目MINIは、2010年4月から改良型の新エンジンを搭載(クルマの外観は変更なし)。ブレーキエネルギー回生システムとMT車にアイドリングストップ機能が備わり、燃費が最大約33%もアップしている。そのため、実際の燃費は、3代目MINIと近い数値をたたき出す。

正式なマイナーチェンジ(後期型)は2010年10月で、先の新エンジンに加えて、前後のバンパーデザインの変更、テールランプのLED化などが加わる。

▼2010年4月~14年3月
 ※マイナーチェンジは2010年10月~14年3月

グレード エンジン
(出力 / トルク)
燃費
(JC08)
MINIワン
型式:CBA-SR16
1.6L 4気筒
98PS 153Nm
6MT 18.8km/L
6AT 15.4km/L
MINIクーパー
型式:CBA-SU16
1.6L 4気筒
122PS 160Nm
6MT 18.8km/L
6AT 15.4km/L
MINIクーパーS
型式:DBA-SV16
1.6L 4気筒 ターボ
184PS 240Nm
6MT 17.8km/L
6AT 13.6km/L
2012年10月~
MINI
ジョンクーパーワークス
型式:CBA-SUJCW
1.6L 4気筒 ターボ
211PS 260Nm
6MT 16.3km/L
6AT 13.0km/L

▼2007年2月~10年3月
 ※燃費は10・15モード

グレード エンジン
(出力 / トルク)
燃費
(10・15モード)
MINIワン
型式:ABA-ME14
1.4L 4気筒
95PS 140Nm
6MT 17.2km/L
6AT 14.2km/L
MINIクーパー
型式:ABA-MF16
1.6L 4気筒
120PS 160Nm
6MT 16.8km/L
6AT 13.8km/L
MINIクーパーS
型式:ABA-MF16S
1.6L 4気筒 ターボ
175PS 240Nm
6MT 14.4km/L
6AT 12.6km/L

スポンサーリンク

MINIクラブマン(R55)の燃費

ミニクラブマン クーパーS R55

※写真はクーパーS

MINIクラブマンは、2代目MINIから新たに追加された派生モデル。全長を大幅に拡大(240mm)して、MINIハッチバックのウィークポイントだった後席とラゲッジルームの狭さを解消している。MINIに乗りたいけど後席の狭さがネックになっている方にお勧めのモデルだ。

リアゲートはスプリットドアと呼ばれる観音開き仕様で、さらに運転席側にだけ後席へアクセスするための補助ドア「クラブドア」が備わる。「2ドア+補助ドア+観音開きドア」の非常にオリジナリティあふれる仕様になっている。

2010年4月から新エンジンを搭載し、ブレーキエネルギー回生システムとMT車にアイドリングストップ機能が備わり、燃費が最大約33%もアップしている。正式なマイナーチェンジ(後期型)は2010年10月で、新エンジンに加えて、フロントバンパーデザインの変更、テールランプのLED化などが加わる。

当モデルは、2014年6月に生産終了。2015年11月発売の2代目クラブマン(F54)は、ボディサイズが大幅にアップして「4ドア+観音開きドア」に仕様変更された。

▼2010年4月~(生産終了)
 ※マイナーチェンジは2010年10月~

グレード エンジン
(出力 / トルク)
燃費
(JC08)
MINIクラブマン
クーパー
型式:DBA-ZF16
1.6L 4気筒
122PS 160Nm
6MT 18.0km/L
6AT 14.2km/L
MINIクラブマン
クーパーS
型式:DBA-ZG16
1.6L 4気筒 ターボ
184PS 240Nm
6MT 17.8km/L
6AT 13.2km/L
2012年10月~
MINIクラブマン
ジョンクーパーワークス
型式:CBA-MHJCW
1.6L 4気筒 ターボ
211PS 260Nm
6MT 16.3km/L
6AT 13.0km/L

▼2007年10月~10年3月
 ※燃費は10・15モード

グレード エンジン
(出力 / トルク)
燃費
(10・15モード)
MINIクラブマン
クーパー
型式:ABA-ML16
1.6L 4気筒
120PS 160Nm
6MT 18.0km/L
6AT 14.2km/L
MINIクラブマン
クーパーS
型式:ABA-MM16
1.6L 4気筒 ターボ
175PS 240Nm
6MT 15.0km/L
6AT 12.4km/L

MINIコンバーチブル(R57)の燃費

ミニコンバーチブル ミニクーパーS R57

※写真はマイナーチェンジ後のクーパーS(Highgateパッケージ)

2代目となるMINIコンバーチブルは4人乗りのオープンモデル。基本的に2代目MINIハッチバックをベースとしており、基本性能は変わらない。オシャレなMINIの中でも一目置かれるモデルだ。

BMWとプジョーシトロエンが開発した新しいエンジンにより、燃費は初代よりも最大約40%アップしている。そのほかオープンモデルの課題である後方視界の改善、ラゲッジルームも拡大された。

2010年4月からブレーキエネルギー回生システムとMT車にアイドリングストップ機能が備わり、燃費が最大約33%も改善されている。正式なマイナーチェンジは2010年10月で、前後のバンパーデザインの変更、テールランプのLED化などが加わる。

▼2010年4月~(生産終了)
 ※マイナーチェンジは2010年10月~

グレード エンジン
(出力 / トルク)
燃費
(JC08)
MINIコンバーチブル
クーパー
型式:CBA-ZN16
1.6L 4気筒
122PS 160Nm
6MT 18.0km/L
6AT 14.8km/L
MINIコンバーチブル
クーパーS
型式:DBA-ZP16
1.6L 4気筒 ターボ
184PS 240Nm
6MT 17.8km/L
6AT 13.2km/L
2012年10月~
MINIコンバーチブル
ジョンクーパーワークス
型式:CBA-MRJCW
1.6L 4気筒 ターボ
211PS 260Nm
6MT 16.3km/L
6AT 13.0km/L

▼2009年4月~10年3月
 ※燃費は10・15モード

グレード エンジン
(出力 / トルク)
燃費
(10・15モード)
MINIコンバーチブル
クーパー
型式:ABA-MR16
1.6L 4気筒
120PS 160Nm
6MT 18.6km/L
6AT 14.6km/L
MINIコンバーチブル
クーパーS
型式:ABA-MS16
1.6L 4気筒 ターボ
175PS 240Nm
6MT 15.4km/L
6AT 12.4km/L

MINIクーペ(R58)の燃費

ミニクーペ ジョンクーパーワークス R58

※写真はジョンクーパーワークス(JCW)

MINI初の2シーター(2人乗り)。MINIのラインアップで最も走行性能が高いスポーティなモデル。他のモデルよりもルーフが低いデザインを採用して空力性能を最適化している。さらに、時速80km/h以上になると自動に起動する「アクティブリアスポイラー」で高速走行時の空力性能も高い。販売台数は少なく、希少なモデルとなっている。

ブレーキエネルギー回生システムとアイドリングストップ機能(MT車)が備わっており、速さだけではなく燃費も優秀だ。特にクーパー MTの燃費は19.0km/Lに達し、これは2代目MINIの中で最も優れている。

MINIらしいオリジナリティ溢れるモデルだが、次期モデルの予定はなく、当モデルをもって販売終了となることが報じられている。

▼2011年9月~(生産終了)

グレード エンジン
(出力 / トルク)
燃費
(JC08)
MINIクーペ
クーパー
型式:DBA-SX16
1.6L 4気筒
122PS 160Nm
6MT 19.0km/L
6AT 15.4km/L
MINIクーペ
クーパーS
型式:DBA-SX16S
1.6L 4気筒 ターボ
184PS 240Nm
6MT 17.6km/L
6AT 15.4km/L
2012年10月~
MINIクーペ
ジョンクーパーワークス
型式:CBA-SXJCWC
1.6L 4気筒 ターボ
211PS 260Nm
6MT 16.3km/L
6AT 13.0km/L

MINIロードスター(R59)の燃費

ミニロードスター ジョンクーパーワークス R59

※写真はジョンクーパーワークス(JCW)

2シーター(2人乗り)のオープンモデル。MINIのオープンカーは、4人乗りのMINIコンバーチブル(R57)が代表格だが、MINIロードスターはスポーティなMINIクーペ(R58)をベースとしている。車高もコンバーチブルより30mm低く、Aピラーの角度も浅いため、優れた加速性能を有している。

MINIロードスターと同様に、時速80km/h以上になると自動起動する「アクティブリアスポイラー」で高速走行時の空力性能も高い。販売台数は極端に少なく、非常に希少なモデルとなっている。

燃費は、ブレーキエネルギー回生システムとアイドリングストップ機能(MT車)が備わっており、MINIのラインナップの中でも優秀だ。特にクーパー MTの燃費は19.0km/Lに達し、これは2代目MINIの中で最も優れている。

残念ながら前項のMINIクーペと同様に、当モデルをもって販売終了となることが報じられている。

▼2012年1月~(生産終了)

グレード エンジン
(出力 / トルク)
燃費
(JC08)
MINIロードスター
クーパー
型式:DBA-SY16
1.6L 4気筒
122PS 160Nm
6MT 19.0km/L
6AT 15.4km/L
MINIロードスター
クーパーS
型式:DBA-SY16S
1.6L 4気筒 ターボ
184PS 240Nm
6MT 17.6km/L
6AT 15.4km/L
2012年10月~
MINIロードスター
ジョンクーパーワークス
型式:CBA-SYJCWR
1.6L 4気筒 ターボ
211PS 260Nm
6MT 16.3km/L
6AT 13.0km/L

MINIクロスオーバー(R60)の燃費

ミニクロスオーバー クーパーS R60  マイナーチェンジ後

※写真はマイナーチェンジ後のクーパーS

MINI初の4ドアモデル。ボディサイズも拡大し、大人4~5人が快適に乗れるMINIとして多くの支持を得ている。MINIの販売台数の40%を占める人気モデルとなっており、2ドアのMINIハッチバックやMINIクラブマンから乗り換えるオーナーも多い。カテゴリーはSUVになるが、MINIのエレガントなデザインを継承しており、男性的でありながら可愛らしいキャラクターを合わせ持つ。

ALL4と呼ばれるMINI初のフルタイム四輪駆動モデルもラインアップされているため、雪道走行が多い方にもお勧めできるMINIだ。

一部のモデルにブレーキエネルギー回生システムやアイドリングストップ機能が備わっており、コンパクトなMINIハッチバック(R56)と比べても燃費は悪くない。

2014年9月のマイナーチェンジから、燃費とパワーに優れたクリーンディーゼルエンジンを搭載したモデルが追加された。モデル名に「D」が付け加わるディーゼルモデルは、クーパーSにおいてガソリン車よりも約19%ほど燃費が改善している。

▼2014年9月~(生産終了)
(マイナーチェンジ)

グレード エンジン
(出力 / トルク)
燃費
(JC08)
MINIクロスオーバー
ワン
MT 型式:DBA-ZA16
AT 型式:CBA-ZA16
1.6L 4気筒
98PS 153Nm
6MT 17.2km/L
6AT 13.8km/L
MINIクロスオーバー
クーパー
MT 型式:DBA-ZA16
AT 型式:CBA-ZA16
1.6L 4気筒
122PS 160Nm
6MT 16.6km/L
6AT 14.0km/L
MINIクロスオーバー
クーパーS ALL4
※四輪駆動モデル
MT 型式:DBA-ZC16A
AT 型式:CBA-ZC16A
1.6L 4気筒 ターボ
190PS 240-260Nm
6MT 16.2km/L
6AT 12.5km/L
MINIクロスオーバー
ジョンクーパーワークス
※四輪駆動モデル
型式:CBA-XDJCW
1.6L 4気筒 ターボ
218PS 280-300Nm
6MT 14.4km/L
6AT 12.0km/L
MINIクロスオーバー
クーパーD
AT 型式:LDA-XD20F
2.0L 4気筒
ターボ ディーゼル
112PS 270Nm
MTなし
6AT 16.3km/L
MINIクロスオーバー
クーパーD ALL4
※四輪駆動モデル
AT 型式:LDA-XD20A
2.0L 4気筒
ターボ ディーゼル
112PS 270Nm
MTなし
6AT 15.6km/L
MINIクロスオーバー
クーパーSD
AT 型式:LDA-ZB20
2.0L 4気筒
ターボ ディーゼル
143PS 305Nm
MTなし
6AT 16.6km/L

Chcek! クロスオーバーにディーゼルエンジンを初搭載!

ディーゼルモデルの追加に伴い、ガソリン車のクーパーALL4とクーパーSは廃止(後に復活した)されている。なお、マイナーチェンジ後のクーパーS ALL4は、最高出力が6ps(馬力)アップしたうえで、燃費も若干向上している。

▼2011年1月~14年8月

グレード エンジン
(出力 / トルク)
燃費
(JC08)
MINIクロスオーバー
ワン
MT 型式:DBA-ZA16
AT 型式:CBA-ZA16
1.6L 4気筒
98PS 153Nm
6MT 17.2km/L
6AT 13.8km/L
MINIクロスオーバー
クーパー
MT 型式:DBA-ZA16
AT 型式:CBA-ZA16
1.6L 4気筒
122PS 160Nm
6MT 16.6km/L
6AT 14.0km/L
MINIクロスオーバー
クーパーALL4
※四輪駆動モデル
MT 型式:CBA-ZB16
AT 型式:DBA-XD16
1.6L 4気筒
122PS
MT 160Nm
AT 190Nm
※ATはターボ
6MT 14.8km/L
6AT 12.7km/L
MINIクロスオーバー
クーパーS
型式:DBA-ZC16
1.6L 4気筒 ターボ
184PS 240-260Nm
6MT 16.2km/L
6AT 14.0km/L
MINIクロスオーバー
クーパーS ALL4
※四輪駆動モデル
MT 型式:DBA-ZC16A
AT 型式:CBA-ZC16A
1.6L 4気筒 ターボ
184PS 240-260Nm
6MT 15.4km/L
6AT 12.2km/L
MINIクロスオーバー
ジョンクーパーワークス
※四輪駆動モデル
型式:CBA-XDJCW
1.6L 4気筒 ターボ
218PS 280-300Nm
6MT 14.4km/L
6AT 12.0km/L

スポンサーリンク

MINIペースマン(R61)の燃費

ミニペースマン クーパーS R61

※写真はミニクーパーS

スポーツアクティブクーペと呼ばれ、どの既存カテゴリーにも属さない2ドアSUVのMINIペースマン。エンジンやフロントフェイス、インテリアはMINIクロスオーバー(R60)とほぼ同じだが、2ドアの独特なスタイリングとリアデザインはペースマンだけの特権だ。ドライビングフィールもクロスオーバーよりスポーティに味付けされている。販売台数が少なく、希少なモデルとなっている。

燃費はMINIクロスオーバーより僅かに優れているが、ほぼ同じといえる。2014年9月のマイナーチェンジから、低燃費とパワーを両立したクリーンディーゼルエンジン搭載のクーパーDが追加された。燃費はガソリン車のクーパーよりも約16%向上している。

ディーゼルモデルの追加に伴い、ガソリン車のクーパーALL4とクーパーS ALL4は廃止。

▼2014年9月~(生産終了)
(マイナーチェンジ)

グレード エンジン
(出力 / トルク)
燃費
(JC08)
MINIペースマン
クーパー
MT 型式:DBA-SS16
AT 型式:CBA-SS16
1.6L 4気筒
122PS 160Nm
6MT 16.7km/L
6AT 14.0km/L
MINIペースマン
クーパーS
型式:DBA-SS16S
1.6L 4気筒 ターボ
184PS 240-260Nm
6MT 16.2km/L
6AT 14.1km/L
MINIペースマン
ジョンクーパーワークス
※四輪駆動モデル
型式:CBA-SSJCW
1.6L 4気筒 ターボ
218PS 280-300Nm
6MT 14.4km/L
6AT 12.0km/L
MINIペースマン
クーパーD
AT 型式:LDA-RS20
2.0L 4気筒
ターボ ディーゼル
112PS 270Nm
MTなし
6AT 16.3km/L

Chcek! ペースマンにディーゼルエンジンを初搭載!

▼2013年3月~14年8月

グレード エンジン
(出力 / トルク)
燃費
(JC08)
MINIペースマン
クーパー
MT 型式:DBA-SS16
AT 型式:CBA-SS16
1.6L 4気筒
122PS 160Nm
6MT 16.7km/L
6AT 14.0km/L
MINIペースマン
クーパーALL4
※四輪駆動モデル
MT 型式:CBA-SS16CA
AT 型式:DBA-RJ16CA
1.6L 4気筒
122PS
MT 160Nm
AT 190Nm
※ATはターボ
6MT 14.8km/L
6AT 12.7km/L
MINIペースマン
クーパーS
型式:DBA-SS16S
1.6L 4気筒 ターボ
184PS 240-260Nm
6MT 16.2km/L
6AT 14.1km/L
MINIペースマン
クーパーS ALL4
※四輪駆動モデル
MT 型式:DBA-SS16SA
AT 型式:CBA-SS16SA
1.6L 4気筒 ターボ
184PS 240-260Nm
6MT 15.5km/L
6AT 12.3km/L
MINIペースマン
ジョンクーパーワークス
※四輪駆動モデル
型式:CBA-SSJCW
1.6L 4気筒 ターボ
218PS 280-300Nm
6MT 14.4km/L
6AT 12.0km/L

厳選!ミニクーパーの中古車専門店 全国一覧

厳選!ミニクーパーの中古車専門店 全国一覧

text by minicooper-sketch.com